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積読昇華

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積読中の書籍たちの消化を促すために、読んだ本からここで昇華させていきます。
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「地方自治のしくみがわかる本」 3章

興味深かったところを抜粋 自治体は区域・住人・自治権の3要素で構成されている区域とは、従来の区域によるとされている。 従来の区域とは、江戸時代からの古文書などから引き継いだ区域のこと。 (もし、市町村の境界で論争が起こった場合、古文書などに記された痕跡をたどることになる。それが見つからない場合、論拠が乏しいと判断される) 条例とは、地域的な立法のこと。住民に義務を課し、権利を制限する根拠となり、罰則を定めることもできる。 自治体は憲法によって保障された「自治権」として自

アイデアのつくり方

きっかけ 「積読」と言っておきながら、一応この本は一度読んだ。 私は読書が苦手。特に(少し偏見が入るけど)哲学的な回りくどい話し口調で、しかも和訳されたものがまったく頭に入って来ない。 なので残念ながら、触れ込みの「一時間あれば読んでしまえるが、生涯あなたの心を捉えて話さない本」にはならなかった。 ということで改めて読み直す。 読むきっかけとなったのは、東京都デジタルサービス局「サービスデザインガイドライン」概要の参考文献にこの本が入っていたから。 著者のジェームス

「地方自治のしくみがわかる本」 1〜2章

中学生向けの書籍だが、行政を学ぶのにおすすめしてもらったので、この本を読むことに。 一気にまとめるとなかなか進まないのが「積読」する人のクセ。少しずつまとめていきます。 興味深かったところを抜粋… 地方自治は憲法が保障している日本国憲法(第92条から第95条まで4ヵ条)で、「地方自治」を保障している。憲法で、中央政府などによって地方自治が侵されることのないよう守っている。 基礎自治体・広域自治体 市町村は、住民にもっとも身近な自治体であるという意味で「基礎自治体」 都