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2020年10月25日

2020年10月25日、Snow Manのデビューコンサート「Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.」が幕を閉じた。

全9公演中、私は4公演を配信で見たのですが、その時のあるメンバーの発言と、残りの5公演のレポから感じたことをここに残しておこうかと思います。




最年少の抱えるもの

冒頭に書いたあるメンバーというのは、メンバー最年少のラウールのことだ。

当初私がSnow Manのファンになり、このメンバーを推したい!と思ったのはラウールとは別のメンバーです。
しかし、ここ最近のラウールのパフォーマンスと成長過程はどうしたって惹かれてしまう。自分の推しとは別に、ラウールという存在を意識せざるを得なくなっている。

それはファンも世間も同じなのかもしれない。出る杭は打たれるとは言ったものだけど、ラウールが輝くほどに、ネットで見たくない発言を目にしてしまうことがある。それはもはや交通事故のようなものでわざわざパブサしなくても出会ってしまうことも。

ここで私の立場を言っておくと、私はラウールの一切の発言、姿勢を全肯定します。
事務所の売り出し方も、私個人としては否定的になるつもりはありません。

だって、彼の言うことは間違っていないと思うし、何より彼の考えからSnow Manを本気で世界トップのアーティストにしようとしているのが見えるから。

彼のパフォーマンスにもちろん惹かれるのもありますが、それ以上にSnow Manへの向き合い方がすごく好きです。

公演中のラウールのコメントレポで

俺らが感謝しても仕切れないぐらい、抱えられないぐらいの応援を肌で感じてます。僕らジャニーズ、歌もダンスも素人みたいなもんです。でもみなさんの応援のおかげでここに立ててます。

というものを目にした。

これを読んだとき、ラウールの意志と、覚悟と、本気と、愛と、他メンバーとの関係性が見えたようで泣きそうになった。


まず、この発言ってめちゃくちゃ攻めてる。相当の覚悟がないと言えない。
俺はまだまだこんなもんじゃないぜ、もっともっと最高を更新していくし、それを期待してくれ」って自分で超えるべきものを作って、ファンに見せようとしてくれてる。
言ってしまえば「今から面白いこと言うよ」って自分でハードル上げちゃってるのよ、関西人のこーじからしたらそんなのおい!って突っ込むとこでしょう笑でもラウールはそのハードルをどんどん超えていってる。
この発言はラウールが自ら予防線を取っ払ったようにも思える。もう俺はこの世界で戦うって決めたんだっていう本気を感じる。予防線とったら、あとは戦うしかなくなるんだよ??それを17歳で決断したことに脱帽。

そして、この発言が出来る環境、つまりSnow Manというグループに、ラウールがどれだけ信頼を置いていて、メンバーともそれだけの関係性ができているのだろうということにも思いを馳せた。
年上のメンバーだらけで、加入当初は遠慮することもあったかもしれない。実際、その時期のYouTubeを見ていると最年少のウブさとかそういうのが垣間見える。
けどそこから1年以上、お兄ちゃんたちに良い意味で遠慮せず、一緒にSnow Manを高いところに連れて行くんだという意志を見せられるようになった。並大抵の信頼関係じゃきっと言えない。
本当に本当にこのグループが好きなんだなって感じられる。

そして最後に、この発言は受け取り側のファンを信じてくれているんだろうなとも感じた。それと同時に、これは私個人の勝手な想像であり受け取り方だが、ファンの側も真摯さを問われているような気がした。

ラウールは頭がいい。自分やグループの見せ方(魅せ方)をしっかり考えているのが雑誌やテレビの取材で感じられる。そんな頭がいい彼が、受け取り方によっては良いようにも悪いようにも転ぶ発言を投げたのはあえて、なように思う。直後のTwitterではこの発言に関して色々な人が色々なことを思っているようだった。
受け取り側にあえて受け取り方を任せるということは、自分が意図しない方向に発言が捉えられてしまうこともあるわけで、何を言われるか分からない怖さがある。
それでもこの発言をしたということは、「俺もファンのみんなを信じるから、ファンのみんなも俺を信じてついて来て、最高の景色を見せてあげる!」という約束をしてくれたように思える。

だから私は、そんなラウールに、Snow Manというグループについていきたいと思った。

2020年10月25日コンサート最終日の最終公演挨拶でラウールはこう言っている。

僕が何か言われたりして、僕がちょっと悲しい気持ちになるのはわかる。けど、考えたら応援してくれる人が凄く悲しんでたことも今までいっぱいあった。それは、だいぶごめん。

17歳の子にこんなことを思わせてしまっている。

常々私が思うのは、「ファンだから」、という理由に驕りすぎてはいけないな、ということだ。むしろ、「ファンだから」こそ、推しに恥じない自分でいたいし、自分を律していきたい。自戒を込めて、17歳にこんなことを思わせてしまっていることを心に留めておく。



こんなにファンに思いやりのある子がSnow Manにはいるんだね、そしてその末っ子をここまで育ててくれたのはメンバーたちなんだね。

Snow Manって最高なんです。Snow Manに入って、自分自身の考え方とかエンターテイメントに対する姿勢とか、めちゃくちゃ変わった。それは、大きな背中を見せてくれた8人のおかげ。8人がいるから今こうやってパフォーマンスができてる。

同じく最終公演のラウールの挨拶で大好きなところ。私がSnow Manというグループを好きになった理由の一つです。


ここまで長くなりましたが、Snow Man ASIA TOUR 2D.2D. の完走、おめでとうございます!きっと全ての公演がファンの心を動かしたと思います。そんな素晴らしいパフォーマンスを見せてくれてありがとう。これからもSnow Manを応援していきたいと思えたデビューコンサートでした!!!!!

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