[ロディア]オーガナイザーを購入キメてみた話
※かなり長い記事になりますので、気になる項目に飛んでご覧ください。
手始めに近況(?)報告
どうも、おはこんハロチャオ⤴︎⚡️
いきなりですが、最近の手帳事情というかマイブームといたしましては、小さなメモ帳+大きめのノートの組み合わせが楽しい自分であります。
世の中には色んな手帳(ノート)や手帳術が溢れかえっていますが、いずれの手帳(ノート)や手帳術も挫折をしている挫折ガチ勢の自分です。
続かない自分や中途半端に書き散らかして放置された紙物を見るたびに、〝一体何なら続くんだ〟と胃も財布も痛くなってしまう性分ですが、最近は小さいノート(メモ帳)と大きめの紙面のツーマンセルがマイブームというわけです。
ゆくゆくは使うツールを固定して、同じ物を長く続けられるようにはなりたいですが、手帳やノートに対して、本格的に興味が向くようになってから実はまだ1年半程度のひよっ子です。
使いたい手帳やノートが色々変わるのは仕方ないかな? と思いつつ、そのうちの1年間くらいの期間を振り返った時、大体大きめのノートと小さめのメモ帳を2種類使っていることに気がつきました。
特に自分の中で重要視しているのが小さなメモ帳。
…というわけで(?)自分の手に馴染む小さなメモ帳界隈の開拓が、最近アツいですよという話です。
ロディアの3穴バインダー、その名もロディアオーガナイザー
大体手帳界隈の話は色々と常に調べておりますので、実は大分前からロディアのシステム手帳があることは知っていました。
ロディアといえばやっぱりブロックメモですよね。
気軽に手に入りやすく使いやすいので、システム手帳? バインダー? は別にいいかなとスルーし続けていたのですが、あまりにも気になったので買ってみました(?)
ロディアお得意のオレンジと黒の化粧箱が可愛らしい、その名も【ロディア オーガナイザー】というバインダーです。
こちらのバインダーには
・シック→牛革で高め
・ブリオン→山羊革で安め
と革の違いで2種類存在するのですが、自分は色んなレビューを参考の末にブリオンを選んでいます。
Amazonで見た限りだと、定番色はどちらの革でも共通で🟠⚫️⚪️の3色なのかなと思いますが、仕事中の使用も想定していたので、無難に黒を選びました。元々黒が大好きですし…🐦⬛
たまに限定色なんかも出しているようですが、限定色はいずれも牛革のシックでリリースされているようですね。
過去の限定色も、ネットを探せば多少割高かもですがまだ普通に買えます。
それくらいマイナーなんでしょうか…😓
ロディアオーガナイザー(ブリオン)について
では早速、ド素人レビューを展開させていただきまふ。
まず気になったのが、このとんでもない光沢感。
好きな人が見たら好きかもしれませんが、自分的にはちょいテカり過ぎでは…と困惑を隠せません。
ツヤ肌メイクもポイントだけなら綺麗だけど、やり過ぎると皮脂過剰なのかな? となるのと一緒な気がしますね。
合皮でできたエピュレカバーと比べてもこの輝き。
上の写真では落ち着いているように見えなくもないですが、自然光やライトに当たるとロゴの判別もしづらくなるほどテッカテッカです。
山羊革ってこんなもんなんでしょうか? 山羊革の製品を所有したことが今までなかったので、もしかしたらこれが普通なのかもしれませんが、到着初日からこの輝きだと、エイジングまでしたらもうブリオン自身が発光しだしそうな勢いです。
自分的には、逆に合皮っぽいというか、だいぶチープに見えました。不快に思われる方、申し訳ございません🙇♀️🙇♂️
しかし誤解しないでいただきたいのですが、触った感じはくったりしっとりのフニャで、それが悪いわけではなくてとっても手に馴染むのです。
山羊革自体がとっても柔軟で弾力性が高く、故に耐久性も高いために牛革よりある意味タフとされるそうですね。
数ある革の中でも、水濡れに対して耐性がある方みたいですし、自分の想定している使用法を考えたときに、ブリオンにして正解だったなと素直に思える部分がたくさんあります。
さて、中を開きますとこんな感じでちまっとした3穴リングと、上部にポケットがひとつ。
ポケットの内部にはナイロンっぽい内布が張られています。
3穴バインダー自体がかなりニッチなコンテンツになると思いまして、ロディアオーガナイザーのレビューを調べても大体は有名どころのプロッターの3穴バインダーと比較されている気がします。そして、プロッターの方がいいといわれているようです。
というかそもそもの比較対象がプロッターかロディアかな時点で、相当マイナーな規格なんだなと思い知らされます。
どちらも共通しているのが、おそらくこの金具だと思います。リング径も両者11㎜(だそうです)
自分はプロッターの方を所有していないので、比べようがありません。
M5で良くね??? という声も遠くで聞こえてる気がするのですが、こまけえこたぁいいんだよ。
さて、プロッターは1枚革で仕立てられているのと違って、ロディアは革2枚仕立て。内布も張ってあるのでふんわりとしています。ステッチやコバ処理もとても丁寧。
クオリティ自体はとっても高いのにその仕様が、ロディアオーガナイザーを「ちょっとなぁ・・・」と残念にしてしまっているポイントです。
表側から見ると察しがつくと思うのですが、広げると2枚(以上?)仕立てのふわふわ故にリングのある中央部分がたわんでしまうんですね。たわむという表現が合ってるのかはわかりませんが、とにかくこれが完全に凶と出てしまいます。
大体ロディアのブロックメモだと、表紙を折り返して書けるという大変画期的なスタイルのための折線がついていますよね。
使うなら、ロディアオーガナイザーも同じ使用法になると思うのですが、
見てわかる通りこの折り返し部分にたわみが出ることで、折り返したままの状態を維持するのがかなりやりづらいわけです。
元々バインダーの金具がある時点で折り返しての筆記のしやすさという点では我慢が必要なのはわかりきっておりますので、ある程度妥協というか目を瞑る必要がありますが、プロッターに軍杯があがるのは、完全にこの部分1点なんでしょうね。プロッターだと元々が折り返して書けるように想定されての1枚革。自分は持っていないのであんまり声高らかに比較はできませんがね。
ブリオンを選んだ理由もこの部分が大きいです。
ネットに転がっている大多数のレビューがシックについて書かれています。
限定色も軒並みシックな通り、恐らく牛革の方が人気だからでしょう。
しかし、牛革だと多分ブリオンより更に硬いんだろうなと思うのですが、慣れないうちから折り返して圧をかけると変な折りジワがつきそうだなと考えていました。
自分はシックも持っていないので比べようがないですが、ブリオンはこの点まだ折り返したまま手で握りしめても、懲りずににょ〜〜んと戻ってきますし、目立つような嫌な折ジワも付かないように思います。
まぁ大体ここまで見ているとプロッターで良くね? となりますし、自分もメモ帳のバインダーとして見るだけならプロッターの方が機動力高くね? となっていますが仕方ありません。
ロディアオーガナイザーのブリオンは¥5,000でお釣りがくるし、何よりロディアのロゴの型押しが唯一無二です。
光り散らかしてるのも何か可愛いし…。
リフィルについて
バインダーの話をしていても悲しくなるだけですので、気分を変えてロディアオーガナイザーのリフィルについての話をします。
ロディアオーガナイザーのリフィルは、No.11とも微妙に違う95㎜×65㎜というA7サイズ(105㎜×74㎜)よりも更に一回り小さいサイズ感になっています。
専用のリフィルも販売されているのですが、枚数が少ない上に高価でしたので、自分はそちらを購入しておりません。ので、自作の同サイズのリフィルで失礼いたします。
この何ともいえないリフィルのサイズ感についてですが、どうやらバイブルサイズのリフィルを3穴の部分でちょうど良くカットしたイメージのようですね。
幅がバイブルサイズと一緒ですから、オーガナイザーのリフィルをバイブルサイズ以上のシステム手帳にも移動しやすいというちょっとしたメリットがあります。
ミニ6以下になると、お察しの通り色々な部分がちょいとはみ出る形です。
自分はシステム手帳をあまり使用しませんので、こちらについてはあまり深掘りはしませんが、システム手帳勢からしたら便利かつ嬉しいポイントだと思われます。
書き終えたリフィルは、このようにポケットにも移動できる仕様。
しかしながらそもそもがリング式なのでリフィルの移動がリング内で完結しますよね。ここにわざわざリフィルを入れても、かえって筆記の邪魔になる気がします。
このポケット何に使うんやと思いましたが、出先で名刺やショップカードなんかを貰ったら、一時的にこのポケットに保存できたりしますので、全く無駄な要素というわけでもないのかな?
ちょっとした付箋のストックを入れたりするのにも良さそうです。
肝心のリフィルですが、大量消費するものをいちいち裁断して穴開けて…とやるのがちょっと面倒だなと思う部分もあります。純正のオーガナイザーのリフィル買えよとも思うんですが、40枚しか入っておらずそのくせブロックメモ(No.11)よりも高価ですので完全に割高ですよね。
オーガナイザーはブロックメモと違って基本両面の筆記を想定しているんでしょうか? そういう意味合いでいえば40枚でも倍(両面)にして80だし、片面メモが基本の80枚のブロックメモと比べても帳尻が合ってはいますけれども…(ちょっと何言ってるかわからない)
でもロディアのシステム手帳を使ってるんだし、中身もロディアにしたいようという謎のこだわりもそこそこにありますので、試しにNo.11をちぎって穴を開けてみました。
一応、リフィルからはみ出さずにとじることは可能なようです。
ただし、ちぎった状態でとじないと、バインダーからリフィルがはみ出してしまいます。
A7正寸自体は入らないので、何かしらやはり加工が必要ということですね。
No.11をリフィル化すると、ポケットにリフィルをしまい込むということはできなくなってしまう点も注意が必要ですね。
ブロックメモからオーガナイザーに移行して、かつてNo.11に記入したメモをポケットにそのまましまっておこう、ということもできないです。
折りたたむか穴を開けるかの工夫は必要です。
バインダー式のノート類だと自分はルーズリーフが好きですが、このように工夫すればギリギリルーズリーフの規格で穴あけも可能でした。
ペラペラめくるのであれば、端の穴は要補強ですが…
このように、しっかりバインダーにもとじられます。
こういう3穴リングのいいところは、ルーズリーフとも互換性を持たせることができる点ですよね。
この技は、穴と穴の間に独自の空白がない、ミニ6までは使える技法です。
バイブルサイズ以上になると不可能にはなるのですが、余計な穴を気にしなかったり、オーガナイザーの移動先がルーズリーフだという方には是非おすすめです。
ただし、ルーズリーフの規格での穴あけはかなりシビアで、位置取りを少しでもミスると穴がはみ出て端っこが三日月みたいな穴になるので、3穴が無難なんじゃないかと思いました。
元々ロディアのブロックメモなんかもそうですが、引用したいメモはそのまま大きな紙面に貼り付けたりしていたので、穴数はそこまでこだわる必要もないのかなぁ、と。
あくまで自分の場合です。
自分の運用スタイル
ここまで言いたい放題にレビューを書くと、この人買ったこと後悔してるのかなと思われそうなのがアレですが、今のところ買って良かったと素直に思えています。
購入してたかが数日、加えて基本飽き性なもんで、この先どうなるかはまだ何とも言えないのですが。
メモ帳はブロックメモを使ったり、クリップで上を止める方式にしてみたり、前回の記事でも紹介しましたがノートタイプにしてみたり、まぁ色々試してはみています。
しかしながら書き終わったメモを紛失したり、ノートタイプだと、そのまま大きな紙面に貼り付けてアイディアを展開するということが難しかったりで、なんだかなぁという気持ちでした。
その点オーガナイザーは、バインダー式で書き終えたメモを手元に残しておくこともできるし、保存用バインダーにまとめておくこともできるし、大きな紙に貼り付けることもできて管理がそこそこ楽です。
定期的にリフィルの補充や抜き取りが必要になりますが、メモを見返すきっかけがその分多くなるという点で、忘れ去っていたことを思い出す機会もそれなりに確保できます。
M5との差別化とするならば、想定通りのタテに手に持った時にリングが上部に来るため、筆記の際のストレスがあまりないことでしょうか。
何だかんだ手のひらにリングが当たるのは、ストレスに感じますからね。
自作リフィル
私は同じロディアから出ているホチキス留めノート(A5サイズ)で使いきれなかったものがあったので、空白のページを全てリフィルとしてカットしました。
やはりA7正寸より一回り小さいので、少し余白というか切れ端ができてしまうのが気がかりですが、使い切らずにノートとしてホコリを被るよりはマシでしょう。そう思いたい。
結構な量を採取できたので、当面の間はリフィルに困らずに済みそうです。
セットアップについて
ペンホルダーはあってもいいかな? と思ったので、トラベラーズノートのペンホルダーを取り付けました。
差し込むペンの長さと筆記のしやすさを加味して、かなり上ギリギリにしています。
お決まりの工作ですが、下敷きを兼ねたプロテクターを自作しました。
ルーズリーフのバインダーで、材質が硬めのプラスチックのものがあったので、バインダーをカットして作っています。
リング径も小さいので本当は薄くするべきだったんでしょうが、ブリオン自体フニャフニャで筆記の安定性には欠けるので、厚くて硬いものを選んだ次第です。
筆記の際リフィルが動いたりしてもある程度書きやすいよう、リフィルサイズに合わせるのではなく、A7正寸サイズに横幅を合わせています。
ちぎったNo.11をリフィル化しても使用できるようになっています。
試作的にインデックスも作成してみました。
インデックスも、つまんでめくることを想定して、厚手のクリアファイルを切って作成しています。
山の部分は何となくそれっぽい形に切って、テープライター的なもので項目を作りました。
寸法も、バインダーを閉じた時にインデックスが見えるか見えないかくらいのギリギリを狙ってみました。
作った後になってインデックスは黒で作った方がよかったかな? とも思ったのですが、まあしばらくはこれでいきます。
おわりに
と、いうわけで、今回もものすごく長い記事になってしまいました。
感覚が狂い切っているので記事を書き終えるまで気づかなかったのですが、¥5,000のメモカバーはぶっちゃけかなり高級ですよね😔
同じくらいの価格でNo.11の革カバーを買うべきだったかなとか、少し足してプロッターのバインダーを買った方がよかったのかなとか色々書きながらも考えたんですけど、やっぱり総合的に考えたらブリオンにして良かったと思います。
しかも山羊革のバインダーって、あんまりなかったりします。自分が探さないだけかもしれませんが。
何より手のひらの上でシステム手帳ライクにメモを量産できるのがとにかく楽しいんです。
ただ、ある程度リフィル等の周辺アイテムを自作できる環境が整っていないと、既製品だけでこなすのはなかなか大変な気がします。
自分は工作も楽しくできちゃうタイプだし、リフィルのストックも勢いで大量に作れたのでしばらくは大丈夫ですが、コスパ自体はメモ帳と考えるならかなり悪いです。リフィルを自作するにしても今度は手間がかかりますから。
手帳に手間をかけることが苦にならない方にはかなり遊べて楽しい手帳になると思うので、気になったらAmazonなんかでポチッといっちゃうのがいいと思います😋
きっと手帳モチベもシビルドンのぼり間違いなし⚡️⚡️
それではまた👋
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