【第11回】みょうこうミライ会議 議論の進め方(人の流れチーム)
こんにちは。
みょうこうミライ会議事務局の藤田です。
先日、みょうこうミライ会議の中間報告会が行われました。各チームが現段階で議論している内容について発表をし、妙高市のアドバイザーである青山社中株式会社の朝比奈一郎筆頭代表よりフィードバックをいただきました。
今回の記事では会議スタートから現在まで、どんなかたちで議論を進めてきたかのご紹介をさせていただきます!
みょうこうミライ会議 全体の流れ
まず、みょうこうミライ会議の全体の流れについて改めてご説明します。
みょうこうミライ会議についてはこちらの記事を参照ください。
会議は、8月上旬に参加者がオンラインで一堂に会す「プレキックオフ」ミーティングを持ってスタートしました。その時の様子はこちらです。
8月下旬には実際に妙高を訪問し、対面での「キックオフ」ミーティングを行いました。
人の流れチームは移住者にヒアリングしたり、観光名所を訪問したりするなどしてフィールドワークを実施しました。
そして9月末に実施した中間報告を経て、10月末には妙高で最終報告会を予定しています。
それまでの間、2週間に1回程度オンラインミーティングを設けて、政策立案を進めています。
オンラインミーティングで議論したこと
これまでに計6回、それぞれ以下の内容でオンラインミーティングを実施しました。
第1回(2020/8/12 実施)、第2回(2020/8/25 実施)
プレキックオフとキックオフ(現地訪問)の間に実施したオンラインミーティングです。ざっくばらんに、理想のライフスタイルとは何か、妙高からの参加者が実際にどんなライフスタイルを実践しているのか、どんな人をターゲットとしたいのか、などについて議論しました。
第3回(2020/9/15 実施)
都市部企業の方々からそれぞれの事業の説明と、都市部の暮らしのトレンドについて共有してもらい、それぞれがどんなリソースを提供できるか確認しました。また、議論の方向性を合わせるために、KPIとして何を設定するのか、それを達成するためにどんなターゲットを選定するべきかなどの議論のフレームワークを作りました。
第4回 (2020/9/25 実施)
議論のフレームワークをワークシート化し、それぞれワークシートを埋めてもらい共有をしました。具体的なアイデアがいくつか出てきたため、それらをまとめて中間報告の発表材料としました。
5回目(2020/10/07 実施)
中間報告ではそれぞれのアイデアを具体的な政策玉に落とし込んでいく作業が必要というフィードバックをいただいたため、5回目の議論では、市役所でまとめてもらった14個の施策に対して、実現可能性や妙高のリソースを最大限活用できているかどうかの観点から、詰めていくアイデアをいくつかに絞りました。
これまでの議論で大変だったこと
みょうこうミライ会議は市役所職員や妙高市民だけでなく都市部の人材にも関わってもらうことで、今までにない視点から政策立案を行うという点でユニークな取り組みです。
一方で、参加者の業種が異なるということもあり、中々全員で集まる機会をつくることができませんでした。slackのチャット上ではアイデアの共有など活発的に行われていましたが、みんなで直接議論をする時間が持てなかった結果、議論の方向性を決めるのが大変だったように思います。
議論の方向性を決めるための工夫として、3回目のミーティングで議論のフレームワークを作り、ワークシートベースにそれぞれアイデアを共有してもらいました。
ワークシートを元に議論を進めたことで、一つひとつのアイデアを具体化することができ、共通項や組み合わせられることを明確にすることができました。
また3ヶ月間という短期間で政策立案しなければならないことも、みょうこうミライ会議の難しさでもあります。限られた時間の中、都市部企業の参加者が提供できるリソースをベースに考えた結果、短い期間で具体的な政策案を検討できたように思います。
新しい政策立案のかたち
みょうこうミライ会議は妙高市役所職員、妙高市民、都市部企業の三者が連携をして、slackでのチャットやオンラインミーティングを通じて政策をつくっていくという非常に面白い取り組みになっています!
最終報告会は10月末です。最後どんなアウトプットになるかお楽しみに!
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