患者としての体験
こんにちは。
クリニック開業に向けたブログに変えたので。
今日はテーマに沿ったことを書いてみたいと思います。
新型コロナウイルス感染者が増える今の東京で、
発熱を伴わない咽頭炎症状が数日前からありました。
一昨日になり、声がかすれるという人と話すとすぐに分かられてしまう症状が出てきたので、
「そんなんで出勤していいの?」
と職員の上司から言われ。
1日休みをとった昨日の話です。
休むからには受診せねばと思い、
自宅近くのクリニックを検索しました。
内科はほとんど近くで受診したことがなかったので、
結局、たまたま息子を保育園に預ける通り道で見つけた所に行ってみました。
そこでさらに、PCR検査を受けるように言われ、公費でやっているクリニックを教えてもらい、
結局2カ所のクリニックを受診しました。
症状はそれほどひどくなかったので、
クリニック見学をするような気分の余裕はありました。
そこで、いろいろと学びがあったので、こちらに書いておこうと思います。
まず、クリニックを調べる時は、たいていネット検索しますよね。
そこで最初に、googleの星がいくつかというのが目につきます。
それからそのクリニックのホームページ。
どんなにいい医療をしていても、そこで拒絶反応が出てきてしまっては、
受診してもらえないから、そこの入りが大事だなーというのが1つ。学んだこと。
それから、いざ受診となり、患者情報を書く時。
2つ目のクリニックでは、LGBTに配慮して、性別は男性、女性とどちらでもない、
を選べるようにしてあまりした。
別に受診者がノーマルな女性、男性だとしても、配慮しているという点で評価が上がるように思います。
それから、問診票。
最初のクリニックでは、問診票の最後に自由記載欄があったので、それはよかった思います。
そこ大事だなーと思いました。
真の受診理由をそこで聞き取れるなーと。
さすがに問診票をスマホのカメラで撮っておこうかと思いましたが、受付の方の視線が気になり、
やめておきました。
最初のクリニックの先生は、
問診票に私が、
「コロナかどうかのお考えをお聞かせ頂きたい」といった検査もしていないクリニックでは一番めんどくさがられるような事を書いてしまったためか、
いざ診察となった時に、私の話を聞かずにどんどん話し始めたので、マイナス1点。
一方、コロナのことについて、私の目を見て真剣に話してくださった点はプラス。ありがたいと思いました。
また、最後にほかの事でも何かあったら相談くださいと言ってもらえたのはよかったです。
(この一言、本当に大事!!)
でも結局、PCR検査をした方がいいと言われ、教えてもらったクリニックでは、検査の対象外と言われたので、そこはマイナス。
面倒な患者をほかに振ったと取られかねないので。
(同業者の目はシビアですなー。こんな患者いたらやだな‥)
2つ目のクリニックは、私より卒業が4年若い先生で、新しい事を色々とやられているようで、
公費のコロナPCRもそうですが、
zoomでのオンライン診療をやっていました。
オンラインで受けられたのは、わざわざクリニックに行かずに済んだので良かったのですが、
問診だけで、コロナの検査は公費ではできないと言われ、
個人的な印象としてはあまり‥。
でも卒業が4年も若い先生が、クリニックを開業して、
オンライン診療も取り入れて頑張っておられるのをみて、
とてもいい刺激になりました!
最初のクリニックの先生は、私より4つ年上で、在宅もやっておられるようなので、
個人的には医師と医師として、お話を聞きたいなーと思いました。
ただどちらも、ホームページによると内科の先生であり、
総合診療や家庭医療を学ばれてはいないようなので、
そこは私とは違うと思いました。
どちらがいいとかいう話ではなく、
家庭医療、総合診療を学んだ先生も色々な人がいますが。
家庭医療を学んできている私としては、
クリニックの開業医をするならば、
さわりだけでも家庭医療の概念を知っておかないといけないと
心の底から思っています。
いわゆる総合医として開業医するための条件として、
BPS、患者中心の医療の方法、行動変容、家族志向ケア、ヘルスプロモーション‥
このような概念を系統的に学んでいることを必須にする、
そのくらいしてもいいと思っています。
まあそうしたら、日本で開業できる先生が極端に少なくなってしまうので、
現実的ではないのは分かっていますが。
将来的にはそうなってほしいです。
つらつらと書いてしまいましたが、
昨日の私の患者としての体験でした。
ちなみに結局、今日は自分の勤める病院で、
コロナPCRをこれから受ける所です‥。
陰性でありますように‥。
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