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合奏・曲作り・演出

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音質の揃え方、合奏練習、曲作りや演出についてのメモ
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#楽器演奏

場面の雰囲気を変えたい、という要望

演奏の時の演出、「ここの雰囲気を変えたい」というのは、毎年のように聞きましたし、毎年苦労する所かなと思います。旧ブログを読み返していると、本当によく出ていた悩み事相談のトップだったかと。 毎年苦労する、ということは、つまり、毎年色んな工夫をして作り上げる、そのノウハウは、そのときそのときで消えてしまって、次に活かせていないし、活かせるものが残ってない、ということだったのかも。と思い至りました。 演出の 目的別パターン を抽出する演出については、曲によってやり方が変わるし、

全体の音量の調整。パーセンテージの感覚

音量を意識するって、変化をつけたい場面で頑張るために意識することの方が多いかもしれません。 だけど、「頑張らないと変化がつかない」のは、=「変化するためのベースが作れていないから」でもありまして。 パターン1、パートが増える場面曲中で「もっとクレシェンドで音量上げて!みんな頑張って!」となるとき、実は、頑張らなくてはいけないのはクレシェンドではなく、それ以前の場所。って意識したことありますか。 曲によっては、次の展開へつなげるために、パートが増えていくけど・音量小さめでキ

緊張するときのアレコレ

人前で演奏するときに、いわゆる「あがって」しまう、緊張しやすいタイプさん、多いですよね。 「緊張するのはよくない」、「失敗する原因」、と思っていること、多いのでは。 実は、緊張するって、悪いことではないのです。 緊張しやすい人私のケースですが。 私は緊張しやすくて、たとえば演奏会の前日から胃がぎゅーっとしてご飯が食べられないような極細な神経の人間で。 「緊張する=自信のなさの表れ」だと思い込んでいたので、はじめの頃は、緊張すること自体ダメな証拠だと思っていたときもありま