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【JAWS DAYS 2024】FESTAでコミュニティ初参加していた九州のひよっこエンジニアが、DAYS in 池袋で感じたこと

JAWS DAYS 2024に現地参加していました!楽しかったー!

タイトルの通り、私のコミュニティ初参加はJAWS FESTA 2023 in Kyushuでした。
当時はエンジニアという職に就く直前でした。
その時に書いた記事を多くの方に読んでいただけたようで、私が見ている今の世界があるのはそのご縁です。

この記事は、未経験からJAWS-UGに飛び込んだ地方の新人があれから5ヶ月弱の月日を経てJAWS DAYS 2024で何を感じたか、を書いています。
上記の記事を読んでもらえるとちょっとストーリーちっくになっておもしろいかもしれません。(読まなくても大丈夫!)


私の話

福岡の株式会社Fusicに2023年10月16日に未経験枠で入社したエンジニア。
前職は某百貨店で接客業。社会人歴は5年目。
FESTA参加は入社一週間前の10月7日。
あれからどうしてたの?という話を少しだけします。(この記事において大事かなと)

LT登壇をしている

上記記事をきっかけに、JAWS-UG福岡でLT登壇させてもらいました。
その後も何度かLTをやって、楽しくなっちゃって月一回以上を目標に登壇しています。
一歩目を踏み出せると、あとはトントンですね!きっかけをいただけてほんとうによかったです。

技術を学び、エンジニアとして前に進んでいる

普段は主にPHP(Laravel)を書いています。
何がやりたい、何に強くなりたい…がまだ分からない(決めるには早い)ので様々な案件に携わらせてもらえそうでワクワク!
そしてなんだかんだAWSのことは実感を持った理解がないので、AWS認定試験を通して学んでいます。とりあえず現状6冠!

つまり、FESTA参加時より間違いなく成長しているはず…!

JAWS DAYS 2024を歩いた感想

Keynote

ビッグイベント、JeffのKeynote
このセッションを聴けただけでも池袋に来てよかった!と思いました。多くの気づきや内省のきっかけになりました。
印象に残っているのは、自己紹介スライドの話とネパールのAWS User Groupで女性の活躍を推進する”She Can”の話。
(She Canについては後述)

登壇する際の自己紹介のスライドで職務上の肩書きは最後に書いているとのことでした。肩書きや役割は変わっていくけれど、家族など自分にとって不変のアイデンティティは何か?を考える、変わらない大切なものを先に書く。
自己紹介スライド、今までなんとなく作っていたなー…と。自分をしっかり示すこと、伝えたいこと…もっと考えよう!と思いました。
そしてちょっと小並感な感想になるのですが、グローバルでオープンな界隈にいるという感覚になりました。だからこそ得られる考え方や視野…日本企業に勤めながらも海外も視野に入ってくる世界で働けることがなんとなくうれしい。

せっかく多様な人が集まる中で、ついつい右にならえをしがちなところをもっとフリーダムに、オープンに、そして強く、やっていきたいな〜…そんな気持ちになったKeynoteでした。

クライアントワークに携わる人の多さ

集まる人の共通テーマがAWSだというだけで自然とそうなるのだとは思いますが、お話した方の多くがSI・CI事業に携わっていました。
そして「CIer・SIer集まれ!!クライアントワークな私たちとAWSの良い関係を考えよう!」を聴いていました。
他のセッションにも興味がありかなり迷った末に選んだこちら、個人的には大正解の選択!
自分の仕事に活かせる内容だったからです。駆け出しの私にとっては、今悩んでいる、今すぐ使える…というよりは案件に関わる一エンジニアとして大切にしたい考え方を知ることができたのが大きな収穫でした。

DAYS全体の感想の一つとして、”クライアントワーク”というキーワードがあったなあと思います。

自分の未熟さと学びへのモチベーションを再認識できる

GameDayに参加していました!
JAWSが開催するGameDayはハードルが低そう(いい意味)という理由でこれはチャンスだ!と思い、かなり早い段階で申し込んでいた気がします。
GameDayの詳しい感想はどこかしらでLTにしたいと思っています。
ド初心者、当たり前のように完敗!でしたが、座学の知識しかなかったネットワークを実案件さながら触れることができて良い体験でした。

いかに経験がないか、そして自分に足りないものは何か……それが分かるのはワークショップの良さでしたし、セッションやちょっとした雑談・交流の中でも”技術”を前にして自分が言葉にできないことや理解が届かないことは何か知ることができました。

輪が広がってうれしいという話

JAWS-UGはほんの一歩でも踏み出すと様々な場に巻き込んでもらえて交流を広げることができるのがいい雰囲気だなあと思います。
非公式の前夜祭に混ぜてもらったり、懇親会後も二次会に混ぜてもらったり、DAYS本番前後もとても楽しく過ごせました。飛び入りな人にもみなさんやさしくてウェルカムな雰囲気でほんとうにうれしい。

そこで、とはいえ…という話をします。
こんなに輪を広げてもらえて、恵まれているのは、私自身が元から”発信”に対する抵抗感がほとんどないからなんですよね。バックグラウンドとして、かつてはエンタメ界隈で感想を発信する大切さを知っていたことが大きいです。自分の発言に対して様々な意見が生まれることも経験していました。だから怖くない。
いくら周りの後押しがあったとしても、なかなかできることじゃないよ、と多くの方に言われます。
未経験だとか、前職が異業種だとか、短期間でLT経験や資格取得をこなしているとか、私だけの話ではないのに。ずっとそんなことを感じていました。一周まわって”注目されるための有利なカードを持っている”という後ろめたさすら生まれていた。
じゃあ、どうしたらいい?いつまでもモヤモヤ悩むの?
その答えの糸口を見つけられたのが、DAYS旅行の二日間だったなと思います。
というわけで、ここから以下は、その話!

DAYSを経て、今感じていること

スタッフTシャツを着たい

スタッフTシャツを着たい。(もしくは登壇者!)
どういうこと?となりますが、まとめるとこれなんですよね。
JAWSに限らず、できる範囲で作る側に回りたいなーと思っています。無理はしない、ただし選択肢として考えるというフェーズを必ず挟もうと思っています。
理由は二つ。
まず、一般参加はもう勿体無いから。それから、自分が運営により近いほどコネクションを作りやすいから

  • 一般参加はもう勿体無い
    いろいろ参加させてもらって、つながらせてもらって、ただなんとなく参加するだけだと今までと変わらないなー…と。
    これからは様々な経験をしていくことで視野をもっと広げたい!なんせ、こういったイベント参加は自分の時間とエネルギーを使っています。自分にとって何かしら有意義でありたい。必要なエネルギーは増えるけれど、今までと同じ消費エネルギー量ではプラスの何かを得るのはむずかしそうです。

  • 運営に近いほどコネクションを作りやすい
    これは、上記の「なかなかできることじゃないよ」を為している自分の立場を見直した上での考えです。
    私のステータスやアイデンティティは個性の一つであり、それはけして珍しくない。何かしら”自分”を持っている人達はまだまだいます。
    自分ができること(発信とか、コミュニティ参加そのものとか)を活かして、そんな周囲のまだ見ぬ誰かを後押ししたいし巻き込みたい。
    そしてそれをやりやすい立場が”スタッフ”だと思います。
    DAYSに参加して、多くの方とはじめましてをできました。そんなつながるきっかけをくださった方々は軒並み、黄色のTシャツ(ボランティアスタッフ)もしくは紺色のTシャツ(登壇者?)を着ていたんですよね……今思うと……
    ほんとうにありがたくて。そして同時に、初参加っぽい人(人多すぎてあんまり分からなかったけれど)に話しかけることを考えてみると、自分が何者でもなくてハードルを感じてしまいました。
    スタッフTシャツを着ていればそれだけで「あなたに話しかける理由」ができる。と言いつつ、ほんとうに初対面だと怖さゼロではないと思うけれど……笑
    あとは逆に自分とつながってもらいやすい、もあります。輪の中、外……共につながりを生みやすいはず!そんな理由です。

必要なエネルギーは増える。それでも、自分がもらったものを何かしらの形で還元したい気持ちがある。そんなことを確信できたDAYSでした。

マイノリティな自分にできることをポジティブにやっていく

これは上記の「一周まわって”注目されるための有利なカードを持っている”という後ろめたさ」への自己アンサーです。
JeffのKeynoteの中、上述した”She Can”の話。ネパールのITワーカーのうち女性の割合はわずか0.5%だった、そんな中でユーザーグループの取り組みで女性のロールモデルとなる存在を誕生させてジェンダーギャップを改善……という話がありました。
私は自分が女性であるがために不利になったと感じたことはありません。それは今働いているFusicやJAWS界隈を始め、今いる環境のおかげ。
むしろ逆で、活動する場をもらえてるとすら。なんたって、女性だから。
少しずつジェンダーギャップの解消が進んでいる今の時代のおかげで、女性だからって下に扱うような組織は最初から視野に入れていない。自分が恵まれているのは、そんな考え方もあるかもしれません。
そしてDAYS旅行2日間の中で「”若手”や”女性”が表彰されることに意味がある」という会話を聞いていました。その場では何か考えて言葉にするまでできなかったけれど、ものすごく響いていたんですよね。
最近は新陳代謝の必要性なんてテーマもよく耳にします。
JAWS DAYSでの様々な方との交流、そしてJeffのKeynoteで取り上げられた話。
素敵な環境で何かと推してもらって、そんな中で自分ができることをやっていこうと感じました。自分の立場を利用すると考えるのではなく、活用する。ちょっと考え方をシフトさせただけだけれど、これができたのは大きな収穫!
異業種からの転職、まだまだ若手、女性、持病があるということ。
自分にできること、やりたいことをやっていく。そこに”この私が動くことでよい影響を受ける人がいるかも!”という意識を加えようと思いました。
ポジティブに、上手に、やっていきたい!

自分のアイデンティティに基づいたコミュニティへの参画・活動

何度か大小様々なコミュニティに参加してみて、今度はより深い話をできたらいいなーと感じています。
具体的には、専門支部への参加とか。それから前項の話にも似ていますが、自分の立場を活かしたアウトプット。
私はコミュニティ参加の前提として技術ファーストがあります。(あくまで私の話で、これは人それぞれ)
自分の興味や好き、あるいは実務で使用しているもの…何かしら深めたい領域で、スキルアップとの循環をできたらいいなー、と。技術のおもしろい話をしている自分がイキイキしていること、薄々感じている。笑
まだまだこれを深める!と言えるほど経験値はないですし自分が携わる業務の傾向が見えてくるのはこれからです。とはいえなんとなーく、「これは違う」「これはおもしろい」が分かりつつあります。
DAYSでたくさんの方と交流してますます感じたことでした。
技術的なことはもちろん、IT業界においての自分のアイデンティティを活かして、より楽しんでいきたいです。

まとめ

JAWS DAYS 2024で私が得たのは「コネクション」と「アイデンティティ」についての自分の考えと方向性です。
コミュニティに参加する中できっと悩みがないなんてことはないだろうけれど、今抱えていたものや気づきかけていたものをはっきり明るくできてよかった。
こんなふうに長ーく書いたもののまだまだいろんなことが浅いひよっこで、もらうものばかりだしこれからも何かと甘えることはあると思います。それでも自分にできることをやりたい!という気持ちになりました。
FESTAでも感じたけれど、今回も、その場にいるだけで楽しかった!これがほんとうにすごい。そんな空間が成り立つことがすごい。
運営・スタッフのみなさま、交流してくださったみなさま、ありがとうございました!

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