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6月12日「ほんとうはきっとシンプルなんだよなぁ」

なんだか一日中ずっと眠たかった。夢でまで「眼があかない。。。眠い。。。」って言ってたのを覚えている。

日中急に空が暗くなって雷が鳴りだしたからあわてて洗濯物を取り込んだけど、そこまで雨は降らなかった。自分の部屋から空を見ていたら、どんどん灰色の雲が前から流れてきていた。雷鳴も一緒に聞こえてくる。風も冷たくなり強くなっていた。でも左右の空からは青空が覗いている。
なんとも不思議な空模様で、見ていて飽きることが無い。
これで入道雲が見えるようになったらもう夏だなぁ。

こんな天気の時はだいたい夕陽が眩しいくらいに差してくる。
そして空気がなんだか綺麗に感じるのだ。
今日は雨が降ったわけでもないのに、なんだか浄化されたみたいにクリアな感じがした。

灰色の雲が流れていってしまった後に、久しぶりに母と目黒不動尊へと出かけた。私はここがなんだか好きで一人で定期的に参拝している。
母は行ったことがなく、前々から参拝してみたいと言っていたので連れていくことにしたのだ。
行きたいと思ったときにタイミングが合えば行く。
そういうのってめちゃくちゃ大事だと思う。
「いつか行ける」っていうのは希望を持てることではあるけれど、「いつか」というのは必ずしも実現するものではない。自分だけでなくそれを誰かとやりたいということであれば尚更だ。

死ぬこと以外、何一つとして先のことで確定していることなんてないのだから、今このときにタイミングが合ったのならそれは実行したほうがいいと思っている。それがどんなに些細と思えるようなことであったとしても。

それを強く実感して学んだのは父の死からであった。
ほんとうにいつ何が起こるかなんて一つも分からないのだ。だから余計な後悔とか言い訳をしなくていいように、いまこの時にできることをひとつひとつやっていく。それ以外はどうでもいいんだよなぁ、きっとほんとうは。シンプルなんだよなぁ。

今日も大好きな場所に行けてよかった。
スッキリした。



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