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合奏・曲作り・演出

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音質の揃え方、合奏練習、曲作りや演出についてのメモ
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#視覚の優位性

「間(ま)」

「間(ま)」というものの謎。 曲を演奏するときに、「間を大事に」と言われて困った記憶があります。 「間って何ですか?」と訊いてもあんまりはっきりした答えはもらえずに、「音で絵を描くように意識して」とかしか言われなかったような。 音で絵を描くって謎すぎるじゃないですか。困る。w いまだによくわかってないので、「間」について調べてみました。 ▼「休符を演奏する」休符は大事なものです。その長さを意識する。そしてその長さを表現として使えるようになるには。 ▼「メトロノームの

配置、パートの関係

配置の記事の続き。 配置は視覚的な情報を含むので、たまに注意が必要なときもあるかも。 角度をつけるかつけないか 以前、「六段」二名での演奏を部内発表会でやったときだったかな、配置について指摘したことがありました。 普段から相向かいでやることが多いので、その感覚で配置しただけだったと思うのですが、六段って、複数パートではないんですね。 なのですが、相向かいの配置だと、楽器の間が切れて見えるんです(これって私だけかな?) 同じパートのはずなんだけど、斜めの相向かいになって

「雰囲気を変えたい」ときの+α

前の記事の続きというか、分割。 視覚の優位性舞台で爪が光るのが目についたりして気になるというのを前の記事で書きましたが、それも多分理由があって。 舞台上では光り物、時計とかアクセサリーは外すように言われるんですね。たぶん、変なタイミングで光って、あちこち意識がいくようなタイプは集中しづらくなるからなんだろうな。視覚の優位性。耳よりも目の方が人の意識や感覚を支配するので。 光るものが舞台上にあると、そっちに意識がいっちゃうんだ。 昔、その”光り物NG”の話をしたら「光る箏

視覚効果としての「配置」

前の記事「雰囲気を変えたい」ときの+α」で、照明を使った視覚効果について書きました。一曲ずつの印象を変える、パッケージとしての考え方。 でも「そこまでお金かけれないし、裏方スタッフも足りてない」ってなるときは。 基本の配置を変更して、「見た目」を変える、バリエーションを生むこともできます。 (これ、見た目だけでなく、音の位置が変わるので、実は+αとして意外と効果があるんです。それと、立体的に音を配置する感覚があると、大人数の時も音が埋もれにくくなったり、楽ができる。ことも