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「カルチュラル・ジャパン」を使ってみた

今回は、和風の文様を探したときの記録メモです。

▼ 2020年8月にスタートした「カルチュラル・ジャパン」。ここでいろいろなものを素早く横断検索、数クリックで求めるものにたどり着けて、「うわ…便利…」と思いました。
こちら、以前に私の記事でベータ版が始まったよと取り上げた「ジャパンサーチ」とは違う検索サイトなのですが、使いやすかったです。

https://cultural.jp/

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何がいいって、関連しそうなものを世界中の公開されたブツから引っ張って一覧にしてくれる。なので、以前のようにどこそこの美術館のサイトを掘ってから、別の博物館を掘って、みたいなことをしなくていい。
国立国会図書館のブツと同じ内容のものを、検索結果一覧から、大英博物館ではカラー資料があるとすぐにわかって見られたりするんですよ。

▼ 例えば、小紋で探していて見つけた、国立国会図書館の「京伝工夫小紋形」。これは出版年月日に [天明4 (1784)]序 と記載があります。

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これの一覧では、大英博物館に「小紋裁」というタイトルで関連資料が出ていたので見てみると、実は上記のブツのカラー版だったので喜んで見てました。”Production date 1861”と記載があるので、たぶん後に出たカラー版なのかもしれません。

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可愛くないですかこのネズミの文様。あー年賀状で入用だった時にこれを見つけていれば。w

ほかにも、手ぬぐいとかで今でも作ったら可愛くなりそうな文様がたくさんあります。
私ね、アホみたいな総柄の地味シャツが欲しいんですよね…でも和柄って壮大な北斎デザインとか多くて、普段にさりげなく着られるタイプのが見つからないのが微妙に。こういうのいい気がするんだけど。

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▼ 「ジャパンサーチ」の方は、日本国内の横断検索サイト。
ここは、資料ごとに「使用できるかどうか、申請の必要があるかどうか」の記載があって、とても丁寧。
ここはここですごく好感が持てるので、どっちも使っていきたいですね。

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こっちは、どちらかといえば学校で使いやすいような、教育目的のような感じもするので、お子様にもおすすめな気がします。

カルチュラル・ジャパンの方は、一つずつ資料の詳細を見て、提供元の利用規約を読んで判断する必要があるので、ちょっと手間かもしれません。ご利用は計画的に。注意するとしたらそこだけかな~;

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