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2022 ALL MLB Teamについて

2022 MLBの最後のAwardである ALL MLB Teamが発表されたので、今回はそれについて書いていこうと思います。

1st Team

Pitchers

  • SP:Sandy Alcantara (MIA) 初受賞

  • SP:Shohei Ohtani (LAA) 3回目 ※1st 1回(DH) 2nd 1回(SP)

  • SP:Justin Verlander (HOU) 2回目 ※1st 1回

  • SP:Framber Valdez (HOU) 初受賞

  • SP:Alek Manoah (TOR) 初受賞

  • RP:Edwin Díaz (NYM) 初受賞

  • RP:Emmanuel Clase (CLE) 初受賞

Position Players

  • C:J.T. Realmuto (PHI) 3回目 ※1st 1回 2nd 1回

  • 1B:Paul Goldschmidt (STL) 初受賞

  • 2B:Jose Altuve (HOU) 2回目 ※2nd 1回

  • 3B:Manny Machado (SD) 2回目 ※1st 1回

  • SS:Trea Turner (LAD) 2回目 ※2nd 1回

  • OF:Aaron Judge (NYY) 2回目 ※1st 1回

  • OF:Mookie Betts (LAD) 3回目 ※1st 1回 2nd 1回

  • OF:Mike Trout (LAA) 3回目 ※1st 2回

  • DH:Yordan Alvarez (HOU) 3回目 ※2nd 2回

1st Teamのメンバーが発表されましたが、個人的にまず驚きだったのが、大谷が先発投手として1st Team入りしたことだ。
サイ・ヤング賞を満票受賞したAlcantara/Verlanderは確定として、残り3枠を争うことになるとの予想だったが、サイ・ヤング賞のファイナリストであるManoah/Ceaseや最多奪三振のColeらと比べると、少々不利かと予想していた。
しかしながら、結果は堂々の1st Team入り。
ファイナリストのCeaseを上回っての選出であることから、この結果は快挙である。
(ちなみにValdezもひっそりCeaseを上回っての選出だった。)
救援陣は今期両リーグで最も支配的だった2人が選ばれた形であり、異論はない。
特にDíazは今シーズンの活躍で、救援投手史上最高額の5年120Mドルの高額契約を手にした。
野手陣の選出内容に関しては、かなり妥当な結果だと考えている。
Goldschmidtが初受賞であることが驚きだったくらいか。
2019年より開始されたAwardであるため、今回で4回目となるのだが、Realmuto/Betts/Trout/Alvarezは既に3回目の受賞となり、改めて1流選手としての凄さを実感した。

2nd Team

Pitchers

  • SP:Julio Urías (LAD) 2回目 ※2nd 1回

  • SP:Dylan Cease (CHW) 初受賞

  • SP:Max Fried (ATL) 3回目 ※1st 1回 2nd 1回

  • SP:Aaron Nola (PHI) 初受賞

  • SP:Max Scherzer(NYM) 3回目 ※1st 2回

  • RP:Ryan Helsley (STL) 初受賞

  • RP:Ryan Pressly (HOU) 初受賞

Position Players

  • C: Will Smith (LAD) 初受賞

  • 1B: Freddie Freeman (LAD) 4回目 ※1st 1回 2nd 2回

  • 2B: Andrés Giménez (CLE) 初受賞

  • 3B: Nolan Arenado (STL) 初受賞

  • SS: Francisco Lindor (NYM) 初受賞

  • OF: Julio Rodríguez (SEA) 初受賞

  • OF: Kyle Schwarber (PHI) 初受賞

  • OF: Kyle Tucker (HOU) 2回目 ※2nd 1回

  • DH: Shohei Ohtani (LAA) 3回目 ※1st 1回(DH) 2nd 1回(SP)

1st Teamのメンバーに比べると、多少のスケールダウン感は否めないが、タイトルホルダーも含まれており、豪華なメンツだ。
気になったところとしては、まずはFreemanの受賞だ。
2019年のAward発足以降、4年連続で受賞している唯一の選手であり、毎年安定してMLBトップクラスの選手であり続けていることの証拠だろう。
次は指名打者部門での大谷の受賞だ。昨年は指名打者で1st/投手で2nd、今年は投手で1st/指名打者で2ndと、受賞回数だけで言えば袁術のFreemanと並んで最多タイである。
二刀流という特性上有利な面もあるが、投打ともにMLBトップクラスの成績を残していることの証でもあり、改めて大谷が規格外の選手であることがわかる結果だ。
選外となった選手ではあるが、Coleの落選は予想外だった。
最多奪三振のタイトルを取ったことに加え、13勝に200イニングと先発投手としては十分な成績を残していただけに驚きだ。
防御率が3.50と平凡だったことが影響したかもしれないが、規定未達のScherzerの方が選出されるとは・・・
来年はここのメンバーが1st Teamにランクアップするのか、それとも全く新たな選手が選出されるのか非常に楽しみである。

今日はここまで。

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