おいしくるメロンパン@名古屋

1年ぶりくらい。前の名古屋ワンマンぶりなのかな?

いやもう。

蹂躙。

いつからかこの言葉をこのバンドに対して使うようになった。
似たような言葉を並べたくて意味を調べると、悪意を持って致命的な打撃を加えることとあった。毒牙に掛けるともある。

その通り。

善意か悪意かで言えば圧倒的に悪意だ。悪意の第三者だ。


3人とは思えない爆音から始める演奏に、その瞬間から鳥肌がたつ。

爆音が全身を揺らす。鼓膜どころではない全身を揺らす。圧倒的な音。衝撃。
凡人のわたしはどうすることもできずにその爆音を浴び、ステージの3人にかじりつく。瞬きも忘れるくらいに食らいつく。

あの容姿に似合った指捌きと、似合わない激しさのギターソロ。
どこまでも自由にどこまでやりたいように楽しみたいように音を紡ぐベース。
観客の思い通りにはさせないドラム。

何を切り取っても最高だった。
このライブが本物じゃなくてなにが本物なんだろう。

3人で鳴らす音。音圧も音色もそうとは思えないのに、それでもなお毎曲で曲の空気感を変えてくるその技術はなんなんだろう。

3つの楽器ではない音がする、珍しい同期音使うのかなと思ったら、顎が見たことない楽器を持っていた。

今回のアルバムではわたしがいちばんすきな、水びたしの国では、翔雪がコンバスを抱えていた。

どこまで天才になるんだろう。

「今回の新しい曲たちが、おいしくるメロンパンの世界観にどのような色を与えるのか、見て聴いてください」と言ってたけど、どれも最高だったしいい意味で今までの世界観もそのままで。やっぱりだいすきだな。

ラストの斜陽が本当に良かった…改めてこの曲を好きになってしまった。ああたくさん聴きたい。

アンコールは新曲。夏の歌だと言っていたけど、明るくはなさそうだった。
最後は、五月の呪い。

色水を3曲目くらいの序盤に持ってきつつ、シュガーサーフで全員を裏切るセットリストもすごく良かったな…

本当に音楽だけで酷く天才ではあるんだけど。

まず衣装〜!ナカシマさんの衣装〜!
ふだんもっとジャストサイズTとかでなかったでしたっけ?え、少なくともわたしの記憶ではそうなんですが!
なにあれ!
すきじゃん!!!!(?)
オーバーサイズ白シャツ〜〜〜!!!

もはやそっちで鳥肌立ってたのかもしれない(そんなことないです)

スキ…

そしてMCね…でもやっぱり楽曲増えて曲だけで2時間ちゃんとしてライブできるようになって短くはなったよね?
本当にツッコミ不在なんよね…マネージャーが全員名古屋の人でも今日の客は全員マネージャーではないでしょ?そこはつっこも?
音楽とのギャップよ…本当にそこがすき…(いやもちろん音楽もすき)

あんなゴリゴリのシュガーサーフやったあとに起きてますか?ってそりゃ起きとるがな、これ毎公演言ってたんですけどもうすぐそれもおしまい…ってそこ?すぎて草。
翔雪は、あんなけ名古屋と溶け合いたい、もはや名古屋を名乗っていいとか言うくせに、愛媛って言うしwwwいやでも気持ちはちょっとわかる。ツアーとかでも空見することある。笑

顎(そろそろ怒られそう)はもう最高な物販紹介!笑
あのBGMあるのほんと笑っちゃうよね。そしてメンバーに振るのにスルーされるの可哀想すぎて草だった…
でも秋のツアーは全然雰囲気が異なるものになると聞いてワクワク!行くんですよね!
名古屋の思い出話、ウインナーコーヒーは全国共通語じゃないの?!笑。それとも2人がコメダのには入ってるんだよって言ったんだろうか…
なんか前のトレジャーでクアトロ出た時も確かに味仙の話してたよね…ライブ後超味仙行きたい気持ちになりすぎて困ったやんね…(並んでたので諦め)

おいしくるメロンパン、楽曲も演奏もメンバーも最高で愚直に自分達が良いと思うものをという気持ちなのがバシバシ伝わってきて、本当にだいすきです。

もっともっと見たい。


#ライブ #バンド #おいしくるメロンパン

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