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「わにわにのおおけが」--人間味あふれるワニのめげない姿勢に息子も感化され…

読み聞かせ記録第8弾は「わにわにのおおけが」(著:小風さち 絵:山口マオ 福音館書店)です。

(読み聞かせは地道に続けていたのですが、毎度毎度同じ本を借りてきたりするので、noteへ書く意欲が減退していました……汗)


この絵本を借りてきた夜のこと。

夫に息子の寝かしつけを依頼し、私は階下でPC作業をしていました。

2階の寝室が静かになり、そろそろ寝たかな?と思ったころ、息子が階段をトントンと降りてきて私にこう言いました。


「ねぇお母さん、こんど紙で携帯電話つくろ?」


急に何のこと…と思いながら、わかったよと約束すると、


「何色の携帯にしよっかな~。赤がいいかな~」


とルンルンした足取りで布団に戻っていきました。



PC作業を終えて寝室に行くと、布団の上には「わにわにのおおけが」が。


パラパラと読んでみれば、息子がなぜ紙工作をしたがったのか合点がいく展開でした。


後日、わにわにの行動をまねてハサミとノリを駆使して、息子は懐かしのストレート型携帯電話を作りました。


絵本で見たものを作りたいという気持ちが芽生えること、そして実際に作ることができるようになっていることに、息子の成長を感じました。

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