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低価格、高品質が魅力的なSEIKO5は、ガシガシ使ってこそ輝きが増す時計だ

35歳の誕生日に家族から誕生日プレゼントとしてもらったSEIKO5の腕時計を、ほぼ毎日愛用中。


ガスを扱う仕事をしている都合上、ガス爆発の恐れを懸念して職場での腕時計の着用が禁止されています。


腕時計に限らず、携帯電話や空調服など、静電気が発生する恐れのあるモノの持ち込みはすべて禁止。


こんな状況なので、仕事中は腕時計を着けられませんが、基本的に仕事とお風呂以外の時間は常に左手首に SEIKO5を巻いています。


約1年ちょっとほど愛用してるわけですが、それなりに長い期間使ったからこそわかるSEIKO5の魅力について紹介していきます。


SEIKO5は、普段使いに最適な腕時計。

SEIKO5は、普段使いに最適な腕時計。

ビジネス、カジュアル問わず、普段使いでガンガン使えるオシャレな時計を探してる人に私がおすすめするなら、迷わずSEIKO5一択です。


特に私が愛用しているタイプは、三針にデイデイトのみという至極シンプルなデザインなので、スーツやジャケットスタイルだけでなくTシャツにジーパンなどのカジュアルな感じに合わせても良い感じになります。


私の普段着はTシャツにジーパンというシンプルなスタイルが多く、アクセサリーもつけません。


シルバーの文字盤、約35mmとやや小ぶりなケースながらも程よいアクセントを手首に出せるので、私自身もガンガン普段使いとして愛用しています。


低価格、高品質がSEIKO5の魅力

SEIKO5の魅力と言えば「圧倒的に低価格、でも高品質」ですね。


モデルや購入時期によっては1万円を切る価格で機械式時計を手に入れることもできます。


安いからと言ってもデザインや時計としての精度など、いわゆる「質」の部分で手を抜いてることはまったくなく、値段を言われなければそれなりの高級時計と見紛うほどのクオリティを持っていることも人気の理由かもしれません。


例えば営業マンとかだと、お高めな高級時計を身につけてると嫌味に見えてしまうときもあるかもしれませんが、SEIKO5は「丁度いい時計」としての立ち位置を確立しています。


SEIKO5は嫌味にならず、でも安心感と信用を得られる時計としても愛されていますね。


傷もアジになる

日常的にガシガシ使っていれば、当然細かい小キズはたくさんできます。


1年ちょっとしか着けていない私の時計でさえ、ベゼルやブレス部分に擦れたような小キズがたくさんついています。


でもこれがカッコいいんですよ。


私はブーツやジーパン、レザー製品のエイジングが好みということもありますが、傷がつけばつくほど自分だけの一本になっていき、愛着がもてると思っています。


ちょっと変わった趣向かもしれませんね(笑)


でも、いつでもピカピカで無傷な状態よりも、ガンガン使い込んで小キズがたくさん入ってるぐらいの方が SEIKO5はカッコいいと思います。


多少の時間の狂いは気にするな!

機械式時計は、電波時計のようにいつでも正確な時刻を教えてくれるわけではありません。


一週間で数秒、個体によっては数分ほどずれてしまうモノもあります。


幸い、私のSEIKO5は一週間で数秒程度のずれなので、精度としてはかなり優秀な方だと思います。


1ヶ月ぐらい時刻合わせをしなくても、3分程度進んでるぐらいなので、日常的に使用するにあたっては何の問題も感じません。


もっとも、私は正確な時刻を必要とするような自衛官や警察官、救急隊員などとはちがい、「大体これぐらい」という時間がわかれば充分なので、時間がずれることは気にしていません。


上記にあげた職業以外にも、正確な時刻情報がどうしても必要という人は、機械式時計を諦めて電波時計一択になると思います。


時間のずれに気づいたときに時刻合わせするぐらいの使い方の方が、時計に対して愛着もわきますよ。


機械式時計に興味を持ったら、SEIKO5を試してほしい。

機械式時計に興味を持ったら、SEIKO5を試してほしい。

機械式時計というとお高いイメージを持ちがちですよね。


代表的なブランドで言えばROLEXとかOMEGAとかのイメージが先行するので、必然的に機械式時計は高いというイメージになってしまいます。


かつての私もそうでした。


私の浅い知識の中では、安くてもHAMILTONあたりで、それでも10万円はするよなーなんて思っていたぐらいなので、自分の視野の狭さを感じざるを得ません。


家族から SEIKO5を貰ったことをきっかけに、SEIKO5についてあれこれ調べてみると、恐ろしい沼が口を広げて待っていました。


この値段でこのクオリティの腕時計が買えるのか……。そう考え始めるとついうっかりポチってしまいそうになる自分がいるので、今はあえてインターネットで時計を見ることをやめています。


SEIKO5の時計は、1万円台前半からラインナップされているので、機械式時計初心者におすすめなのはもちろんのこと、名だたる機械式時計に手を出してきた猛者たちが、最終的に落ちる沼としてもよく知られています。


機械式時計は、一般的なクオーツ(電池式)の時計などとちがって、ちょっとめんどくさい側面があります。オーバーホールのこととか、着けてないと針が止まるところとか。


高級時計にうっかり手を出してしまったあとに機械式時計とクオーツのちがいに気づいては手遅れなので、最初の一本として機械式時計を試してみたい人には、SEIKO5が圧倒的におすすめです。


あとがき


こんな感じでSEIKO5の魅力を紹介してみました。


わりと飽き性の私が、1年ちょっとほどの期間をほぼ毎日着用して腕時計を眺めているけど、未だまったく飽きが来ません。


それどころか、手首にSEIKO5がない時間帯は落ち着かないほど、これなしではいられない身体になってしまいました。


今さら腕時計なんて必要ないとか、腕時計としての機能しかない時計に何のメリットがあるの?と思う人もいるかもしれないけど、こればっかりは「ロマンだ」としか言いようがないです。


Apple Watchを始め、今やスマートウォッチが主流の時代において、ただ時間を知らせてくれるだけの腕時計なんて邪魔なだけだと思う人がいるのもよくわかります。


ソーラー時計やクオーツ式の方が時間の精度も高いし、メンテナンスの手間も少ないわけで、合理的に生きてる人にとってはホントにその通り。


それでも、私はやっぱり機械式の腕時計が好きだし、家族からもらったこのSEIKO5は間違いなく一生モノです。


高級時計には高級時計の魅力があるように、SEIKO5にはSEIKO5にしかない魅力があります。


ガシガシ使って、ベゼルやブレスの小キズが増えるほどに愛着がわいて、時計の魅力も増してくる。


車が買えるほどの高級時計ではそんな扱いはとてもできないですよね。でも、SEIKO5はガシガシ使う方が似合うんですよ。


必要だとか不要だとか、便利だとか不便だとかの二元論では語れない、まさに「機械式時計は男のロマン」なんです。


そんな男のロマンの入門編として、SEIKO5の腕時計を私は全力で推します。


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