№93【2分で読める】日々の暮らしにクスっとエッセイ『こんなところでもギリギリ選手権』
ある日、ワタクシのスマホのお知らせ音が鳴った。
「あ、noteの通知。もしかしてステキな方がスキを押してくれたのかな」
とウキウキ。しばらくしてまた通知、そしてすぐにまた通知と連続して数件お知らせがあった。
あまりにも多いので、ワタクシ、一体何事かと思い確認してみると、それはいつもコメント欄が大行列の、あるnoterさんからのコメ返しだった。どうやら、一気にコメ返しをされているらしい。
ワタクシ、ふと、ある秘密に気がついた。それを確かめたくて、その後しばらく時計を見つめる。
「そろそろかな」
そのタイミングで、また通知。計った様につぎもまた通知。2分~3分間隔で、どんどんコメ返しをされていた。
「ひょーっ! もはやコメント名人。しかも返ってきたコメント、メッチャおもしろい」
それに気がついてから、お返事の内容はモチロン、そのスピードを楽しみにしている。特に超長い行列の最後尾に並ぶ日はドキドキ。
もしかして文章が上手く書ける秘訣は、そのスピードかもしれないと、ワタクシも、自分の限界ギリギリのスピードで挑戦してみるけれど、書いては消し、書いては消し、空回りするばかり。結局はありきたりな返事しか書けずすみません。
無念。
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