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第3回 サービスコード

医療とコンピュータ Vol12 No.1 2001.1 57-59ページ ©️鈴木吉彦 医学博士

これまでの製薬企業が行っていたシステムの基本姿勢も大切にし、新しいOne-to-One技術も活用していくためには、細かい注意が必要だった。まず、医療関係者である事の定義を製薬企業といっしょに考え準備する必要があった。それを定義するための議論だけでも数ヶ月を要した。幸い、多くの製薬企業からの信頼を得て、ルールを定め、そのルールに従った形で、医療関係者に限定した特別なパスワードを配布する事とした。それが、多くの人たちから「サービスコード」と呼ばれる会社ごとに特定したパスワードである。原則的に、そのサービスコードは、製薬企業のMRが医療関係者に手渡しで配布するものである。

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