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心身が崩れているうちに

11月になっているみたいですね。

近況を書くと、10月末に尿管結石になりました。
仕事中に突然左下腹部に激痛が走り、そのまま意識が遠くなり5分ほど外でうずくまり道ゆく人の視線を獲得した後、痛みが治まったタイミングで速攻で職場の車庫に戻る。
幸いにも現場を終わらせた後だったので、簡単に乗ってるトラックを掃除して車庫に着いた途端再び激痛。タチが悪いのが、本当に激痛だけ。ただただ、下腹部が痛い。めちゃくちゃ痛い。吐き気も発熱も無い。下痢とかそういう種類の痛みでもない。下腹部が、筋肉の痛みなのか内臓の痛みなのか分からないけどとてつもなく痛い。

そんな痛みに耐えながら事務所に戻るとそこにいる全員が「お前顔真っ青だぞ!」と驚かれ、そのまま病院に搬送。その間も痛みで悶絶。病院に着いても受付で「マスクをつけろ」とか「問診票を書け」という言葉にいちいち苛立つ。おかしい。普段の俺ならこんなに苛つかない。それくらい痛いのだ。人生で一番の激痛を挙げるとするなら間違いなくこの瞬間だと思う。

順番待ちの間も痛過ぎるので恥ずかしげもなく椅子で横になる。空いていたので迷惑は掛からなかったはずだ。それを考えることすらもギリギリだった。
見かねた看護師がベッドに誘導する。ベッドに横になっていても、激痛は治まらない。尿管結石のしんどいところは、楽な体勢が無いということ。

そんな悶絶している俺を見て医者は一言「石かもなぁ」
そしてレントゲンとCTスキャンを撮る。撮っている間も勿論激痛は走る。悶絶しながらそれらを済ませて点滴を打つ。
撮ったはいいものの、医者の中では結石であることをほぼ確信していたようなので、それ用の薬を打つ。血管も縮んでたらしく、2回針を入れられる。脱水気味でもあったようだ。

そんな状態で1時間半ほど、2種類の薬を点滴で入れられて痛みももうよく分かんなくなってきた辺りで簡単にCTの内容を確認させられる。尿管に6ミリほどの石があったらしい。その石から先の腎臓が膨れ上がっていた。こりゃ痛いわけだ。

そうして自分の身体に起きている異変を見せつけられ、痛み止めの薬を貰ってなんとか家に帰る。
点滴中に一緒に入れられたボルタレンの座薬が効いていたので帰宅途中は事なきを得たものの、薬が切れてからがまた地獄。
生まれて初めて、痛みで嘔吐した。
睡眠中も、痛みで目を覚ましてひたすら部屋で飛び跳ね狂う(じっとしてるよりまだ楽だから)
朝起きて水を飲んでも、激痛でそのまま胃液と一緒に出てくる。マジで地獄以外の言葉が見つからない。

そんな最悪な時間がおよそ丸一日。
その後は痛み止めを都度飲みながら、落ち着いている間は普通に生活する。それでも食事の後は大体決まって激痛が走る。
それもあってか食事に恐怖を覚えるようになり、何を食べようかと考えた時に浮かんでくる食べ物全てが毒に見えてくる。

それでも無理しながら食後の激痛に耐えつつ日々を過ごして数日。
今度は下腹部の痛みと一緒に動悸と偏頭痛が襲いかかる。
最初は痛み止めの副作用かと思ったんだけど、それにしたって頭痛がひどすぎる。そもそも頭痛を始めとした心身の痛みを止める薬なのに副作用でこんな事になるとはこれ如何に。
おそらくだけど副作用ではなくて、ここ最近の健康被害とストレスで自律神経が崩れだしているんだと思われる。

結石の痛みが峠を越えても動悸は日に何度も起こるし、油断をすると偏頭痛も出てくる。
生きてきてこんなにも痛みと身体の異変に悩まされたことは無いほどに、心身が崩れておりました。

現在、油断すると動悸と偏頭痛はあるものの、結石の地獄のような痛みはなくなり、殆ど平常通りの生活が送れている。
痛みに耐えている間、しれっと俺の関わってる音楽ユニットがデビューしたみたいです。

取リ沙汰
この音源で聴こえるベースの音は全て俺の手によって演奏されているようです。もはや他人事です。これらを録音したの、最長で1年半前だからね。

とりあえず次の日記では、この音源の俺的ライナーノーツみたいなのを書こうかなと思っている。つってもただ頼まれてベース弾いていい感じに乗っけてもらってこうなってるだけだから、そんなに書くことも多くないと思うから、軽くね。

最近の不調によって日記を書く習慣も消えてるから、またこうして少しずつ書いていきたいね。
間違いなく今年一番辛かったよ。尿管結石なんてなるもんじゃないね。これを読んでるあなたもくれぐれも気をつけて!

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