明日の練習メニューを考えていると、気づいたら2時間経っていた話 33.
時計を見ずに何かの作業に没頭していると、たまに自分でもびっくりするくらい時間が経っていることがある。
多分みんなにも経験はあるのではないだろうか。
ゲームをしていたり、漫画を読んでいたら、いつの間にか何時間も経っているとか。みんなあるんじゃない?(笑)
最近だとスマホをいじっていたりYouTubeを見ていたらいつの間にかこんな時間になっていた、なんて話もよく聞くと思う。
好きなこととか自分にとって興味のあることをしているときって、時間など忘れて集中している。没頭している感覚。
昔から僕は何かに没頭することが得意だったのかもしれない。集中力があるね、ともいえるだろうが、それよりも没頭することが上手いと言った方がしっくりくるような気がする。
noteやブログを書いているときも結構没頭できる。テニスの練習中はコート移動の時間を忘れたり、昼飯食べるのを忘れたりすることも多い(笑)。
この「没頭力」っていうのが大切なことなのかなぁっていうのはここ数年感じていること。ここではあえて集中力と言わず没頭力と言っておこう。
没頭力をつけるには何が必要なんだろうか。
ちなみにこれは僕の持論だが、学力が高い人は高い没頭力を持っている。加えて、没頭力は多分誰しも持っているものなんだろうけど、その使いどころを上手くコントロールできるかどうかってのが大事なこと。(ゲーム漫画スマホ等の娯楽に対する没頭力はあるけど、それを勉強するときに使えない子は多いよね。)
没頭力を上手くコントロールできるようになれば、試合でもかなり活かすことができるだろう。
周りのコートの試合など気にならず、観客の声援も気にならず、相手の応援とか元気さとかも気にならず、自分のプレーに没頭する力。目の前の相手にどうやって勝つかにのみ没頭できる力。そういう使い方をするための没頭力っていうのを身につけることは大切なんじゃないかな。
先ほどの疑問に戻る。
没頭力を鍛えるには、自分の目の前のタスクに没頭するトレーニングを積むことが大切なのではないかなと思う。具体的に言うと、やりたくないけどやらなくちゃいけないことに没頭すること。勉強とか掃除とかね。好きなことは何も考えなくても没頭できちゃうから、逆に自分の嫌なことに対して没頭するトレーニングを積むことは、ソフトテニスにも活かせるんじゃないかなと思う。
よく「テニスが上手くなりたいなら、嫌いなこととかやりたくないことをできる人間になろう!」という指導者も多いだろう。嫌いなこととかやりたくないことでも、やらなきゃいけないことって結構多いからね。
そういった自分にとって必要なタスクに対して、理由をつけることでモチベーションを上げるやり方は、非常に良いと思う。特にまだまだ理解力の乏しい中学生には、単純明快な言葉でどうやってモチベーションを高めさせてあげるかが重要だと思う。
書いてて思ったが、僕は割となんにでも理由をつけたがるタイプだ。「何で声出さなきゃいけないの?」とか「何でボールを2バウンドするまでは絶対にあきらめず追わなきゃいけないの?」とか、多くの指導者が言っている言葉に対してきちんとした裏付けを持った言葉を使いたいといつも思っている。
「なんで勉強しなきゃいけないの?」という疑問に対しては、「大人とか自分より立場が上の人に自分の能力をアピールするため」っていう答えを用意している。これは堀江貴文さんが本かインタビュー記事で書いていた言葉で、今でも印象に残っている。
勉強できるようになれば能力のある人だと思われるし、そう思われれば自分がやりたいことをやりやすくなるし、自分の理想をかなえやすくなるし。
勉強以外に何か他人より突き抜けた能力がある人や本気でやりたいことがある人は、別に5教科の学校の勉強なんかやんなくてもいいと思うよ。でもそれが無いならとりあえず勉強して点数取っておいて、自分の能力を大人にアピールできるようにしといた方が人生得だと思うよ。(笑)
最後に今回のnoteのタイトルに戻るが、さっき明日の練習メニューを考えていたら、気づいたら2時間経っていて、びっくりした。自分でも不思議なくらいなんだけど、いつからおれこんなにテニスのことばっか考える人間になったのかなぁ?(笑)
僕は自他ともに認める飽き性なんだけど、ソフトテニスだけは飽きていない。でも逆に、何かきっかけがあれば飽きてしまうんじゃないかなと少し怖い気もしている。そんなこと考えても無駄なんだけど。(笑)
明日の練習も楽しみだなあ。
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