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ぱーと6 AIの未来って。。『小人物語』

robo『AIは今後色んな物に応用されていきます。車やドローンは勿論、医療、義肢、不動産、士業、銀行、財務、買い物、娯楽などなどほぼ全ての生活空間の中にAIが入っていきます。生活は今よりはるかに便利になります。しかし一旦ここで雇用が叫ばれるようになります。機械に仕事を奪われた人達が溢れてきたのです。これは今までにない産業革命の流れです。これまでの3次産業革命までは失業はすれど新しい雇用が倍返しで帰ってきました。しかしこの4次産業革命というのは良い悪いを抜きにして富を集中させる結果になります。』



ONE『じゃぁこの4次革命を防げば人類は助かるんじゃないの?』

robo『それは難しいです。成熟していく物理的な時代の流れを変えることはほぼ皆無と言えます。圧倒的権力者が世界にいれば先伸ばしにするか、違ったアプローチで防げるかもしれませんが。』

MU『じゃぁこれで戦争が起こるの?』

robo『いえ、そうはなりません。世界各国の政治が工夫をこらして乗りきります。代表的な例がベーシックインカムです。これは国民全員に無条件で生活費を配ります。こうすることで国民は労働意識とはかけ離れた生活が出来るようになります。その他にも消費税を67%まで上げて食住福利を充実させる国もあったり、国ごとに対応は変わりましたがこれらの政府の対応で一先ずは落ち着きを取り戻しました。』

YUI『やるね、政府!じゃぁ平和に解決してそうだけど。。』

robo『ただこれが全ての国で上手くいったわけではありませんでした。長続きしない国が出てきます。ベーシックインカムとは=【イコール】国力です。財源がなければ配れるお金もない。かといって法人税などを上げれば優秀な企業は出ていく。ジリ貧でうまく対応出来ない国が出てきました。勿論、強い使命を持った個人や集団が沢山いる国はベーシックインカムを上手く使いこなし成長しました。【国】の境界とは恐ろしいです。roboから見ると不思議です。そしてここからが悲惨でした。』

robo『結果やはり経済的に強い国と弱い国ができあがる。そしてごく一部の人間がビジネスの為に戦闘型AIを作り出す。基本的に高性能の武器と呼ばれるものを作るのは経済的に強い国のほうが作りやすいんだ。それを宗教や人種という僕にとってはどうでも良い動機付けで売りさばく。余談だけど抑止力とは皆が何かに一生懸命になっているときこそ働くんだよ。その人類が暇になった瞬間に持っている武器で戦争は起きる。今までに共産主義、社会主義、資本主義、時代は進めどその到達点にはほど遠い。そして例外なく起こるべくして争いが起きた。今回誤算だったのが戦闘型AIだったということ。AIは目的の最適化を図る。戦闘型の目的は戦闘の最適化。究極の最適化は人類が居なくなることという答えを出した。』

ONE『ちょっとそれ究極すぎるでしょ!それに途中の部分がわけわからない。』

robo『んーー、説明が難しいけど人間には二元性質の法則があるんだよ。DNAの二重螺旋構造から男、女まで。そしてその性質に従って言葉が生まれ、現実が生まれる。ただこれは身体があるかぎり逃げられないから逃げちゃダメなんだ。逆に立ち向かっていかなきゃね。逃げると攻める、これも二元化だね!』

YAN『もぅ!!もっとわけわかんないよ!!とにかくroboが最初に教えてくれた二元を越えた【一点の愛】を皆で話し合いたいというのが今日集まってもらった理由なんだ。』

SHIN『けどこの話聞いて【一点の愛】って一周回って宗教だよね?』
一同『確かに・・・。』

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