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また読みたい記事

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僕の心にぶっ刺さった記事をまとめさせていただきました
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#スキしてみて

「ご趣味は?」

…..趣味、ですか。 初めて会った人から聞かれたら、 恐らくわたしはたじろいでしまうだろう。 好きなものや好きなことすらあれど、 「無趣味」であることを気にしている人は多いと思う。 かく言うわたしも、その一人である。 ゲーム…と言えるほど頻繁にゲームしてないし、 音楽聴くこと…と言えるほど幅広くも深くも知らないし ポケモン…は好きなものであって趣味ではない….. 一人の時間に、何もしていない訳ではないのだ。 漫画だって読むし、動画も見る。 ただ、人に堂々と「趣味です!

推しポケという名の相棒

こんにちは、こんばんは。 以前、「ポケモンと旅をすること」が好き、という話をしました。 わたしはそのいくつもの旅の道中、相棒としてずっと連れ添っていたポケモンがいます。 それがわたしの愛すべきミュウ! ポケモンを数種類プレイしたことのある人ならご存知かと思いますが、 ミュウはポケモンの中でもかなり入手困難なポケモンです。 「幻のポケモン」だからね。 そんなミュウが相棒になったのは小学校低学年の頃。 わたしにとって初めてのポケモン、『ポケットモンスター ルビー』を手に

小説|夢見る兄ちゃん

「右手でけん玉、左手でヨーヨーをしながら、リフティングを100回する」 1学期最後の日、夏休みの目標を提出した僕は担任の松本に殴られた。 職員室のデスク5個分くらい吹っ飛んだ。いや、嘘だ。実際はちょっとよろけて手をついたくらい。松本は、引きつった笑顔で僕の方を見る。 「お前は馬鹿か。それ、この間話した、俺の夏休みの目標だろう」 ◇ 春休み。空がずっとずっと遠くまで青く、桜がヒラヒラと舞う中、僕らはまだ見ぬ土地を目指していた。 「よっしゃ、行くぞー!」 「待てよ涼介!

当方128の『ちょっとだけ青春な話』

 はじめまして、当方128と申します。35歳独身男性です。  みょー様の『第二回 ちょっとだけコンテスト』企画に参加させていただきます。よろしくお願いいたします。  以下の見出しが真のタイトルですが、これで良かったのだろうか……。 『童貞がリア充にマウントを取った日』 人間は、余程の天才でも無い限り、話し上手と書き上手、そのどちらかのスキルしか得られないと誰かが言った。私は昔から文章を書くことが得意で、多くの人に褒められてきた反面、人前で話すのは大の苦手だった。早い話が人見

パンより、パン屋さんがすき。

パンとパン屋さんどっちが好き?と聞かれれば、 「パン屋さん!」と答えます。 もちろん、パンが好きだからパン屋さんが好きなのだけれども。パンを食べたい訳ではないのに、パン屋さんに行きたくなる時があるんです。 剥き出しの個性様々なパンが並べられているあの感じ。あの光景を目にしたくなります。 ショーウィンドウから眺めるのもいいんだけど、やっぱりあの店内に漂うパン屋さんの香りにも包まれたい。ガラス越しじゃ嫌なんです。 将来、徒歩圏内に好みのテイストのパン屋さんと、大きめの木が