木下工務店の坪単価・値引き・評判を実際建てた人に聞いてみた

木下工務店の坪単価・値引き事情・評判は実際どうなのかについて説明しています。

木下工務店の坪単価の相場

木下工務店の坪単価45万~70万円程度と選択する商品によっても、やや坪単価に差が生じていることが分かりました。

完全自由設計の家造りに定評のある木下工務店。

木下工務店では、都市型デザイン住宅の「URBAN GRANSIS」をはじめ、創業60周年を記念して誕生した「Graci・yas」、楽しむLDK+G(庭・テラス)を提案されている「Ku・ra・su家」、大収納空間「収’s」が可能な「リベルテ」などの商品がラインナップされています。

さらに、イケアの家具でコーディネートされた「イケアと暮らす家」や、人もペットも快適に暮らせる「ペットと過ごす家」なども用意されています。

木下工務店の平均的な坪単価としては、60万円程度となっていますが、ここ数年坪単価は若干上昇傾向にあると言われています。

実際に木下工務店で見積りを取られた方の口コミですが、『値段は少々高めの印象を受けました。』といったものや、『部材や工法を考慮すると、割高感は否めません、、。』などの声もあがっています。

木下工務店では、坪単価40万円台程度と比較的ローコストでの家造りも実現されているかと思いきや、そこまで低価格帯での家造りは行っていないようですが、選ぶ商品や選択する性能、装備などによっても異なりますので、あくまで坪単価は参考程度とお考え下さいね。

木下工務店の値引き事情と交渉方法

基本的に、ハウスメーカーでは値引きが行いやすく、工務店では値引きは厳しい現状にあるようですが、木下工務店の価格帯はローコストというわけではないため、契約するのであれば、値引きに応じてもらい少しでも安く購入したいものです。

木下工務店では値引きが行われているのか?を調べてみました。

①30代(男性)

「我が家の場合、12.5%の値引きでした。
しかし、これは何もなく提示された値引きでもなく、渋っていた為提示された数字でもあります。
また、キャンペーン中ということが少なからず影響したのだと思います。」

いかがでしょうか。

口コミを見る限りでは、何かと条件付きになりますが、木下工務店ではわりと値引きが行われているような印象を受けます。

ただし、契約する時期やその時のキャンペーンなども少なからず値引きには影響すると思いますので、思うように値引き額が引き出せない時もあると思いますので、あくまで目安程度とお考え下さい。

ちなみに、木下工務店では3月が決算月となっていますので、その1~2ヶ月前の契約は値引きには有利ですし、決算期ということでサービスや特典を受けやすいタイミングでもあります。

木下工務店の値引き交渉の最大のポイントは、他のハウスメーカーと迷っていますと営業マンに伝えることです。

▼ハウスメーカーとの値引き交渉方法はコチラの記事が役立ちました▼

木下工務店の注文住宅の評判

木下工務店では、見た目を重視する外観をはじめ、内装なども全て施主の夢をカタチにする完全自由設計がウリとされています。

そして、木下工務店では独自の直営施工システムが採用されています。

基本的にハウスメーカーでは施工は下請けの業者に丸投げされるというケースが多いですよね。

しかし、木下工務店では社員監督が職人を直接手配、管理されていますので、品質管理が徹底されているということも特徴としてあげられます。

また、50年保証システムの「サポートワイド50」が採用されているため、保証制度も非常に充実していますが、木下工務店のリアルな評判も気になりますよね。

そこで、ここでは木下工務店の注文住宅の評判を徹底調査しました。

①30代(女性)

「当初は木下工務店の他、4社のハウスメーカーで迷っていました。
木下工務店では2~3ヶ月ほどかけて5回ほどの打ち合わせを行いました。
2回目の打ち合わせの段階で間取りができていましたが、営業の方から上手く設計士の方に伝わっていないのか?なかなか要望が伝わらず、それが間取りに反映されず、、、。
結局、5回目の打ち合わせで、ほぼ希望通りの間取りを提案して頂きました。
打ち合わせは設計士の方が同席されずに、営業マンだけで行うため、このあたりも要望がスムーズに伝わらなかった要因だと思います。」

②20代(女性)

「木下工務店で注文住宅を検討したことがあります。
実際に担当してくれた方は親身になって話を聞いて下さり、プランなども提案してもらったのですが、話を進めていくうちにオーナー制度のような勧誘があり、結局選択肢から外れました。
2級建築士の方も常に打ち合わせには同席していましたが、こちら側の希望がイマイチ伝わっていないような提案でした。」

③30代(男性)

「木下工務店で注文住宅を建てました。
入居して間もなく、キッチンや廊下、リビングの一部分の床に真っ黒な所がみられ、すぐに連絡を入れましたが、入居してから半年近く経ちますが、未だに綺麗な状態に直っていません、、。」

いかがでしょうか。

木下工務店では完全自由設計の家造りがウリとなっていますが、ヒアリング力がイマイチなのか、満足のいく間取りを提案してもらうまでに時間がかかってしまった方もおられるようですね。

また、実際に木下工務店で建築された方のブログなどもいくつか参考に評判を調べてみたのですが、画像付きで住み始めてからの不具合やトラブルなども紹介されており、一部普通に考えてもありえないようなことも包み隠さず書かれている方もおられました、、。

ただし、ネット上には様々な事が書かれていますので、最終的にはご自身の目でしっかりと見極めることも重要です。

木下工務店のメリット

木下工務店のメリット1:完全自由設計!

木下工務店で建てる場合の最大のメリットは、完全自由設計なため、希望通りの家が建てやすいということではないかと思います。

木下工務店では完全自由設計の家造りにこだわっており、細部までこだわった家造りが可能となります。

ハウスメーカーでは注文住宅であっても、構造上の問題などから間取りの融通が利かなかったり、標準仕様が充実しておらず、何かと制限を受けてしまい、自由度が低いというケースも珍しくはありません。

しかし、木下工務店では独自の直営施工システムが採用されており、注文住宅の自由度が高く、見た目を重視する外観だけではなく、内装も施主の希望を最大限に反映させた家造りが可能となります。

木下工務店のメリット2:比較的坪単価が安い!

木下工務店では、家の中の快適さを保つために「発砲断熱システム」が採用されていたり、耐震性能を高めるために制震システムの「DUOフレーム工法」が採用されているなど、性能の面でも非常に充実しています。

そして、50年保証システムの「サポートワイド50」が採用されるなど、保証の面でも非常に充実しています。

基本的に名の知れた大手で性能の良い家を建てようとすると、最低でも坪単価70万円からが一つの目安となりますが、木下工務店の坪単価は40万円台からと大手よりも安価に設定されています。

もちろん、設計や仕様などによっても坪単価は変動しますし、坪当たりの単価は40万~70万円程度とやや開きがみられますが、木下工務店では商品のラインナップも豊富に用意されていますので、予算に合わせて選ぶこともできます。

いかがでしょうか。

木下工務店では独自の直営施工システムによって、コストパフォーマンスの高い家造りを実現されていますが、その反面、全国展開されていないため施工は一部のエリアに限定されてしまうところは残念ですね。

木下工務店のデメリット

ここでは、あえて木下工務店のデメリットに注目してみましたので、契約をされる前に良い面も悪い面も、しっかりと把握された上で検討されることをお勧めします。

まず、デメリットとして施工エリアが限られてしまうということがあげられます。

木下工務店では、もともと首都圏を中心に注文住宅の販売が行われており、現在は販売エリアを愛知県や三重県、福岡県などにも広げつつありますが、まだまだ施工エリアが限定されてしまうという現状があります。

そして、全国展開されているハウスメーカーではないため仕方ない部分もありますが、全国展開されているような大手ハウスメーカーと比較すると、施工実績も豊富というわけではありません。

さらに、木下工務店では施工を下請けの業者に丸投げするというのではなく、自社社員で行う独自の直営施工が行われていますが、担当の営業マン、設計士、施工者などの当たり外れはあると思います。

実際に、営業マンのヒアリング力が悪いのか、設計士の力不足なのか、何回打ち合わせをしても施主の要望が反映しなかったなどの不満の声もあがっています。

また、50年保証システムの「サポートワイド50」を採用するなど、アフターサービスが非常に充実しており、引き渡しから10年間は無償の点検が可能となります。

しかし、10年目以降は有償の点検、メンテナンスとなっており、希望される場合はその都度費用が必要となります。

最長で50年間のあいだ保証を受けられるというのは非常にポイントが高いですが、50年間保証を受けようとすると、有償となっている点検やメンテナンスを利用する必要がありますので、住み始めてからもお金がかかるということもデメリットとしてあげられます。

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