LAMP IN TERREN @赤坂

明日はメジャーデビュー5周年だそうです。
わたしがこのバンドをすきになったのは、大学1年生のとき。
目当の対バンのOAとして出てきたのが、ランプインテレンでした。
何回も話しているけども、ここまでで唯一、ひとめぼれしたバンドです。
あのとき目当にしていたバンドは、両方とも解散しました。
テレンだけが、きょうも歌を歌ってくれています。
節目にバンドがきちんと振り返ってくれることで、これまでの積み重ねをきちんと振り返ってくれることで、わたしも、これまできちんとすきだったんだな、と再確認することができるのです。
ここまで続けてくれてありがとう。
これからも続けてくれると嬉しいです。
これからも、何年間も、いっしょに歩みたいです。
だいすきです。

丸5年以上すきなので、それなりにライブ回数は重ねています。
1年でみた回数が、もっとも多いバンドだった時もありました。ここまで通算、20回か、30回か、何回でしょう?1年間で10回近く見ている時もあったので、もっと回数はあるかも知れません。

きょうのライブが1番でした。

なにをもって1番とするのか、それは難しいし誰にもわからないけども、ただ、1番だなと思いました。それだけといえばそれだけです。1番でした。

最初から美しくて、
テレンってこんな照明の使い方できたんだ、と思いました。でも野音を思い返してみれば当たり前でした。花と詩人、ピアノはもはや特筆すべきでもないですが、照明が本当に美しくて、もしかして死んだのかなぁ天国ってこんな景色だろうか、と思ってしまうほどでした。花とかあるし。
Water Lilyはハンドマイクで。これまでで1番かっこいい松本大でした。花がどうしようもなく似合ってしまう松本大でした。ああ、すきだ。この曲も照明がとても良くて、儚くも生きている様子が体現されたようでした。解けてしまうと思った。
涙星群の夜。結局この曲がいちばんすきです。やってくれてありがとう。みんなの「あの流れ星を追いかけるよ」でいっきに会場がキラキラになるの、とっても素敵でした。死ぬときは、ああいう景色の中で死にたい。

緑閃光とBABY STEP。

この2曲を繋げてしまうのかと。
緑閃光ですらすでに泣いてしまっていたのに、そこにBABY STEPが繋がって。
泣いてしまったのはわたしだけじゃなくて、松本大もでした。なんたることや。わたしも泣きよる!!!と思った。緑閃光で左手を掲げながらドラムを叩く大ちゃん、すき。なんていうか、ここでこれを見れていることは、とんでもない奇跡なのだなと思いました。いまここに生まれていること、音楽をすきになれたこと、バンドをすきになれたこと、ランプインテレンを知れたこと。ランプインテレンをすきになれたこと。全部、ちょっとでもズレていたら、叶わなかった現実なのだなと思うと、たしかに、この世界ごと愛してやりたい、となりました。そんな最後のMC。わたしたちが曲を聴いてくれることで初めて歌になるんだと、君たちが今ここにいてくれることが何よりも嬉しいことなんだと。そうしてはじまった、メイ。歌い出しは、「貴方がくれた証明 胸の内側にある 世界と別れるまで ずっと消えない灯がある」
おかしいよな、わたしがテレンに生かされているはずなのに、なんでそんなことを平気でいうんだ、と思ってしまう。ランプインテレンというバンドがここまで生きていること、わたしもここまで生きていること、きちんと出会えたこと、ぜんぶ、そんな世界を丸ごと、愛したい。殊勝ながら同じように、そんなことを思ってしまった。

アンコール。
どうしようもない日常に、わたしたちは帰らなくてはならなくて。それは松本大だって同じで。
でもそんな日常に帰るからこそ、次があると。

そしてその日常でも、一緒にいれるように、泣かせられるように、笑わせられるように、背中をおせるように、と思っていると。
ランプインテレンがそうやって一緒にいtrくれるのなら、もうなにも問題ないね。ずっといっしょにいるつもりだからな、ここまで言われたら。

今年は認める年にする、と言っていた。
いい曲を書いていることは間違いないし、と言い切ったその姿は本当にかっこよかった。

歌う曲。まずは日常のうた。いつものこと。
そしてキャラバン。「魔法のような歌をうたって」「今日を色付けていく」うた。
アンコールの組み合わせも完璧でした。

最後、ダブルアンコールでL-Rを歌ってくれました。これができてからはもう13年経つそうです。

ランプインテレンとおなじ日常に帰れるなら、
帰ってもランプインテレンがいてくれるのなら、
もうなにも問題はないです。

改めて、5周年おめでとう。
これからもよろしく。

#ライブ #バンド #LAMPINTERREN

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