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「恐怖の顕現、ウンブリス」統率者のすすめ。

はじめに

こんにちは。こんばんは。おはようございます。

皆さまは「恐怖の顕現、ウンブリス」という1/1のかわいらしい(?)クリーチャーをご存知でしょうか。少なくともこの記事を見てくださっているということは、なんかしら興味を持たれていることでしょう。

自分がこのクリーチャーを統率者として使用し始めたのは2021年年末からですが、今となってはお気に入りのデッキとして愛用しています。

日々変化していくデッキではありますが、今現在のデッキをご紹介しようと思います。きっかけとしましてはウンブリス仲間の方がnoteで記事を書く!とおっしゃっていたもので、それぞれのウンブリスのデッキを見比べていただくことでウンブリスの魅力、さらには統率者の無限の可能性に皆様をお連れできれば、と思った次第であります。書くんだよね??(圧)
※書くと言っていたのは半年以上前であり、現在お取り扱いがない場合がございます。あらかじめご了承ください。

皆さまにナイトメア・ホラーの魅力、墓地追放の魅力などに触れていただき、ウンブリスを好きになっていただければこれ以上嬉しいことはありません。ウンブリスを好きにならなくても、何かの手助けなどになれば幸いです。


ウンブリスとは?

そもそもウンブリスとは一体どのようなクリーチャーなのか、皆様はご存知でしょうか。

ストーリー

ウンブリスの出身次元はイニストラードです。初出はイニストラードの中でも最も新しい「イニストラード:真紅の契り」。2021年11月の登場です。

この時期のイニストラードから「統率者デッキには収録されていないが、セットブースターおよびコレクターブースターからのみ出る統率者カード」というものが現れます。一個前の「イニストラード:真夜中の狩り」では「陽気な拷問吏、リンディ」が登場。「呪い」にフィーチャーした青黒赤の彼女は、登場時にほんの少し話題になりました。ウンブリスはこの次に現れたものになります。

メインストーリーには登場はしなかったものの、サイドストーリーではがっつりと登場。さすがだぜウンブリスニキ。同じパックから登場した緑白の人間クリーチャー「トーレンズ」との物語における、敵役です。

能力

ウンブリスは神話レアですが、青黒無色3マナの計5マナクリーチャーで、パワータフネスは1/1。これだけ見ればただただわけわからないくらい貧弱なクリーチャーですが、もちろん能力が良いのです。

恐怖の顕現、ウンブリスは、追放領域にあり対戦相手がオーナーであるカード1枚につき+1/+1の修整を受ける。

恐怖の顕現、ウンブリスやこれでないナイトメアやホラーのうち1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは土地・カードが追放されるまで、ライブラリーの一番上から1枚ずつ追放していく。

https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000224/547276/

墓地のカード枚数を参照するものはいくらかありますが、ウンブリスは対戦相手の追放領域にあるカード枚数を参照します。墓地対策などは多々見受けられますが、追放領域に手を伸ばせるカードはほとんど存在しません。妨害されにくいことが特徴のひとつです。

またETB、つまり出たとき誘発能力で追放が始まるところも強いです。サイクロンリフトを打たれても、また出して追放!

弱みとしてはマナ加速がしにくいカラーであるためにデカブツクリーチャーを出しにくいこと、リアニメイトデッキからかなり反感を買うことなどが挙げられます。加えて対戦相手が減っていくと、それに伴い対戦相手の総追放数が減っていくため弱くなっていくところも注意したいところ。かわいいやつめ。

では早速ではありますが、デッキの中身をみてみましょう。

なお、カードの名前に晴れる屋のページを紐付けてみました(回し者ではないです)。ご参考までに。

デッキ

クリーチャー

遺跡ガニ
 言わずと知れた恨みを買いやすいクリーチャー。土地を出すと各対戦相手はデッキトップ3枚を墓地に落とします。
 部族は関係ないですが、よりLOの勝ち手段に近づけるために採用しています。また、独楽や教示者といった任意のカードをデッキトップに積み込むデッキ対策でもあったり。

死者の沼地の亡者
 1マナのナイトメアという唯一無二のクリーチャー。また墓地から再び現れることも可能であるため、ウンブリスのETBを最大限に有効活用できるクリーチャーです。自身の占術1も偉い。

呪文滑り
 2マナのホラー。青φマナで呪文や能力の対象をこれに変える避雷針の役割も担う。
 どーでもいいがジャッジ褒賞版にしている。

ファイレクシアの破棄者
 2マナのホラー。出たときに土地以外の名前を指定し、その起動型能力を封じる。
 装備品はもちろん、マナファクトも抑止できるようになる便利なクリーチャー。

ダウスィーの虚空歩き
 2マナのクリーチャー。このクリーチャーがいると対戦相手のカードは墓地ではなく、虚空カウンターを置いた状態で追放する、いわば虚空の力線のようなクリーチャー。また起動で自身を生贄に捧げることで、虚空カウンターが乗っているカードを1つプレイすることができる。
 モダンホライゾン2に登場した強力カード。ホラーではないが採用しない理由はない。

正気の剥ぎ取り、ゼルリクス
 3マナのホラー。誰かがクリーチャーを切削すると、1/1のホラートークンを生成する。また1マナタップでプレイヤー1人に3枚切削ができる。
 群の祭壇とのほぼ無限コンボが存在。コンボではなくとも、ホラートークン生成は統率者との相性が良い。

イリシッドの学者、グラジラックス
 3マナのホラー。自分のクリーチャーがブロックされると手札に戻しても良い能力、プレイヤーに戦闘ダメージを与えるとドローできる能力という、かゆいところに手が届くクリーチャー。
 はちゃめちゃに強いわけではないが、手札に戻せば再キャストによる追放が望めるし、接死などから回避することもできる点が良。あと、自引きした拡張Foilをせっかくだから使いたかった。

甦りし悪夢、ブレイズ
 3マナナイトメア。自身のターン終了時に何か生贄にすると、他の対戦相手に生贄を「お願いする」クリーチャー。お願いが受け入れられなかったらドローさせてもらえる。
 ゲームデーの景品で貰ったので、話題性も兼ねて採用。とはいえ実際に強く、大抵はドローさせてもらえるので嬉しい。

影猫の使い魔、ファルティス
 3マナナイトメア。統率者に威迫と接死をもたせる。
 威迫と接死持たせるので強いよね!マスト除去のターゲット集中要員に採用。たぶん強い。

ファイレクシアの憤怒鬼
 3マナホラー。出た時に1ドローと1点ライフルーズ。
 だいぶ昔から存在するクリーチャー。1ドロー要員。ありがたいよね。

ファントム・スティード
 4マナクリーチャー。瞬速で出てきて、これでない自身のクリーチャーをこれがいるまで追放。これが攻撃するときにコピートークンをアタック状態で出し、ターン終了時にトークンを生贄に捧げる。
 自分の統率者を守るために採用。守り以外にも攻撃時にトークンが出るので、アタックするたびに統率者のETB能力を使用できる。強くない?自分は好き。

過充電縫合体
 4マナホラー。瞬速で出てきて濫用、つまり何かしらのクリーチャーを生贄に捧げると呪文や能力を打ち消す。
 瞬速で出ることが偉いし、もみ消しを内蔵していることが強い。

深海住まいのタッサ
 4マナクリーチャー。神なので破壊不能で、青の信心が5未満だとクリーチャーとしてカウントされない。さらに自身の終了ステップ開始時に自身のクリーチャーをブリンク(追放して再度場に出す)し、4マナでクリーチャーをタップする。
 ETBを再発させたい装置。タップする能力はほとんど使わない。
 タッサには他にもブロックされないようにするものもあるが、それだと強いかなと感じて不採用。このブリンクするタッサのほうが追放できて気持ちが良い。ただそれだけ。お好みなほうをどうぞ。

貪欲なチュパカブラ
 4マナホラー。出た時にクリーチャーを破壊する。ただそれだけ。
 シンプルだけれど、結構重宝する。地味ながらに地味に働くのが良い。特にヘイトが上がらずにクリーチャーを処理できる。

ファイレクシアの抹消者
 4マナホラー。これがダメージを受けるたび、ダメージ発生源のプレイヤーに受けたダメージ分パーマメント生贄要求をする、4/4トランプル。
 スタンダードにやってきてしまったファイレクシアン。ただ突っ立っていてくれるだけで十分働いてくれる。
 完全なる統一のコンプリートバンドルにて出るオイルスリックFoilにしたが、それ以降回していないので見たことがない。まわしたい。

マインド・フレイヤー
 5マナのホラー。出たとき、これがいる間はクリーチャー1体のコントロールを得る。
 これまたなんだかんだ重宝する。除去のあて先を統率者ではないほうにしたりするヘイトを稼ぐ要員になったり、ブロッカーをどかしたり、交渉につかったり。

Eater of the dead
 5マナのホラー。0マナの起動型能力で墓地にあるクリーチャーカードを追放し、自身をアンタップする能力を持つ。
 変わった能力でわかる通り、かなり昔のカード。再録禁止だったりする。フィナックスとのほぼ無限切削コンボが存在。

欺瞞の神、フィナックス
 5マナの神。青と黒の信心が7未満だとクリーチャーではなくなる。また自分のクリーチャーにタフネス分の枚数を誰かに切削させるタップ起動型能力を付与する。  Eater of the deadとのほぼ無限コンボもそうだが、純粋に大きくなったウンブリスで切削するもよし。ナイトメアやホラーはタフネスが高めな傾向があるため、十分に威力を発揮してくれる。

蝕むもの、トクスリル
 7マナのホラー。各終了ステップ開始時に自分がコントロールしていないクリーチャーにスライム・カウンターを置き、そのぶん-1/-1修正を与え、スライム・カウンターが乗っているクリーチャーが死亡するとこちらにナメクジクリーチャートークンを出す。また、2マナとナメクジ1体生贄で1ドローする。
 こちらもウンブリスと同じ、真紅の契りでの登場。各終了ステップ開始時なので、対戦相手が3人いると自分のターンになるまでに-4/-4修正を与えらる。またドロー手段もとれるため、とてもよいホラークリーチャー。
 コンボも存在する。全ての土地が沼になる「アーボーグ」と、全ての沼が1/1クリーチャーになる「コーマスの鐘」が揃えば、相手の土地を全て破壊する。
 効果が好きで、一時期スタンダードのリアニメイトデッキに採用していたほどである。

ヨーグモスの息子、ケリク
 7マナのホラー。自身の黒マナコストが全て2点のライフ支払いに変えてもよくなり、黒の呪文を唱えると自身に+1/+1カウンターを乗せる。
 cEDHでお馴染みなほど、黒単などで重宝される。とはいえこのデッキではガチよりコンボシステムというより、お前ホラーだったんか!?という盛り上げ要員で採用している。
 余談だが、自分をMTGの沼に引き込んだ友達の相棒。当然Dooms Dayとかで負けた。そんなデッキを使われてきたからこそ、墓地対策をしっかりできるこのデッキを組んだといっても過言ではない。

プレインズウォーカー

悪夢の織り手、アショク
 3マナ。初代アショク。すごく強い、というわけではないが自引きのカードで思い入れもあったので採用。

夢を引き裂く者、アショク
 3マナ。常在能力で対戦相手はライブラリーサーチができなくなり、-1で対戦相手1人は4枚切削し、対戦相手全員の墓地追放をする。
 かなりヘイトは買いやすいものの、初期忠誠は5と比較的高め?で、-1だけの軽い能力起動も良。
 どーでも良いが日本絵にしている。Foilは高い。

悪夢の詩神、アショク
 5マナ。+1でアタックかブロックするたびに各対戦相手のデッキトップ2枚を追放する2/3ナイトメアを1体生成、-3で土地でないパーマメントを手札に戻して好きなカード1枚追放してもらう、-7で対戦相手の表向きの追放領域カード最大3枚をタダキャストできる。
 テーロス還魂記のアショク。基本は+1しか使わない。

アーティファクト

トーモッドの墓所
 0マナ。タップと生贄起動で、プレイヤー1人の墓地を全て追放する。
 0マナであることが偉い。それだけ。

魔力の墓所
 0マナ。自身のアップキープ時にコイントスをして、結果次第では3点のダメージをコントローラーに飛ばしてくる無色2マナを生む強いカード。
 強いカードとは言ったものの、自分は強くないと思っている。毎ターン稲妻が飛んでくるかもしれないリスクは、ライフ回復手段が多くないと危ないものだと思うから。

宝石の睡蓮
 0マナ。統率者のためのマナを、統率者の色のうち1色3マナを出す。
 バルダーズゲートやダブルマスターズ2022で再録されるのでは!?と、安くなったときに買った。

大祖始の遺産
 1マナ。1マナ生贄で全ての墓地を追放しながら1ドローがついてくる良さ、タップ起動で1枚追放する臨機応変さが良。
 パウパー御用達の墓地対策カード。

太陽の指輪
 1マナ。無色2マナを生む。

魔力の櫃
 1マナ。無色3マナを生むが、アンタップステップにアンタップしない置き物。アップキープ開始時に4マナ支払うとアンタップする。なおドローステップ開始時にタップ状態だと、コントローラーに1点のダメージ。
 これは強いと思っている。どーでも良いがカラデシュマスターピースにしている。デッキで1番高いカード。

群の祭壇
 1マナ。自分の場にパーマメント1つが出るたび、各対戦相手は1枚切削する。
 正気の剥ぎ取り、ゼルリクスとのコンボが存在。これがあることで教示者サイクル(サーチしてデッキトップに置く)を使わせにくくする効果もあったり。
 どーでも良いがFoil版にしている。ショーケースでFoil版をみつけた瞬間、運命を感じた。

秘儀の印鑑
 2マナ。統率者の好きな色を1マナ生む。
 どーでも良いが、エラーFoil版にしている。エラーが多い(と言われている)バルダーズゲートのストレージで見つけた。

ディミーアの印鑑
 2マナ。1マナ起動で、青黒の組み合わせの2マナを生む。
 このデッキを作るにあたって、頑張ってお店のストレージを漁った記憶。他の色はあるのに、青黒はなかなか見つからなかった。

黒玉の大メダル
 2マナ。黒の呪文が1マナ軽くなる。
 採用するか迷っていたが、サファイアの大メダルを採用しているなら尚更入れたほうが良い、というか入れない選択肢ないっすよ!と、当時店員さんにおすすめされて採用した記憶。なんか安かったんですよね。

サファイアの大メダル
 2マナ。青の呪文が1マナ軽くなる。
 これを採用していた理由が、チャーリーブラウンエラーというもの。当時の大メダルサイクルで3種類にスヌーピーのチャーリーブラウンが映り込むエラーが登場してしまった有名なエラーがあり、それを採用している。そう、盛り上げ賞要員なのである。

ウィングド・ブーツ
 2マナ装備品。装備1マナで、飛行と語法4を付与する。
 格安ストレージで見つけた瞬間、これだ!!となったカード。飛行でブロックされにくくするのはもちろん、語法4はコスパが良すぎる。1マナで装備できるのも良。

ロッド・オヴ・アブソープション
 3マナ。プレイヤーがインスタントやソーサリーを唱えると、墓地にはいかず追放へと変える。また、Xマナとタップ生贄起動で、これが追放した呪文がX以下になるように選択してタダキャストできるようになる。
 少しでも追放枚数を増やしたくて採用したカード。死の国からの脱出を用いるブリーチコンボなどを対策するカードでもある。

コーマスの鐘
 4マナ。全ての沼は1/1のクリーチャーになる。
 蝕むもの、トクスリルとのコンボカード。ヨーグモスの墳墓、アーボーグなんて大抵誰か採用しているので、コンボ達成の未来は近い。
 余談だが、正月にストレージに入荷したというツイートをみて新年早々に購入したカード。除夜の鐘のオマージュでストレージ追加されていたことに気づいたのは、それから約1年後くらいのこと。

時間ふるい
 5マナ。アップキープ時にみんなでライブラリートップを1枚追放して、そのマナコストが1番高いひとが次の追加ターンを得る。
 混沌の根源。某太陽のお店のオタクカード語りで見つけて一目惚れ、その後ショーケースにFoil版が飾ってあったので購入した。盛り上げ用のカードだが、盛り上がるかは微妙。

エンチャント

液態化
 1マナのクリーチャーエンチャント。クリーチャーがブロックされなくなり、攻撃するたびに占術1をする。
 大きくなった統率者が殴る用のカード。
 マジックリーグでテーロスをたくさん開封していたときに使って強かったので、そのまま採用した。

神秘的負荷
 1マナ。毎ターン維持に1マナ重くなるマナ要求(累加アップキープ)があるものの、対戦相手がクリーチャーではない呪文を唱えるときに4マナ追加で支払わないと1ドローする。
 “Mystic Remora”のレモラでお馴染みのカード。無難に強い。

次元の狭間
 1マナ。カードが墓地に行くと、追放する。
 まるで虚空の力線のようだが、実は1度墓地を経由していることが違い。つまり、墓地に落ちたとき誘発、みたいなものは誘発してしまう。とはいえ、1マナで追放へと変えるカードは唯一無二。

リスティックの研究
 3マナ。対戦相手が呪文を唱えるたびに1マナ支払わなければ1ドローする。
 統率者お馴染みのエンチャント。

惰性の網
 3マナ。対戦相手は自分に攻撃するたびに墓地から1枚を追放しないと攻撃できない。
 こちらが対戦相手の墓地を追放さえしていれば、攻撃できなくなる…はず。うまくいくときはあまりないが、期待して採用中。

食肉鉤虐殺事件
 3マナ。出た時支払ったX分の全体マイナス修正をし、対戦相手のクリーチャーが1体死亡するたびに1点回復、自分のクリーチャーが1体死亡するたびに1点対戦相手が失う。
 スタンダードの禁止カード。食肉鉤がまだ注目されていなかった頃の統率者フリープレイで食肉鉤必要かぁなんて笑っていたのですが、いつのまにかに買えなくなっていたカード。プロモパックから引けたので、対破壊不能のためにも採用。

虚空の力線
 4マナ。墓地に行くカードは代わりに追放される。ゲーム開始時にマナコスト支払うことなく場に出せる。
 言わずもがな最強級の墓地対策カード。サイドボードでの採用が常識だが、ウンブリスにとってパワータフネスを上げる最強カードなのでメイン採用。
 とはいえ自分が採用しているコンボはほとんどが機能不全になる諸刃の剣。このカード1枚の有無で、コンボ手段を取るか取らないか臨機応変な対応が求められる。

インスタント

暗黒の儀式
 1マナ。黒3マナを加える。
 黒なら入るカードと友人談。自分のデッキも重いホラー・ナイトメアクリーチャーがいるため採用。
 素敵なバージョンがたくさんあるが、自分は漫画「すべての人類を破壊する、それらは再生できない」のプロモ版を採用。

洗い流し
 1マナ。手札以外から唱えられた呪文を打ち消す。3マナで支払うとただの打ち消し呪文になる。
 もしガチ統率者と当たったら、用の打ち消し。3マナでふつーに打ち消すことが多い。

神秘の教示者
 1マナ。インスタントかソーサリーをサーチして山札1番上に置く。
 持ってくるものは意志の力かターシャズが多い。

冥府の掌握
 2マナ。クリーチャー1体を破壊し、自身は2点のライフを失う。
 無難にクリーチャーを除去できること、2点ライフを失うことでヘイトを下げやすいことなど。
 どーでもいいがダブルフューチャーFoil版。自引きした記憶。

遅延
 2マナ。呪文を打ち消し、そのプレイヤーの3ターン後のアップキープ開始時に唱えさせる呪文。
 統率者における3ターン後はもう別世界であるため、遅延は強力。そこまでヘイトも買わない印象。

サイクロンの裂け目
 2マナ。自分がコントロールしていない土地でないパーマメント1つを手札に戻す。7マナの超過コストで支払うと、対象をとらずに土地でないパーマメントを全て手札に戻す。
 言わずと知れた、最強バウンス呪文。ただこのデッキで7マナはかなりの高コストであるため、かなりの隙を見せることになる。大抵超過コストで唱える。

Saw in Half
 3マナ。クリーチャー1体を対象として破壊し、それのパワータフネスの半分切り上げのコピートークンを2体生成する。
 要はなんか2体に分裂する。サイズが半分?もともとウンブリスは1/1なので全く関係ない。追放領域分の+修正を受けているだけなので、半分になりようもない。さらには出た時効果も4倍(2体同時に出て、それぞれ誘発)。Unfinityってすごーい。(小並感)

魂の粉砕
 3マナ。各対戦相手にマナが1番重いクリーチャーorプレインズウォーカーを生贄に捧げさせる。
 大抵はマナコストが大きいクリーチャーが強いので、そこらへんを破壊不能飛び越えて破壊できる、さらにはインスタントの好きなタイミングで、という良さに惹かれた。

殺し
 4マナ。クリーチャー1体を破壊するが、沼をコントロールしていると4点のライフ支払いでマナを払わずに除去できる。
 沼を入れているデッキなら採用しない理由は特になさそう。最近なんか高いよね。

意志の力
 5マナ。1点のライフ支払い&青のカードを1枚追放でマナを支払わずに唱えられる、なんでも呪文打ち消し。
 言わずと知れた最強打ち消し。ただこのデッキはドローソースがやや少なく、青がたくさんというわけではないのでやや弱く感じる。
 どーでもいいがダブマスボーダーレス版に先日変えた。へたくそ。

ソーサリー

不敬な教示者
 0マナ。なんでもサーチして手札に加えるが、待機2を持つ。つまり2ターン後に発動するサーチ呪文。
 モダホラ2で登場したとき、友達とバグみたいな強さだな!と盛り上がった記憶。2ターン後に持ってこれるため、追々の保険のように機能する。

ひずみの一撃
 1マナ。クリーチャー1体が+1/0修正を受け、このターンブロックされなくなる。また、反復によって次のターンにも勝手に唱えられる。
 要は2回アンブロックになれる呪文。強いがクリーチャーがいなくなると虚無虚無プリン。

空間の擦り抜け
 1マナ。クリーチャー1体がこのターンブロックされなくなり、1ドローする。
 1ドローおまけでついてくることが偉い。また無色呪文であるため、たまーにみかける色対策呪文に引っかかりにくい。紅蓮破とかね。

悪魔の教示者
 2マナ。好きなカードを手札に加える最強サーチ。
 どーでもいいが日本画版にしている。

正気破砕
 3マナ。各対戦相手が14枚切削する。また2マナサイクリングがあり、サイクリングすると各対戦相手に4枚切削をさせる。
 モダンのLOで採用されているように、LOを早めるカード。サイクリングで1ドローのソースになるのも良。

ターシャズ・ヒディアス・ラフター
 3マナ。各対戦相手にマナが20以上になるようにデッキトップからカードを追放させる呪文。
 追放させるLOカード。入れないわけない。
 D&Dコラボのカードだが、少女が殺さずに敵を倒す方法として笑わせる、という案を出したことがこの呪文の由来。確かに殺生関係なしの勝ち手段にはなるが、果たして笑顔は生まれるのか。

不気味な教示者
 3マナ。好きなカードを公開せずに手札に加えられるが、3点のライフを失う。
 ライフルーズがあるサーチ呪文。とはいえ3点なんて統率者においては軽い。とされている。
 くじ引きで手に入れたM21の絵違い版を使っている。

ヨーグモスの意志
 3マナ。ターン終了時まで墓地のカードを手札のように使用してもよくなるが、このターン墓地に行くカードは追放される。
 無難にリソースを稼ぐカード。コンボカードなど打ち消されても、もう一度のチャンスとなれる、かも?
 特に採用するつもりはなかったが、サインドを手に入れてしまったため入れてみている。

絶滅の契機
 4マナ。マナコストが奇数か偶数かを選び、選んだほうのマナコストのクリーチャーを全追放する。
 結構やれる子。追放枚数を稼げるし、さらには自身に有利な盤面で残すことができる全体除去。トークンを横並びするデッキなどに刺さりやすい。そこまでヘイトも集まらない気がする。

土地

古えの墳墓
 無色2マナを生むが、2点のダメージが飛んでくる。
 みんな使っているから採用した。統率者除去されても、これがあればきっとまた再キャストしやすくなる。

山賊の頭の間
 タップイン。3点支払いで無色1マナがでるが、これを用いて唱えられたクリーチャーは速攻を持つ。
 速攻で出てきたら強いシーンはあるはず。と思っているがそんなに活躍した記憶はない。NEO神河か何かでThe List枠から出たので使っている。

露天鉱床
 無色1マナを出す。タップ起動でこれを生贄に捧げると、土地をなんでも破壊できる。
 ちょっと強すぎる土地。土地破壊なんて入っていないでしょ、と暴れ出すセラの聖域やガイアの揺籃の地などを、もしもの時に破壊する用に採用。

ならず者の道
 無色1マナを出す。4マナタップ起動でクリーチャー1体がブロックされなくなる。
 大きくなったウンブリスの道を作る大切な土地。クリーチャー1体は自分のものである必要はないので、交渉にも使える。

寓話の小道
 生贄に捧げると基本土地をタップインするが、4つ以上土地が場にあるならそれをアンタップする土地サーチ土地。
 デザインが好き。さすがエルドレイン。まあこれのせいでオムナスが暴れたんですが。

汚染された三角州
 タップ生贄と1点ライフ消費で、島か沼のカードを戦場に出す。
 フェッチランド。自分はフェッチ切ってショックインという行為は怖くてできない人。

湿った墓
 ショックランド。2点のライフを支払えばアンタップで場に出る、青黒の2色土地。
 沼と島を持っている土地。偉いよね。
 なんでかロシア語版。

難破船の湿地
 スローランド。土地セットしたときに土地が3枚以上ならアンタップインになる。
 現スタンダードを象徴する土地。マナが重いカードが多いので採用していたのと、イニストラード次元でウンブリスと同じなので採用。
 どーでもいいがイニストラード:ダブルフューチャー版にしている。

統率の塔
 統率者の持つ色マナから、好きなマナを1つ出すことができる土地。
 入れないわけがない。

天上都市、大田原
 伝説の土地。手札から捨ててコストを払うことで、エンチャントかアーティファクトかクリーチャーかプレインズウォーカーを手札に戻す「魂力」という起動型能力を持つ。
 現スタンダードでよく見る土地。統率者なんてカード1枚しか入れられないので、伝説土地でも特に関係なしに採用できる。

神秘の聖域
 島のタイプを持ち、島を3つコントロールしていたらアンタップ状態で出てくる。アンタップ状態で出たら墓地からインスタントかソーサリーをデッキトップに持ってくることができる。
 無難に強いかな?と思って採用。ただアンタップインしたことはあまりない。悠長すぎるのだろうか?

魔女の小屋
 沼タイプを持ち、沼を3つコントロールしていたらアンタップ状態で出てくる。アンタップ状態で出たら墓地からクリーチャーをデッキトップに持ってくることができる。
 こちらはアーボーグを採用しているので割と達成しやすい。ただ墓地にそんなにクリーチャーが落ちるデッキでもないので、そんな目覚ましい活躍があるというわけではない。

ボジューカの沼
 タップ状態で出てくる、黒マナを生む土地。出たときプレイヤー1人を選んで墓地を追放する。
 墓地対策として採用されている土地。タップイン土地は早めに出しておきたいこともあり、出してもフェッチランドの1,2枚くらいしか追放できないことがしばしば。

ロークスワイン城
 沼をコントロールしていればアンタップ状態で出てくる土地。3マナタップ起動で1ドローできるが手札の枚数分ライフを失う。
 このデッキはドロー手段が乏しいため、貴重なドローソース。

死の溜まる地、死蔵
 伝説の土地。黒マナを生み、黒1マナタップ起動で、クリーチャー1体にアーティファクトでも黒でもないクリーチャーにブロックされなくなる「畏怖」を付与する。
 畏怖とか知らんわ!と思いながら採用した。強すぎるでしょ!!多分。統率者デッキで再録されてから安くなったらしい。

ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
 伝説の土地。すべての土地が沼の属性を持つ。
 すべてが沼になる強い土地。トクスリルとコーマスの鐘による土地破壊3枚コンボが存在するほか、黒マナに困ったときの手段になる。


 島。
 ターシャズなど、青マナを多く使う呪文は多いので少し多め。


 沼。
 黒マナを生む特殊土地が多かったり、アーボーグを採用していることからそこまで多くはしていない。

改造案

 さてここまで自分のデッキを見ていただきましたが、もちろん目を通していく中で「これ必要か?」と思った部分があるかと思います。そこで皆さんに、改造案をいくつか提案させて頂きます。
 この案がたくさん出ることこそが統率者の魅力であり、ウンブリスの魅力です。

デッキコンセプト

①ナイトメア・ホラー部族デッキ
 なんだかんだ神とかシャドウとか、よくわからないクリーチャー種族が採用されているこのデッキ。これでは種族への信心が足りない!!という方へ。
 ナイトメア・ホラーはなんだかんだ多くいます。過去のファイレクシアのクリーチャーにも新たにホラー種族が付与されていたり、イニストラードのみならず、エルドレインやアモンケットなどにもホラーは存在します。意外なところにいるかも?

②アショク詰め合わせデッキ
 墓地追放といえばアショク!!
 アショクのカードはほとんどがウンブリスと相性が良いものばかり。もしかして君たち何かつながりある?
 アショクをたくさん並べて、アショク愛を表現しましょう!

③コンボ寄せデッキ
 今回紹介した自分のデッキにはコンボがいくつか搭載されていますが、そのようなコンボにしっかりと寄せたデッキ構築も可能です。
 また青黒はコンボが多い(ような気がする。個人の意見です。)ので、可能性は無限大。コンボの勝ち筋と打ち消し呪文を多用するのも大いにアリです。

差し替えカード案

 ここではカード単体での改良案をご紹介。
 自分が採用していない理由は基本的に「金銭的な理由」です。

黒門
 黒マナを生む伝説の土地。3点ライフ支払いでアンタップインする。また黒含む2マナタップ起動で、ライフが最多のプレイヤーのクリーチャーにブロックされない効果をクリーチャー1体に付与できる。
 アンブロックにできる土地でありながら黒マナを産める。採用しない理由はない。
 (2023.12.14追記:購入したためデッキに加えました。)

サイキックペーパー
 無色2マナの装備品アーティファクト。装備するとクリーチャーが選ばれた任意の名前・クリーチャータイプへとなり、護法1とブロックされなくなる。
 ウィングドブーツとの入れ替えか?強いよね。

忌まわしき干渉者、アショク
 新しく登場したアショク。効果が多いので省略するが、ナイトメアトークンを2体生成できるところが良。

知識の徳目
 起動or誘発能力をコピーするインスタントの出来事を持つ、誘発を倍にする5マナエンチャント。
 無難に強いと思うが、パンハモニコンとかでもいい気もする。

締め

なんだかんだ1万字超えてます。はいお疲れ、解散解散。

ウンブリスには今後も期待できる箇所があります。

2024年秋にはホラーをテーマにしたスタンダードセットが発売されたり…

最新のドクターフーには新しいホラーが登場していますね!

スタンダード環境にも、徐々にナイトメアやホラーが!もしかしたら以前のファイレクシアのように、何かの予兆なのかも…?

いろんなナイトメア・ホラーを採用して、君だけのオリジナルウンブリスを作ろう!!

ご精読、ありがとうございました!!!!

本記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC."


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