『神のみぞ知るセカイ記念日カレンダー2024』デザインの裏話②
この記事はあくあたん工房アドベントカレンダー11日目の記事です。
こんにちは。Miyagawaです。
11月4日に開催された、若木民喜先生作品オンリーイベント『落とし神Fall in love FLAG12.0』（神のみオンリー）にて、
『神のみぞ知るセカイ記念日カレンダー2024』
『神のみぞ知るセカイ過去篇ロゴクリアファイル』
『God only knows 攻略超特急 神のフレーズ』
を頒布しました。
12月30日（土）冬コミの1日目でも頒布します。
サークル配置は東3ホール カ-55bです！
BOOTHでも通販中なので、コミケまで来られない方はこちらからどうぞ！
この記事を読んで欲しくなった方もまだ手に入れるチャンスはありますよ！
この記事では、『神のみぞ知るセカイ記念日カレンダー2024』をデザインする上で考えたことなどを語っていきます。
カレンダーの紹介
その前にまず、カレンダーの紹介をさせていただきます。
『神のみぞ知るセカイ記念日カレンダー2024』は、神のみにとってお祝いできる日をまとめた2024年版カレンダーです。
キャラクターたちの誕生日
マンガ連載開始日、連載完結日
TVアニメ初放送日
といった日を記念日として掲載しています。
神のみの記念日をリマインドすることで、ファンアートの投稿を増やし、神のみを盛り上げる狙いがあります。
百聞は一見に如かず、なので、中身を見てみましょう。
毎月の誕生日や記念日に関連したイラストをヘッダー部分に掲載しており、13名の方にご協力いただき描き下ろししていただきました。
ページの裏側にはギャラリーページとして、提供いただいたイラストを大きく載せています。
カレンダーとしての役目を終えた後も、お気に入りのイラストを飾れます。
イラストのクレジットも添えているので、お気に入りのイラストを見つけたら、フォローしにいってください！
カレンダーの紹介を終えたところで、本題に移ります。
デザインの裏話ということで、前回は表紙について書きましたが、今回はロゴ、台紙、Anniversaryマークの3つについて。
※前回の表紙についての記事はこちら
ロゴの意味と移り変わり
最初はロゴについて。
おおむね表紙と同様のコンセプトです。
特定の色に染めることなく、虹色のグラデーションにすることで、多くの人の協力の上にあることを表現しています。
表紙のイラストの背景に置いた色のトーンと合わせることで、表紙全体として馴染むようにしています。
こちらの虹色グラデーションのロゴは、完成したカレンダーと、その告知に使ったもので、
企画立ち上げ段階では、白のロゴ、
企画実現決定段階では、黒のロゴを使っていました。
これらのロゴの色の移り変わりには、きちんと理由があるので、その点に触れていきます。
まずは、企画立ち上げ段階の白ロゴについて。
これは白紙状態を表したものです。
カレンダー制作の企画立ち上げを告知し、掲載するイラスト募集を開始した段階のものであり、どのようなカレンダーになるか全く分からないので、このようなロゴにしています。
制作が実現するかどうか分からない、見通しの立たない状態でもあるので、背景を黒にしています。
続いて、企画実現決定段階の黒ロゴについて
これはいわばシルエットの状態です。
この段階では、カレンダーの仕様も固まりつつあったので、
どんなカレンダーになるか、つまり何色になるか伏せられた状態
背景が白になっているのは、実現の見通しが立ち、カレンダーにとって明るい未来が約束されているからですね。
台紙
続いて台紙について。
台紙には、歯車をあしらったデザインにしています。
神のみでは「理詰めの恋愛」の表現として、歯車はお馴染みのものです。
それを踏襲した神のみ感のあるデザインにしています。
ちなみに、歯車の数は全部で28個。
上下のレイヤーで濃い色と薄い色に分かれていて、それぞれ14個ずつです。
14という数字は、イラスト提供者13人と、企画者のMiyagawaの合計14人に由来しています。
14人全員の働きが上手く噛み合って、カレンダーが完成したことを表現しています。
Anniversaryマーク
最後はAnniversaryマークについて。
作品としての展開があった記念日について、1周年、5周年、10周年、15周年の記念日については、節目の年ということで、Anniversaryマークを付けています。
このマーク、最初は付ける予定はありませんでした。
下のように、文字で「〇〇発売n周年（YYYY年発売）」と書く予定でした。
「発売」が2回書かれていたり、なんか書き方が迂遠というか、気持ち悪いですね。
制作しながら気になりつつも、解消する策を見いだせずにいました。
妥協しながらこのまま入稿間近というところで、校正をしてくださったジャバ（@jav_romance17）さんから、「アイコンにしてはどうか？」とご提案いただきこのような形になりました。
なんで思いつかなかったんだ！？ というくらいシンプルかつ、鮮やかな解決法に感動し、すぐさま取り入れました。
結果として、文字の表記がスッキリし、注目すべき節目の記念日が強調されるようになり、かなり良いデザインになりました。
圧倒的感謝……！
さいごに
以上が『神のみぞ知るセカイ記念日カレンダー2024』に関するデザインの裏話となります。
こういった細かい部分まで考え抜いて作ったことを知っていただき、カレンダーに一層の愛着を持っていただければ幸いです。
この記事を読んで、「2024年の神のみの盛り上がりに協力したい！」と思われたのであれば、ぜひ『神のみぞ知るセカイ記念日カレンダー2024』をお手に取ってください！
冬コミでの頒布は12月30日（土）東3ホール カ-55b
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神のみの未来は明るいぞ！
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