ヴェポラップ

孤独には慣れてたつもり固まったヴェポラップにはうすい爪あと

ヴェポラップ 夢の入場ゲートでは知らない森の匂いがしてた

やわ肌に伸ばした青はやがて海、凪いだ海へと変わっていった

指先のあたたかさの意味わからない人工知能はソレを買わない

手のひらで上手に蓋を閉めている 歳下の母が私を覗き込む

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