”No.2”を常に歩んできた僕の人生 30.

30本目のnoteとなりました。noteを初めて1か月ちょっと。いつもこのnoteはフィーリングで書いているので全くストレスにならない。
チームブログを書くときは読み手(主に生徒)のことを思って書いているので、結構エネルギーを使う。でもnoteは言葉を吐き出しているだけなので、エネルギーを使わない。

チームのブログはその日の練習や試合などについて僕なりの感想をできるだけ丁寧に書いている。多くの人に読んでもらえたら嬉しいなという気持ちで書いている。
noteは僕のメモ帳がわりなので、生徒は読んでも読んでなくてもどっちでもよくて、まあ保護者の皆様がちょっと読んでくれて僕と話す時のネタにでもしてくれたら嬉しいなあって感じです。

さて節目の30本なので、今回も僕の人生の振り返りを少ししたいと思います。

今回は、僕の中高生時代のチーム内での立場や役割、どんなことを考えていたかについて書いていきたいと思います。

まず僕の現役時代の歩みを一言で表すなら、”No.2”です。タイトル通り。

僕は中学高校共に副部長をやっていて、中高共に最後の団体戦ではチームの2番手的な扱いでした。さらに中学最後の総体と高校最後の総体の県大会ではどちらも2位でした(1位は自分の学校の1番手です)。

ここまでNo.2をたくさん経験している人ってそんなに多くないんじゃないかな?(笑)

皆さんは自分のいるコミュニティの中で自分がどんな立場かとかって考えたことありますか?

僕だってもちろん現役時代は常にNo.1を目指していましたよ。ただ部長に関しては、僕は人の上に立つリーダー気質ではないなと自分でも思っていたので、結果副部長を経験させてもらってよかったなと思います。リーダーを一番間近で見ることができたし、ある部長のサポートの重要性も学ぶことができました。

No.2とか副部長とかって、気楽と言えば気楽なんですよね。部長ほどみんなの先頭に立とうとしなくていいし、No.1ほど責任も重くないし。
でも、組織をまとめる上では必要不可欠なポジションなんですよね。

部長はみんなの先頭に立って引っ張る役割。副部長はみんなの最後尾からチームを俯瞰する役割。
そして副部長も部長と同じくらいの責任感で仕事をしないといけないと思います。副部長がダメなチームは、やがて崩壊します。

それほどNo.2の役割って大きいんですよね。これは僕の主観もだいぶ入っていますが、ある程度共感してくださる人は多いのではないでしょうか。

そして僕はNo.2の人生を歩むことで自分について一つ知ることができたことがあります。

何かというと、大勢の人に認められるのも嬉しいけど、それと同じかそれ以上に、自分がサポートしてきたNo.1の人とか自分の尊敬する人とかに認められることが嬉しいってことです。

No.1とか部長とかって、すごくたくさんの人に認められるし褒められるんですよね。対してNo.2とか副部長って、No.1に比べると大勢の人から褒められたり認められることってすごく少ないんですよね。これは自分がそうだったからすごくわかります。

でもその中で、数はそんなに多くないけど自分のことを認めてくれる人がいること、そして褒められたりすることがすごくうれしかったんです。

No.1の子に「この部分に関しては絶対にお前にかなわないよ」とか、部長の子に「副部長のお前がいたおかげでいいチームにできた」とかね。

自分の尊敬する人とか自分より責任を負ってた人にそうやって認められるところに自分は一番喜びを感じるんだなと、自分のことを深く知ることができました。

最強の2番手とか最高のNo.2ってなんかかっこよくないですか?(笑)

僕はきっとそういう感じの人間なんだなって思います。

狙ってこのような人生になったわけじゃないけど、そういう歩み方もあるんだよってのを知ってくれるだけでもこの文章を書いた意味はあったのかなって思います。

さて、今のうちのチームの副部長は誰だったっけな...?(笑)

まあ肩書にこだわりすぎず、他人と比較しすぎず、みんなそれぞれ頑張ってほしいなと思います。

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