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2.仏教とキティーちゃん

京都に旅行した際
イルミネーションがしているお寺を探し
ふらっと立ち寄った"知恩院"

タイミングよく本堂で仏教の教えを
聞くことができた
15分のお話であったが
現在に生きる人にも
心強くなる部分も多かった

※途中から入って聞いたので
 解釈違う部分あったらご教示願います。


1.仏教の教え(途中から入ったため一部)

 人間には"四苦"
 ①生きる苦しみ
 ②老いる苦しみ
 ③病気の苦しみ
 ④死ぬ苦しみ
 がある。

 その苦しみに対して、
 仏教は仏様の"大慈悲"の元、
 "やさしさ"で対処をする。


 例えだが、熱を出した子供は苦しむ。
それに対し
 父は、病院に電話をし
医師に看病をして欲しいと頼む。
 母は、子供に
 「辛いね、病院に連れて行くからね」
 と寄り添う。

 こうする事で、
 苦しみを抜いて、楽を与える。
 これを仏教で"抜苦与楽"という。

 仏様を信じ、仏様の"大慈悲"の元、
 南無阿弥陀と唱える事で
 みな平等に救われる。


2.キティーちゃん

 突然のキティーちゃん登場だが
 なぜキティーちゃんに口がないかご存知だろうか。



 その答えは2つ。(公式HP参照)

 ①やさしさは言葉で伝えるものではなく
  態度で伝えるものだから。

 ②口があると表情が決まってしまうから。
  笑っていると、嬉しい
  への字だと、怒っている 悲しい
  キティーちゃんは口がないことで
  感情を押しつけず、
  無表情だが、語りかけてくれるのだ。
  それは
  嬉しい時には、共に喜び
  悲しい時には、寄り添う 
  ということ。
  

  以上の理由から、キティーちゃんには
  口がないそうだ。

  一見、仏教とは何の関係もないキティちゃんだが
  仏様もキティーちゃんと同様
  感情を押し付けず、
  優しさは態度で示せるよう
  大慈悲を下さっているのだ。

  これには全自分が驚きを隠せなかった。


3.超ポジティブマインド

 2.でお伝えしたよう
 世界的キャラクター、キティちゃんにまで、
 通じてしまう仏教。
 そんな仏教、更にここがすごい。




 とある信者さんのお話。
 配偶者の御母様、御父様の介護に10年追われ
 介護が終わったと思った途端、
 膝を悪くし心臓病も患い、手術をし認知症にも
 なってしまった信者さん。
 
 普通の方なら
 「嗚呼、なんという人生だ。
  介護を10年間もしたのにも関わらず
  手術をする病気まで患い、認知症にも。
  なんて運が悪い」
と思うだろう。

 しかし、その信者様は違ったそうだ。
 「いつも仏様の大慈悲に守られて、
  ここまでやってこれています。
  本当に感謝です、ありがとうございます。」
と認知症が進んでも、言っていたそうだ。
 

 お坊さんも最初は
 「いや、流石にそれは嘘だろう…」
 と疑ってしまったみたいだが
 毎月の訪問、態度、そして認知症が進んでも
 同じ事を言っていた事から

 どんな人生を歩み、
 人から辛いと思われるような事でも
 仏様の大慈悲を信じている方には
 その方の人生が明るく、楽しく、
 感謝の念に溢れると改めて思ったそうだ。


 つまり超〜〜〜簡単に言うと、
 仏教を信じる事で、仏様の大慈悲を授かる。
 どんな失敗をしても、辛いことが起きても
 生きてるだけで感謝🙏。
 だって常に仏様の大慈悲受けてるんだもの。

 …仏教、凄すぎませんか。


4.まとめ

 知恩院でふらっと入ったお坊様の仏教の教え。
 仏教を信じ南無阿弥陀を唱える事で、
 仏様の大慈悲を授かる。
 大慈悲を授かることで、皆平等に救われる。

 キティちゃんにも通じる部分がある程
 仏教の教えは、シンプルに人に響くものがある。
 響くだけでなく、信じる事で考え方の根本を変え
 穏やかだが力強い何かをくれると感じた。
 (ということで最後に5分間、
南無阿弥陀を唱えながら木魚を叩いた)


 本屋に並ぶ自己啓発本を何冊も読むのも楽しいが
 仏教の教えを学び、信じ、
 考え方の根本を考えてみるのも面白い。

 そして昔からある宗教や、何かしらの教え
 特に昔の農民等にも広まっているものは
 本当にシンプルに、わかりやすく、
 響く理由がわかる。
 

 是非、京都に行った際には
 知恩院、足を運んで見てほしい。

 
夜のライトアップもとても綺麗であった。
https://www.chion-in.or.jp


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