HOWL BE QUIET @渋谷WWWX

約2年ぶり。

終わってからなにも言葉が出なかった。

たのしかった?と聞かれて、たのしかった。ってこたえた。
だって楽しかったのは事実だから。
でもそれ以上に、そんな「たのしい」なんて言葉じゃどうしようもなくて。

渋谷の街を抜けて、山手線でなんとなくTwitterを流した。
吐きそうという言葉を見つけて、それはすごくそうだなと思った。
たくさん頭を使った時みたいに頭が痺れてて、
帰りのコンビニでチョコバナナクレープを買った。

「全部がHOWL BE QUIETだったな」
ということと、
「HOWL BE QUIETがだいすきだな」
ということ。

これだけはもう今更疑いようもないくらい間違いなくて、やっぱりそうで、間違いなくて。

それだけを呟いて今日は寝る。

本当はここはライブ後の感情をそのまま吐き出して溜めているんだけども、こればかりは、今日ばかりはダメだ。

#バンド #ライブ #HOWLBEQUIET


「Continue」
1.From birdcage
2.ギブアンドテイク
3.幽霊に会えたら
-MC-
4.孤独の発明
5.Dousite
6.ベストフレンド
-MC-
7.矛盾の俺様
8.バーバラ
-MC-
9.ラブフェチ(歌詞だけ歴代の仲間入りver.)
10.コーヒーの歌
11.名脇役
12.救難戦争
-MC-
13.MONSTAR WORLD
14.染み
15.レジスタンス
-MC-
16.A.I.
-encore-
17.Wake We Up 


========

明くる日。

でもやっぱり忘れたくないことが多すぎるな。

まずは変わらないSEに安心して、またここにきてしまったなと思った。
黒木の服装が気になったり、とーるちゃんの金髪が気になったり。
そしてたけちゃんの服装が好みすぎて。

1曲目。
その日の朝に「これだったらたしかにびっくりだね〜」ってたまたま話してた曲で、本当にびっくりした。
でも確かに始まりに相応しい曲だなと思った。
ギブアンドテイクでいつものHOWL BE QUIETだなと思う。それだけで幸せに感じる。
長めのイントロからの幽霊は、もうそれだけですべての元がとれるなもう帰っていいやと思わせるほどだった。
どこまでも大好きだな。

なんとなくこんな序盤に孤独がくると思ってなくてびっくりした。
そのままアコギを背負って歌うDousite。こういうハウルの明るさがどうしようもなく好きだ。
そのままアコギを前に抱えて、二刀流でベストフレンド。この曲本当にいい曲だなぁ。

本当はこの前のMCで歴代の仲間入りEPについて触れるつもりだったらしい、のに忘れちゃったらしい。なんだよそれ、そんなことある?めちゃくちゃ大事じゃん。

そんなMCから、アコギを抱えて「去年の配信ライブではやらなかった曲を」と続け、なんだろうと思ったら、矛盾。
原曲とは全然違うアレンジが効いてて、本当にかっこよかった。矛盾、いつ聴いてもカッコいいを更新してくるな、すきだなぁ。
そのままのかっこいい流れでバーバラへ。
バーバラといえば思い出されるリクエストワンマン。あれもすごくかっこいい流れでマイクを取った、までは良かったんだよな。間違えないでね〜と思いながらイントロ、やっぱり今回もすごくカッコいい。
歌詞間違えちゃったね〜!!!!!
そのあとで歌詞間違えちゃったことを申告するたけちゃん。黒木「言わなきゃいいのに」たくちゃん「リクエストワンマンのときも…次また間違えたらもう弾かないよ?!」たけちゃん「いやいや過去のこと言うなって、前だけ見ていこうぜHOWL BE QUIET。」いちばん正しくて大人なのは誰ですか?
でもバーバラの2番で目の前に座ってくれたのは本当に神すぎたし生きてて良かったってなったね。

そして後半戦へ。

ラブフェチ。アレンジされたイントロがついてて、最初はなにをやるのか分からなかった。そうやって音楽ができるところがだいすきなんだよ。音源は通常版だったんだけど、
「愛情のつもりだったんだよ」

予想を裏切りMCなしでコーヒーの歌。アコギだった。
ラスサビ前の歌い方が本当に切なくて、
「きっと明日も向かってしまうから」
「きっとあなたを探してしまうから」
少し振り切って強い感じで、
「ちゃんと思いを伝える日まで」
「大嫌いなコーヒーを飲むよ」
こんな歌い方ができる竹縄航太が本当にすきだ。

名脇役はなんか最近毎回やるね?
逆に救難戦争はまだちゃんとやってくれて嬉しかったな。
イントロも少し長くなってたし、間奏もすごく綺麗ですき。

〜とーるちゃんの抱腹絶倒MC〜
結論なんの話?とーるちゃんは座ってトイレしますよって話?もう安定ハウルすぎて本当だいすきでした。
たけちゃんが車のドア閉めるの強すぎる話、聞くの少なくとも2回目だな…
そして収集つかなくて(?)たくちゃんがいい感じのベース鳴らして、「はやく!」って。うん、やっぱ正しいのは誰ですかね?
でもたくちゃんのたけちゃんの背中を見つめる目、信頼が溢れ出ててすきですよ。

MW、からの染み。
いつも楽しい曲はこんな世界でもたのしい。
染みは本当にかっこいい。もう脳みそ溶けるくらいかっこいい。そう脳みそ溶けてるからなにもわかんないけどかっこいいことだけはわかる。
「悲しくても笑う曲、抗ってこうぜ!」と言ったレジスタンス。そうだな、最期まで抗ってたいな。

最後のMC、
こんな世界で、きっとめちゃくちゃ来づらかった人も多いだろうに、本当に来てくれてありがとうと、声を震わせながら。
彼らは簡単に音楽は衣食住ではないというけど、どう考えてもわたしはHOWL BE QUIETがなかったら生きていけないよ。音楽がなかったらなんて考えたくもないよ。
でもそんな後ろめたさを抱えながらも今日を作ってくれて本当にありがとう。やっぱりだいすきだよ、だいすきだとしか言えないけど。

最後、AI。


アンコール、最後なんだろうなって思ってたら、WakeWeUp。
「さあ始めよう ここからまた繋がっていけるように」
「ムゲンの第一歩踏み出して イマ走り抜いていこう」

この曲を作った時とはバンドの状況も何もかもが違うだろうに、こんな歌い出しの曲をアンコールに持ってこれるくらいだから、大丈夫だろうと思った。きっとHOWL BE QUIETは大丈夫なんだろうと思った。やっぱりなんのお知らせもなかったけど、きっと大丈夫だ。


両手を上げる黒木の姿、忘れたくないし忘れらないし忘れないだろうなぁ。

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