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情報漏えいをパターン分けしてみると                           ー情報セキュリティ解説ー

1.情報漏えいが起きる類型


  情報漏えいの類型はざっくり下記の三類型に分けられる。
   ① (内部者からの)社内からの持ち出し
   ② 誤公開などによる意図しない漏洩
   ③ (外部者)による窃盗


2.情報漏えいが起きる各類型の具体例


   ① (内部者からの)社内からの持出し
    第三者への提供目的等本人が悪意を持っているケースだけでなく、
    風呂敷残業など本人は善意で行っているケースがある。
    持ち出した後、落としたり盗まれたりして、漏洩する。
      
   ② 誤公開などによる意図しない漏洩
    漏洩、公開するつもりはないが、誤ってHPに掲示、メールの
    誤送信。廃棄管理が不十分(廃棄したHDDから漏洩した事件
    も会ったかと思います。)
    意図していなかったにもかかわらず情報が漏洩してしまう。  

   ③ (外部者)による窃盗
    悪意のある第三者が社内(物理的な建物の中)・社内システム
    に、侵入し盗み出す
       

3.情報漏えいが起きる各類型の対策の裏読み

  それぞれの類型の対策のポイントと難しさは以下になります。

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