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大きな虹

虹って吉兆らしいですね。
中学生のとき、国語の教科書に載っていた話で、鬱々としていた主人公が通りすがりの子どもの「虹だ!」という声から空を見上げ、大きな虹を見て心が晴れる話がありました。

その話はたしか、新学期の初めのほうの授業で勉強することになっている随筆で、春の憂鬱さと虹の対比が印象的な話でした。
その授業で、私は随筆というものを初めて勉強することになります。
(たしか川上弘美さんの作品だった…?)

たしかに、小さい頃から虹を見ると得をしたような気持ちになって好きでした。
どのくらい好きだったかというと、雨が降っているのに日が射しているような日は、日射しに背を向けて虹が出てないか確認するクセがある子どもだったくらい、好きでした。
(幼稚園のときに読んでいた子ども向けの図鑑で、虹がどんなときに見えるのかの解説が載っていて、このクセがつきました。)

“吉兆”としては、虹を見るだけでちょっと嬉しい気持ちになるので、その時点で吉なのですが、今までで印象に残っているものとしては、九州に旅行にいったときに見た虹があります。

九州に旅行に行った時、大きなダムに寄ったことがありました。
ダムには、星形の浮き島のようなところまで降りていく階段があって、そこを降りると四方八方が水!というところがありました。

こういうことです🙆

しかも、ダムのど真ん中には500円払うと見られる噴水があって、これが予想の3倍くらいの高さで水が噴き出るものでした。

こういうことです🙋

さらに!噴き上げられた水はしぶきは散って、晴れた日だと大きな虹が見えるんです!!

こういうことです!🙌

ここには偶然立ち寄ったのですが、初めて見たときは感動して感動して、その後もなんどか機会があれば寄るようにしています。


その後、何度めかに立ち寄った時、その日の天気は曇っていて、噴水を眺めていても虹を見ることはできませんでした。
正直虹が見えたらいいなと思っていたのですが、まぁそういうこともあるよねと、来た道を戻りました。
浮き島から階段を上がり、ふと遠くのほうに目をやると、、そこには虹が出ていました。

その時に見えた虹🌈✨

その時の感覚は、うまく言うことができないんですけど、なんというか…その土地に歓迎されているような気がして、本当に本当に嬉しかったです。
この虹が見れたことでテンションも上がりましたし、その後の旅行もとっても楽しいものになりました。

ここのダムは、桜の時期になるとダムの周り一帯が桜並木になっているので、桜、水、虹の景色がとても美しいのだそうです。
桜の季節に行けたことはないのですが、行ってみたいですね。

スピリチュアル的な意味での吉兆にはあまり詳しくないのですが、単純に虹を見ると気持ちが晴れたり嬉しい気持ちになったりします。
それと、偶然に起こった楽しくて嬉しい思い出があるので、私は大きな虹が大好きです。


おわり!


あとは告知です🌠
【次回出演情報】
劇団トキワ第3回公演
6月25日(土) 26日(日)
近日中に詳細も公開できそうです😉

稽古の様子💡


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