自宅に戻れました!
その後の急展開で、金曜日に柏を退院して、自宅に戻ってまいりました。
症状は一向に良くならないのですが、ポートから1日に必要十分な量の点滴をすることが出来ているので、もし帰るなら比較的症状が落ち着いている今しかないだろうと言う事で、近くの在宅医療を行っているクリニックに受け入れをお願いしておりました。
話がスムーズに進み、木曜日にそちらのクリニックを主人が受診して、金曜からみていただけることになったのです。なんと主治医は母の看取りのときにお世話になった先生でした!
親子でお世話になると言うのも、なかなかないことかと思います…
この状態で家に帰ったら、周りの家族に迷惑をかけることは間違いないので、最後の最後までどうしようかと非常に悩んでいたのですが…
車の窓の上の取手に2キロもある点滴の袋をぶら下げて、高速で1時間ちょっと、思ったよりもかなり疲れてしまいましたが、それも自宅のベッドに横になった途端、なんとも言えない安心感と心地よさ、ああ、やっと戻ってこられたという嬉しさにかき消えてしまいました。
最初の入院から考えると、約1ヶ月近く病院で過ごしたことになります。
その日の午後に早速在宅医療でお世話になる担当の看護師さんと、その後先生が往診に来てくださいました。
色々こちらの希望や要望を聞いていただいて、在宅治療の開始となりました。
やはりかなりの量の麻薬を使用しているので、充分な注意が必要とのこと、ただし痛みを我慢する必要は全くないので、レスキューは随時使うこと。その使用頻度によってベースアップをしていくのは今までと同様です。
1日2Lの点滴の交換は家族が、ポートの点滴の差し替えは週に一度看護師さんがしてくださることに。
点滴の交換と言うだけでも、途中に流量を調整するポンプの管理なども含め煩雑で、これをちゃんと清潔操作で行うことは、かなり大変だななとしみじみ思いました。身内に医療関係者でもいないと、なかなかおいそれと出来るものでは無さそうです。
夕方お見舞いに来てくれた妹に、洗面台でシャンプーしてもらって、パジャマに着替えて、まさに生き返った気持ちになりました!
退院の日は、わんこがいるとうるさいので、日中はお預かりをお願いし、綺麗にシャンプーもしてもらってから夜に帰ってきました。
私をみた瞬間の2匹の目!
信じられないものを見つけたような顔をして、次の瞬間ダッシュで我先にと飛びついて甘えて来ました。その後もずっとニコニコ満面の笑みで…あんなに嬉しそうな顔は久しぶりでした。
そしてそのあとは、昼間寝ている娘のベッドに私と一緒にずっと寝て、私が動くとどこに行くにもピタっと2匹で私の後をついて歩いてきます。ストーカー復活w
夜もぐっすり寝られました。
やっぱり自宅に帰ってこられて本当によかったです…
みんな、ほんとにどうもありがとう…
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