2022/10/20 試合雑感

今日もリーグ優勝決定シリーズ2試合分について書いていこうと思います。

HOU-NYY戦

昨日のNYY-CLE戦からの連戦となったアリーグのリーグ優勝決定シリーズは、アストロズが先勝した。
先発のVerlanderは4回6失点の前回登板と打って変わって、これぞエースという投球内容だった。
6回をホームランによる1失点に抑え、6者連続三振を含む11奪三振をあげた。
Verlanderはこれでポストシーズンの通算奪三振数を219個に伸ばし、Kershawの213個を抜いて再び単独1位となった。

(プレーオフ開始前時点ではVerlanderが205奪三振、Kershawが207奪三振だったが、10/12にVerlanderが1位になり、10/13にKarshawが6奪三振で再度1位に返り咲き。そして今日、再びVerlanderが1位になった形である。)
また、8度の2桁奪三振も歴代1位の記録となった。
打線は先制された直後にMaldonadoのタイムリーで同点に追いつくと、6回にはGurrielとMcCormickの本塁打で勝ち越した。
7回にはPeñaのダメ押しホームランで試合を決めた。
敗れたヤンキースはアストロズ投手陣に完全に抑えられた。
Bader/Rizzoにホームランが生まれたが、いずれもソロホームランで打線のつながりを欠いた。
それよりも今日は三振数が問題だった。
Verlanderの11奪三振以降も、Neris/Montero/Presslyの3人相手に6三振。
アストロズの2三振に対して、17三振を喫し、チーム三振数の差15は歴代1位の差となった。
明日の対戦相手はValdezと好投手が続くなかで、一発以外での得点が求められる。

SD-PHI戦

パドレスが逆転勝ちでシリーズ成績を1-1のタイに戻した。
2回に4点を先制され、苦しい流れとなったが、Drury/Bellの2者連続ホームランで2点差に詰め寄ると、5回にタイムリー4本で5点を奪い、一気に試合をひっくり返した。
7回にはMachadoに一発が飛び出し、試合を決定づけた。

投手陣では先発のSnellが4失点しながらも、何とか5回まで投げ抜き、最低限の責任を果たすと、Martinez/Suarezの元NPBリレーから抑えのHaderにつないだ。
Haderは3者連続三振で全盛期に近い支配力を取り戻していた。
敗れたフィリーズは2回に4点を先制する幸先の良い流れも直後に2失点、勝ち投手の権利がつく5回に5失点と、試合のターニングポイントで失点を重ね、序盤の有利を早々に手放してしまった。
先発のNolaはここまでポストシーズンで好投を続けていただけに、今日の乱調はベンチとしても想定外だっただろう。
主砲のHarperは打率.419 OPS1.390と絶好調をキープしているだけに、投手陣の奮起が期待される。
明日の移動日を挟み、次戦からは舞台をフィリーズホームに移すことになる。
次の1勝を手にするのはどちらのチームか今から楽しみである。

今日はここまで。

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