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失敗したシステム投資の改善ポイント

1.うまく行かないシステム投資に関する反省点

  システム投資をした結果が満足出来なかったことありませんか?
 《不満足点》
   ・ やりたかったこと、期待した成果が出なかった
   ・ 当初見積もりより費用が増えた
   ・ 開発委託先と関係が悪化した
  システム投資失敗の「あるある」ですよね。
  なんでこうなるのでしょうか?

2.システム通し失敗の委託元側の反省ポイント

  反省会とかやりますよね?
 問題を洗い出すポイントは「要求定義・要件定義」です。
 これがしっかり出来ていたかが重要です。
 「何をしたいか」「成果(ゴール)はなにか」…を明確にして、開発側へ
 提示するのはシステム投資(開発・構築)を計画している側の責務です。
 ここが曖昧であれば、結果として、成果物が不明確で、失敗の原因に
 なります。
 
 「しっかり定義」出来ているよ?本当ですか?

  現行システムの問題点、解決課題は定量的に明確に出来ていますか?
   →レスポンス XXX、スループット XXX, XXXPVとか とか
 結構この当たりがフワーッとっしてることが多いです。
 10年使える、最先端技術で、史上最高速、種々のプロトコルサポート、
 なんでも、どこでも、心地よく使える…、業務効率UP…。なんてなって
 ませんか?明確ではありませんね。実現できるか?の検証も…。

3.システム要求定義・要件定義がフワーーとする裏読み

  要件定義がふわーーとする原因はどこにあるのでしょう?
 以下の原因が考えられます。
   ① 委託側がシステムに関するスキルや思いがない
     → システム開発に興味がない
     → 丸投げられた方も問題がわからない
   ② 経営者への「プレゼン」と現場でのシステム「検討」を
     履き違えている

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