何気なく動画視聴を始めてしまう時代だからこそ文章を書き留めたい。

最近はホントに便利な時代になった。

スマホさえあれば暇つぶしには困らないどころか、時間が溶けていってしまって足りないなんてこともザラにある。

気づいたらYouTubeを開いて特に何の中身もないような動画を眺めては、1時間も2時間も経っていたなんてこともよくある話。

文章を読むことも少なくなった。

もともと娯楽として小説を読むことも好きだし、情報収集を本や雑誌でするのも好きだった。

最近はめっきりそういった時間をもつことがなくなった。

本を読むということは、時間だけでなく、ある程度の精神的な余裕も必要な気がする。

忙しく過ごす現代人には、なかなかそれだけの余白を作れるほどの余裕がないのかもしれない。

私も、朝を1時間早く起きてゆったり過ごす時間を意識的に作るようにはしているんだけど、忙しい日が続くとなかなか起きれないこともしばしばある。

タイミングよく起きられた日は、布団でまどろみながらスマホを開く前に立ち上がることを意識している。

布団の中でスマホを開いたら終わりだから。

お腹を空かせて待っている猫たちにご飯をあげたら、パソコンを開いてインスタントコーヒーを作る。それからnoteの執筆というのが私の朝活ルーティーン。

この時間を作れると気持ちに多少の余裕が持てる。

朝早く起きて動画を眺めて時間が過ぎていくような時間の過ごし方をしていたら、たぶん気持ちの余裕は作れないし、どんどん心が死んでいくと思う。

私にとってnoteを書くということは、自分の心と向き合う時間になっている。

最近はウーバー稼働の間にも思いついたことをnoteに書き溜めるようになった。

以前は、少し待機の時間ができると動画を開いていたんだけど、それを意識的にやめるようにした。

同じ時間を過ごすのに、動画を見て何も残らない時間と、文章を書き溜めて自分の心に向き合える時間を過ごすなら、圧倒的に後者が良い。

30代を過ぎてからは、ただでさえ時間だけが過ぎていくような毎日になった。

このままひとつひとつの時間を貴重な時間だと思って過ごさないと、あっという間に老後を迎えてしまい、何も残らない人生になってしまう。

それは虚しい。

だから、これからも文章を書き溜めて、自分の内面と向き合っていく時間を設けることだけは続けていこうと思う。