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歴史・人物伝~大河ドラマコラムetc

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人に歴史あり・・・歴史を語るなら人物を語りましょう!このマガジンでは、大河ドラマの感想や登場人物、できごとなどに私的解説を加えた「大河コラム」等をまとめています。
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記事一覧

歴史・人物伝~大河コラム:大河ドラマ「光る君へ」皇位継承を考察してみた

NHK大河ドラマ「光る君へ」は、25年君臨してきた一条天皇が崩御し、直前に譲位された三条天…

歴史・人物伝~大河コラム:大河ドラマ「光る君へ」紫式部と清少納言の再会

大河ドラマ「光る君へ」も物語は後半に入り、藤原道長が一族の繁栄を画策するようになってきて…

歴史・人物伝~大河コラム:大河ドラマ「光る君へ」紫式部、女房出仕前夜まで

大河ドラマ「光る君へ」も後半に差し掛かってきました。4日の放送では、夫・宣孝を亡くしたま…

歴史・人物伝~大河コラム:大河ドラマ「光る君へ」藤原実資の小右記を読んでみました

大河ドラマ「光る君へ」のなかで、公家の最高位にいる藤原道長の補佐役として、卓抜した職務ぶ…

歴史・人物伝~大河コラム:大河ドラマ「光る君へ」藤原道長が就いた内覧とは

大河ドラマ「光る君へ」も、いよいよ主役級の藤原道長が公家のトップに立ちました。このあと、…

歴史・人物伝~大河コラム:大河ドラマ「光る君へ」平安時代の位階制度

大河ドラマ「光る君へ」の4月7日放送分は、一条天皇のもとで摂政・関白として権勢を振るって…

歴史・人物伝~大河コラム:大河ドラマ「光る君へ」知識が薄かった平安時代への興味

2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」がスタート1カ月、第5話まで進んできました。このドラマは平安時代の藤原道長を中心とした摂関政治全盛期が舞台で、主人公に紫式部(まひろ)を据えています。 今回のドラマを視聴するかどうか、本音を言うと悩みました。これまでの大河でも、あまり興味がなさそうな作品については最初から視聴しないことがあったからです(例えば、2019年のいだてん) 「光る君へ」は、藤原道長が主要なキャストになってはいるものの、メインとなるのは紫式部ら当時の女流作家

note「歴史・人物伝」は定期更新を終了いたします

23日の「土曜雑感」でお知らせしたとおり、毎週月曜日に連載していた「歴史・人物伝」は、今…

歴史・人物伝~大河コラム:大河ドラマ「どうする家康」最終回を見終えての感想

大河ドラマ「どうする家康」は17日の放送で最終回となりました。前半では、戦国乱世に終止符…

歴史・人物伝~大河コラム:大河ドラマ「どうする家康」豊臣家は血脈が絶えてしまった…

大河ドラマ「どうする家康」も、いよいよ放送が大詰めとなってきました。打倒徳川に意気上がる…

歴史・人物伝~大河コラム:大河ドラマ「どうする家康」本多正信の子孫はどうなった?

大河ドラマ「どうする家康」は、最後のクライマックスである大坂冬・夏の陣に向かって物語が進…

歴史・人物伝~大河コラム:大河ドラマ「どうする家康」徳川家康の巧妙な論功行賞

大河ドラマ「どうする家康」は、先週12日の放送で関ケ原の戦いが描かれ、勝利した徳川家康に…

歴史・人物伝~大河コラム:大河ドラマ「どうする家康」関ケ原の戦いを総力特集!

大河ドラマ「どうする家康」は12日の放送で、関ケ原の合戦が描かれました。戦いに勝った徳川…

歴史・人物伝~大河コラム:大河ドラマ「どうする家康」鳥居元忠の忠義は鳥居家も救った

大河ドラマ「どうする家康」は、ついに石田三成が挙兵し、関ケ原の合戦へのカウントダウンが始まりました。そして、伏見城を託された鳥居元忠と徳川家康が盃を交わすシーン。このために音尾琢真さんが配役されたといっても過言ではありません。 実は、このドラマが始まった当初、つまり今川家の人質だった家康に従っていた鳥居元忠を見た時、「ドラマでは伏見城の戦いが描かれるのだろうか?」と思っていました。これまでの元忠は、伏見城の老境の武将で描かれることが多かったからです。 鳥居元忠が伏見城に立