マガジンのカバー画像

歴史・人物伝~人物エピソードetc

207
人に歴史あり・・・歴史を語るなら人物を語りましょう!「歴史・人物伝」マガジンでは、過去の連載コラムのほか、人物にまつわるちょっとしたエピソード、そのほか雑記コラム等をまとめていま… もっと読む
運営しているクリエイター

2020年9月の記事一覧

歴史・人物伝~次は関ケ原編を書いてみようかな?

noteで「歴史・人物伝」として、これまでに「信長編」「新選組編」「太平記編」と書いてきまし…

歴史・人物伝~太平記編番外コラム:参考文献は「マンガ日本の古典 太平記」

歴史・人物伝~太平記編はひとまず完結です。日本最長の歴史文学「太平記」の前半にあたる、鎌…

歴史・人物伝~太平記・倒幕編⑫一族もろとも滅亡した北条高時

歴史・人物伝~太平記編の第12回。この項の最終話となります。 後醍醐天皇の鎌倉幕府打倒の…

歴史・人物伝~太平記・倒幕編⑪海に太刀を投げ入れた新田義貞

歴史・人物伝~太平記編の第11回です。 後醍醐天皇の鎌倉幕府倒幕の挙兵に端を発し、護良親…

歴史・人物伝~太平記・倒幕編⑩天皇方についた足利尊氏

歴史・人物伝~太平記編の第10回です。 第9回でご紹介した楠木正成は「忠臣」の代表的人物…

歴史・人物伝~太平記・倒幕編⑨計略を駆使して幕府軍を悩ませた楠木正成

歴史・人物伝~太平記編の第9回です。 今回紹介する河内の武将・楠木正成は、日本史上屈指の…

歴史・人物伝~太平記・倒幕編⑧武勇に優れたがゆえに悲劇を生んだ護良親王

歴史・人物伝~太平記編の第8回です。 後醍醐天皇が隠岐へ配流となり、倒幕勢力が衰えるかに思われましたが、天皇に代わって「幕府を倒せ」という令旨(命令)を全国の諸侯に出していたのが、天皇の子・護良親王でした。 親王は幼くして僧籍となり、比叡山の天台座主の地位にいました。もともと学問よりも武芸に長けていたとされ、元弘の変をきっかけに起きた動乱で、僧籍から還俗して倒幕の旗手となったのです。 幕府からは、倒幕を企んだ天皇の子の中で「最も危険な存在」だとして、たびたび命を狙われま

歴史・人物伝~太平記・倒幕編⑦ばさら大名といえば佐々木道誉

歴史・人物伝~太平記編を再開し、今回は第7回です。 番外コラムの中で、大河ドラマ「太平記…

歴史・人物伝~エピソード編①:福島正則「戦国武将・福島正則の生涯に思うこと」

私事ですが、新卒から同じ会社でずっと働き続け、そのゴールが近づきつつあります。ある時、ふ…

歴史・人物伝~太平記編番外コラム:大河ドラマ「太平記」のこと

太平記編の本編をお休みして、番外コラムを書きます。 1991年のNHK大河ドラマで、鎌倉末…

歴史・人物伝~太平記・倒幕編⑥島流しにも怯まなかった後醍醐天皇

歴史・人物伝~太平記編の第6回です。 1331年の元弘の変で、後醍醐天皇の倒幕計画が幕府…

歴史・人物伝~太平記・倒幕編⑤倒幕への種をまいた日野俊基

歴史・人物伝~太平記編の第5回です。 倒幕の思いを持っていたのは後醍醐天皇だけでなく、取…

歴史・人物伝~太平記・倒幕編④北条氏と深くかかわっていた足利尊氏

歴史・人物伝~太平記編の第4回です。 太平記を舞台にした1991年の大河ドラマ「太平記」…

歴史・人物伝~太平記・倒幕編③北条高時と御内人の政治

歴史・人物伝~太平記編の第3回です。 持明院統と大覚寺統という二つの皇統が交互に天皇を即位させていた「両統迭立」の時代に、鎌倉幕府はどんな政治を行っていたのでしょうか? そのキーワードになるのが「得宗家」です。 鎌倉幕府は、将軍を補佐する執権という職を置いていましたが、政務は執権が中心となって動かしており、代々北条一族がその職に就いています。北条一族の惣領家が「得宗家」と呼ばれていたのです。 鎌倉時代全般を通して、得宗家はライバルだった他の北条一族や御家人たちを滅ぼした