体感することが大切

何事も実際にやってみないと分からないもの。

事前にどんなに説明されてなんとなく分かったつもりでいても、やってみたら全然違ってた、なんてことは一度は経験があると思います。

ヨーガもそうです。

特にアーサナ(ポーズ)においては、見ていたら簡単そうなのに実際やってみるときつかった!という話を耳にすることもあります。

この、実際にやってみる、というのがポイント。やってみると必ず体感が生まれます。何かをやろうとする時は、まずやってみるかどうかを考えたり、自分にできるかなと気になったり、あれこれ思考が巡りますが、それはひとまず置いておいて、まずやってみることが大切です。やってみて初めて分かることや気付くことがあります。

体感することを重ねていくと、自分のことを客観的に見られるようになります。それによって、それまでの自分との変化に気付くことがあります。

アーサナ(ポーズ)は、毎日実践することが理想とされていますが、何においても続けるというのは難しいものです。

それでも、1つでも家でやってみようと挑戦したら、思っていたより簡単に続けられたり、1つでは物足りないからもう少しやってみよう、なんて思ったりします。

実際にやってみたらそんなに大変ではなかった、と感じるのも大切な気付きです。それがだんだん積み重なると、アーサナを維持するのが辛くなくなってきたり、呼吸が少しずつ深まってきたりします。そういったちょっとした変化に気付けるのは、体感することで自分を客観視できるようになるから。

いきなり完璧にやらなければ、とか、今日は出来なかった、と落ち込むことはありません。ネガティブな思いが湧いてきたらひとまず無視して、考える前にやってみるようにしていきます。それを繰り返すうちに体感と気付きも繰り返されて、いつしか些細なことに振り回されなくなったりします。

いろいろな情報に振り回されがちな世の中、ブレない軸をしっかりと持つことができたらいいですよね。それにはまずやってみること、自分自身で体感することが不可欠で、確かな方法なのかもしれません。



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