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【V活生存戦略会議 #1】VTuberがYouTubeで見つけてもらうための方法を考えてみた

VTuberとして活動中の、まほうつかいになりたい会社員みやまぎです。

今回から「V活生存戦略会議」と題して、個人VTuberがより長く活動を続けていくために参考になりそうな情報を発信していきたいと思います。

なぜこのような発信を始めることにしたのかについては、FANBOXで公開した『「まほうつかい」になるために』という記事にまとめているので、ぜひご一読いただけると嬉しいです。

今のところ、毎月2回(10日・25日)に投稿することを目標としていますが、万が一達成できなくても生暖かい目で見守っていただければ幸いです。

記念すべき第1回目のテーマは「VTuberがYouTubeで見つけてもらうための方法を考えてみた」です。

私はVTuberであるとともにVTuberのオタクでもあるので、自分がどのような経緯で新たなVTuberと出会ってきたかを、改めて振り返ってみました。

すると、主な到達経路が2つあることがわかりました。

「そのVTuberに興味があるか」
「そのゲーム(コンテンツ)に興味があるか」

後者に関しては、私の場合はゲーム実況が好きなのでゲームとしましたが、歌やASMRなど他のコンテンツに置き換えても問題ありません。

それでは、詳しく解説していきたいと思います。

そのVTuberに興味があるか

自分がどのようにして現在の推し達に出会ってきたかと考えた時、いくつかの要素が思い浮かびました。

  • ママ(キャラクターデザイナー)が好き

  • 推しとコラボ・共演していた

  • 推しと同じグループや事務所に所属していた

私の場合、VTuberを好きになるポイントが

性格(おもしろさ)>見た目>声

なので、優先順位が異なる人は、私と全く異なる経路で辿り着いているかもしれません。
そのため、上記に上げたものは数あるうちの3つだと考えてください。

ママ(キャラクターデザイナー)が好き

バーチャルで活動するVTuberにとって、その見た目がリスナーにとって魅力的かどうかは非常に重要です。

最近私は、NIJISANJI EN所属のMysta Riasくんをめちゃくちゃ追っています。彼のキャラクターデザインを担当している吠L先生は、同じにじさんじのユニット「ROF-MAO」のメインビジュアルや、私が昨年から推しているホロスターズの荒咬オウガさんのデザインも担当しており、絵柄がめちゃくちゃ好みです。

そのため、英語が苦手な私が「吠L先生がキャラデザならちょっと気になる」と切り抜きや配信を見始め、今ではスマホの時計にロンドンの時刻を設定するほどすっかりハマっています。

企業VTuberや個人で爆速で伸びているVTuberのキャラクターデザインは、元々人気のあるイラストレーターさんが担当していることが多いですよね。
その点から見ても、当たり前なことでもありますが、興味を持ってもらうためには見た目も非常に重要であると言えます。

しかしながら、個人VTuberの多くは予算などの都合上、人気のあるイラストレーターさんにデザインを依頼するのは難しいと思われます。

では、どのような方に依頼すればよいのかというと、自分が活動しようとしている方向性に合っている方、もしくは、自分が心から好きだと思える作品を作られている方に依頼するのがおすすめです。

方向性の一致は非常に重要で、これは極端な例ですが、男性をターゲットに可愛らしいアイドルとして活動したいと考えているのに、壮年の男性をメインに描かれているイラストレーターさんにデザインを依頼するのはお門違いです。

自分が「こんな人たちに見てもらいたい」と考える人に多く見られているイラストレーターさんを見つけましょう。

または、自分のお気に入りのイラストレーターさんがいれば、その方に依頼するのもいいと思います。

なぜかというと、単純に、自分が好きなイラストレーターさんであるということは、その方のファンは自分と同じ好みをしているので、需要を把握しやすいからです。

また、自分のモデルが好きな絵柄だと活動のモチベーションが高まるというのも、お気に入りのイラストレーターさんをおすすめする要因です。

恐らく、バーチャルの自分の姿を見る機会がこの世で最も多いのは自分自身だと思うので、まずは自分で自分を世界一好きになることが大切だと思います。

推しとコラボ・共演していた/推しと同じグループや事務所に所属していた

企業VTuberを見てみると、その多くが同じグループや事務所、もしくは外部のVTuberとコラボをしていて、コラボをせずにソロで配信を続けているVTuberは恐らく少数派です。

コラボ配信や動画が多いVTuberほど、コミュニティが広がり、認知度が上がって数字も伸びていくように思います。

また、VTuber同士の関係性に需要を見出しているリスナーも多い(そこから生まれたのが「てぇてぇ」という言葉)ため、その需要を狙うためにも他のVTuberとのコラボをたくさんすることをおすすめします。

もしくは、少人数のユニットやグループを作り、その中でコラボ活動をしていくのもいいかもしれません。
そうすることで、「箱推し」という言葉もあるように、そのユニットを丸ごと推してくれるファンの獲得も期待できます。


そのゲーム(コンテンツ)に興味があるか

私は「Outlast」というホラーゲームの実況がとても好きで、YouTubeでゲーム名を検索し、出てきた実況動画をよく見ていました。

また、そもそものデータ量が少なく参考になるかはわかりませんが、私のYouTubeのアナリティクスを見てみると、検索からの流入は「原神」などゲーム名を含んでいるものが多いです。

ゲーム名以外だと、歌ってみたの曲名や「VTuber」という単語で占められており、今のところ名前で検索して見に来た人はほぼ皆無です。

つまり、検索から見つけてもらう可能性を高めるためには、コンテンツの種類を豊富にすることが重要だと言えます。

ゲーム実況がメインであればより多くのタイトルを配信、歌ってみたがメインであればより多くの曲の動画を投稿していく方がいいでしょう。

ここから先は、みやまぎが考えるゲーム実況配信と歌ってみた動画投稿のポイントをまとめていきます。

既に多くの方が分析・発信しており、多くの方が知っている内容だとは思います。

しかしながら、みやまぎ自身も含め多くの方が知っていても出来ていないことでもあると思うので、さらっと読んでいただければ幸いです。

ゲーム実況配信のポイント

ゲーム実況に関しては、より多くのタイトルを配信・動画投稿していくことをおすすめします。
ですが、1つのタイトルを極めることでも、工夫をすれば検索からの流入を期待できます。

具体的には、同じゲームをプレイするユーザーにとって有益な攻略情報を発信したり、企画性のある縛りプレイをするなど、コンテンツの内容を深掘りしていくことです。

つまり、同じゲームをやっている他のユーザーとの差別化が非常に重要なポイントになります。

さらに、ゲーム実況配信は長時間に及ぶことも多いので、要点や見どころをまとめて10~30分程度の短い時間の切り抜きを投稿すると、より見てもらいやすくなるでしょう。

また、流行っているゲームよりも、ある程度の知名度や人気はあるものの少しマイナーなゲームの方が、競合が少ないため少しの工夫で目立てると思います。

歌ってみた動画のポイント

配信と違い動画は制作にかかる負担がとても大きいです。
特に歌ってみた動画は、録音はもちろん、イラストやMIX、動画制作など、自分でするにしても他の方に依頼するにしても、1本の動画に対し多くの時間や労力、コストが必要となります。

そこで、少しでも負担を減らすために考えられることは以下の3つです。

  • 1番やサビだけ投稿してみる

  • 静止画だけの動画にしてみる

  • 歌配信の切り抜きを投稿する

私もそうですが、なにか作品作りをしようと思った時、よりクオリティが高くなるようにたくさんの時間や労力をかけてしまいがちで、クリエイター気質の人ほどその傾向が強いと思われます。

しかし、スピード感やコンテンツ量を目標としたときは、自分が理想とするクオリティの7~8割で仕上げてしまっても問題ないと個人的には思います。

まずは投稿頻度をあげ、ファンを獲得し、その後、生まれた利益を還元する形でクオリティを高めるのも1つの手です。

また、そうすることで、支えてくれるファンのおかげで作りたいものが作れるようになった、というストーリーが自然と生まれてきます。


まずは「見つけてもらう」ことが大事

今回取り上げた内容はあくまで流入経路なので、そこからファンになってもらうためにはもう一段階踏み込んで工夫をしていく必要があると考えています。

そこには、声色や話し方、リアクション、考え方などの内面的なものから、発信しているコンテンツや企画力などの戦略的なものも含まれるでしょう。

そのあたりについても、今後まとめていきたいと考えてはいますが、最も大切なのは自分の魅力をうまく引き出し、いかに発信していくかだと思っています。

その「知ってもらう」というフェーズが、今回考察した内容になるので、ぜひこれを機会に今までのご自身の活動を振り返ってみてください。

また、私と同じように自身もVTuberが好きだという方は、自分が推し達とどのように出会ってきたかを振り返ってみると、これからの活動のヒントが見えてくるかもしれません。

今後も引き続き、個人VTuberがより長く活動を続けていくために参考になりそうな情報を発信していく予定ですので、フォローしていただければ幸いです!

それでは、ごきげんよろしゅう。


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