LAMP IN TERREN @日本青年館ホール

結成15周年の記念ライブでした。
こういう記念ライブに行って毎回思うのは、この場にいられてよかったなということ。綺麗事だってなるかもしれないけど、本当にそう思う。そのとき、そのバンドがすきな保証はないし、行ける保証もないのに、きちんとスケジュールと気持ちがあって、記念をお祝いしに行けるというのは、本当にありがたいことだなと思う。

LAMP IN TERRENは、メジャーデビュー5周年の時にも行った。きちんと、節目節目を見てこられたバンドだと思う。

でも、彼らが中学生のときはさすがに知らなくて、知るよしもなくて。やっと彼らを知れたのは、7年前?そう考えると彼らの半分も知らなかったのだなと思うし、そう思うとやっぱり知りたかったなと思ってしまう。

15周年、そして初のホールワンマンという意味でも記念すべきライブでした。
ホールがすき、というのはとてもよくわかる!大きすぎない感じが良いのも。そしてステージが広いところ、照明の幅が広がるところもすき。LAMP IN TERRENはそれをきっと使いこなせるバンドだという信頼もある。見てみたかったよ、ホールワンマン。そして、とても良かったです。

コロナ禍でのライブには、いい加減慣れてきたなというのが正直な感覚。逆に声を出して良くなったとき、どう思うんだろう。でもやっぱりすきなバンドでもいく頻度は落ちてるし、今年のライブ回数はいったい何回なんだろう。フェスやサーキットにも行ってない。このライブ減で、そもそもわたしの気持ちも薄れてしまったのか、ライブがなくても生きてけるようになってしまったのか、とか、思ってしまう。

でも、今日のライブはやっぱりライブだった。わたしがすきなバンドの、わたしがすきなライブだった。やっぱりLAMP IN TERRENがすきだって思った。なんかわかんないけど、それだけできっと十分で、今日の感情がすべてで、今日良いと思えたこと、今日楽しいと思えたこと、今日すきだなと思えたこと、ぜんぶ大事にしたいと思った。

緑閃光で、ああ、「この世の微かな光だ」と思った。

そうやって、君たちをすきなひとは思っている。良いと思っているし、かっこいいと思っている。つまらないなんて思っていない。良いと思う、好きだと思う、これは逆に伝わっているだろうか?大丈夫、ちゃんと間違ってないよ、正しくて、正義だ。その生き様を見せつける術も、生きてる証明も、正しい。だからすきなんだ。

全身全霊のパフォーマンス(落ちないか心配になった)。
階段としたその心は?凡人のわたしには、ひとつひとつ登ってきた、積み重ねてきた象徴かなとしかわからなかった。でも駆け上がる姿、とても美しかった。だから好きなんだよ。そんなのが精一杯だ。

15周年、ベストアルバム的なライブ。やっぱりわたしはLAMP IN TERRENがすきだな、すきなんだな、愛してるんだなと思ったけど、それだけで、なんだかなんの言葉にもできなかった。でもやっぱり、彼らが音楽を続けてくれる限り、見続けていきたいと思った。それで充分なんだと思う。今日も彼らは美しかった。ありがとう。大好き。

新しい曲。暖かい気持ちになった。ありがとう。


#バンド #ライブ #lampinterren

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