【公式】Myエコものさし

ESG/SDGs/企業価値に関するトレンド事例をご紹介します🥕            …

【公式】Myエコものさし

ESG/SDGs/企業価値に関するトレンド事例をご紹介します🥕                         Myエコものさし は商品のエコ度とMyエコ貢献スタンプを通じて食の生産者に伝えることができるアプリ📱 https://myecomonosashi.com/

最近の記事

食肉業界をとりまく国内外のESG動向🍖

気候変動の影響や社会の持続可能性への関心の高まりは、食肉業界に大きな変化をもたらしています。 本記事では、食肉の生産・消費に対する国際社会や各国政府の姿勢及びESG指標の動向を解説します🖊️ ESG観点から見た食肉業界🥩食肉の持続可能性に対する疑念が投資家や消費者に広がっています。特に、牛肉の生産は、大量の水の消費と温室効果ガスの排出を伴うことから、気候変動の重大な原因であることを示す研究も出ています。たとえば、食肉生産と植物生産の排出量の差は歴然としており、牛肉1kgの

    • 🌿持続可能な農業の実践に際する有機肥料の評価

      有機農業は環境に配慮した技術や資材を用いた農法として注目され、導入に取り組む事業者も増えています。 一方で、様々な観点から検討すると、やり方によっては懸念すべきリスクやデメリットがあることが伺えます。本記事では有機農業の特徴の1つである有機肥料に焦点を当て、環境を始めとする複数の観点から有機農業の影響について紹介します✏️ 農業における持続可能性の重要性持続可能な農業への関心の高まり 近年、持続可能な社会づくりへの関心が国内外で高まっています。2006年に閣議決定された

      • カーボンニュートラルの実現における食農産業の重要性🧑‍🌾

        この記事では、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第6次報告書を参考にして、地球温暖化と食農産業との関係について整理し、その結果から消費者や企業が地球温暖化への対策を講じる必要性を改めて解説します✍️ 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)とはIPCCとは、「Intergovernmental Panel on Climate Change」の略であり、日本語では「気候変動に関する政府間パネル」と呼ばれます。1988年に世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP

        • 牛乳に対する植物性ミルクの環境負荷面での優位性🐄🌳

          近年、牛乳の代替品となる植物性ミルクの市場が世界、日本どちらにおいても拡大しています🌎 本記事では、今後の市場拡大の動向と環境負荷における牛乳と植物性ミルクの比較、また植物性ミルクの優位性を消費者に訴求する上でのライフサイクルアセスメント(LCA)の重要性について解説します。 植物性ミルクとは🌱植物性の代替乳飲料(以下、植物性ミルク)は植物性原料から作られた、牛乳の代替品です🥛 一般的には、それらを分解し、水に溶かすことで、見た目と味を牛乳に近づけたものを指します。

        食肉業界をとりまく国内外のESG動向🍖

          拡大する代替肉市場とESG経営リスク🥩🫘

          欧米諸国を起点に世界的な拡がりを見せる植物性代替肉は、既存の動物由来の肉に対する環境負荷面での優位性があり、日本でもその市場規模が拡大しています。 本記事では、主に環境負荷の観点から、植物性代替肉市場と企業の留意点を解説します✍️ 食肉業界とESG経営リスク肉、魚、乳製品等動物由来のタンパク源に代わって人工的に製造される代替タンパク質食品は、世界的に普及しています🌏 とりわけ、代替肉の外観や味、食感、利便性は著しい進化を見せています💡 代替肉(alternative

          拡大する代替肉市場とESG経営リスク🥩🫘

          食品業界のプラスチック包装と代替品の環境負荷

          食品業界で広がりを見せているプラスチックパッケージの代替市場は、既存製品に対して環境負荷面での優位性があると考えられており、日本でもその市場規模が拡大しています。本記事では、主に環境負荷の観点から、プラスチック代替品の留意点を解説します💡 プラスチックがもたらす環境への影響プラスチックは幅広く使用される一方で、その特性から環境負荷の高い物質であると言われています🤔 プラスチック、別名合成樹脂は石油を原料とし、高分子化合物から形成されます。プラスチックは軽量で破損しにくく水

          食品業界のプラスチック包装と代替品の環境負荷

          食品ロスに関する企業の取り組み

          昨今、国内外において、食品ロスに関する関心は高まっています。国内では行政面で食品ロス削減推進法が制定され、ビジネスの面でも食品ロスを活用するトレンドが顕著に見られています🔍 本記事では、食品ロスの定義や国内外での動き、および、企業が食品ロスに対する取り組みを行う際の留意点について解説いたします✨ 食品ロスに対するビジネスにおける取組昨今、食品ロスを活用する企業の動きが活発になっています。 例えば、アサヒグループホールディングス(以下アサヒGHD)は2021年10月下旬に

          食品ロスに関する企業の取り組み

          脱炭素社会に向けたESG投資における厳格化の動き

          気候変動抑制に対する社会の関心が高まる中、ESG投資に先進的な欧州では2021年にサステナブルファイナンス開示規則が採択され、ESG投資の金融商品の区分が明確化されました。 温室効果ガス(GHG)排出量をはじめとした、厳しい目標が定められており、企業のESG活動における定量的・科学的分析及び報告の重要性は高まっています💡 Net Zeroに関する議論の高まり昨今NET Zero(ネットゼロ)という言葉を聞く機会は非常に増えました。NET Zeroとは大気中に排出される温室

          脱炭素社会に向けたESG投資における厳格化の動き

          垂直農法のサステナビリティにおける可能性と課題

          はじめに:垂直農法が注目される背景国連は、世界の人口が80億人に到達したと発表し、2050年までに98億人まで増加する上で飢餓人口は一段と増えると懸念されています(*1)。 「世界の食糧安全保障と栄養の現状2022(SOFI)報告書」によると、2021年の飢餓人口は8億2,800万人に膨らみ、前年比で約1億5,000万人増加しました (*2)。 また、異常気象、過耕作、土壌の浸食といった要因により、農地として利用可能な土地は次第に減少しています。現代農業は環境への負荷が高

          垂直農法のサステナビリティにおける可能性と課題

          ライフサイクルから見る食品のサステナビリティ

          近年、食品をとりまくサステナビリティの社会的価値がより一層認識されるようになり、その解釈や測定方法について議論や研究が蓄積すとともに、それらをブランディングとして活用する潮流が見られています。 本記事では、食品のライフサイクルの各段階にかかる環境負荷の事例及びブランディングの可能性についてご紹介します✨ サステナブルな食品に関する判断基準と表示ルール近年、多くの消費者が、環境に配慮した食品選びを志向しています🌳 2021年に野村総合研究所(NRI)が3,000人強の消費

          ライフサイクルから見る食品のサステナビリティ

          食におけるエシカル消費の拡大と認証ラベル

          消費者が各自にとっての社会的課題の解決を考慮しながら消費活動を行う「エシカル消費」が世界的に拡大しており、市場に大きな影響をもたらしています💡 このようなトレンドを起点として、本記事では特に顕著化する食のエシカル消費動向とビジネス機会としての認証ラベル取得について紹介します! 食品業界におけるインシデントと消費者の影響力拡大食品サプライチェーンの透明性に対する疑念が世界中の消費者に広がっています🌏 例えば2013年、ヨーロッパでは馬肉が混入した牛肉製品が広範囲に流通して

          食におけるエシカル消費の拡大と認証ラベル

          環境に優しい🌱革新的な食糧生産方法について

          こんにちは! 突然ですが、皆さんはスーパーで食材を買う際 何を判断基準に決めていますか? 最近では鮮度、産地、価格に加えて 環境配慮の有無や程度を食品購入の際の 判断基準にする消費者も増えています。 読者の方々の中には、すでに意識している!という方も いらっしゃるかもしれません🤔 これに伴い、生産者側も環境に配慮した食品の生産へと 舵を切り始めています。 本記事では、環境負荷低減を実現する革新的な食糧生産手法の開発事例をご紹介したいと思います✏️ はじめに– 食べ物の選

          環境に優しい🌱革新的な食糧生産方法について

          食品のエコスコアリングに関するグローバルトレンド📊

          こんにちは!クオンクロップnote編集部です☺︎ 今回のテーマは、 欧米を中心に普及が進む「エコスコアリング」に関し、 その発信に関するトレンドと事例をご紹介します🌿 近年、食のエコ消費やサステナブル消費への関心は 高まっている一方で、エコスコアの見える化は まだまだ限定的であるため、 「意欲はあってもなかなか行動に移すことができていない🤔💭」 という方は読者の皆さんの中にも いらっしゃるのではないでしょうか? それでは、サステナブルな消費における日本の現状や課題や、

          食品のエコスコアリングに関するグローバルトレンド📊

          Myエコものさし公式note、 はじめます🥕

          ご挨拶はじめまして。 クオンクロップ note編集部です☺️ この度みなさんと、「ESG・SDG・企業価値」に関わる、 国内・海外のトレンドや事例を発信する場として、 note公式アカウントを立ち上げることになりました。 はじめましての今回は、 「Myエコものさし」が 何を目指しているか、どんなアプリなのか についてお届けします! クオンクロップどんな会社? クオンクロップは「Myエコものさし」をはじめ、 サステナビリティに関する社会課題に取り組む企業の活動効果を

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