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少しの文章

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2021年3月の記事一覧

最短距離を避けるように歩く

最短距離で行くのが良いのか、考えている。

乗り換えのときに使う階段が近い車両に乗る、エスカレーターを駆け上がる、青信号が点滅している中、小走りで横断歩道を渡る、とか。

出来るだけ速く、というスピード感に合わせていって良いんだっけ、と考えている。

ゆったりとした気持ちで歩いていれたらいいけど、それもなかなか難しい。

どうしたら効率よく進めるかとか、生産性は、とかそういう流れはちょっとこわいと

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言葉とか

言葉ってなんだろう

言葉ってどう使えばいいんだろう

と、つい考えてしまう。

みんなが感情を投げ捨てる場所

みんなが感情を置く場所

私があの人に言葉を送る場所

記号を指でなでて心を寄せる場所

寂しさの共感を求めて書きなぐられた言葉

何かを待っている、

何かを求めている

言葉が言葉であるために

言葉に押しつぶされ
言葉におぼれ
言葉に負けそうになる
言葉をきらいになりそうになる

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桜がまだ咲いてなかった日

明日届くはずのCDとか、観ようと思ってる映画とか、

読もうと思って机の上に積んでる本とか、

楽しみなことを自分でつくっておく。

そしたら朝起きてすぐにカーテン開けて、

桜はそろそろ咲くかなと気にしながら散歩して、

まだ咲いてなかったか〜と思いながら家に帰る。

楽しいことの方向にみんな心動かしていれたらいいのにと思ってる。

でも今起こってることをちゃんと知らなくてはとも思いつつ、それで

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さつまいもの絵を描いた小学生の日のこと

小学生の時にさつまいもの絵を描いたときのことを覚えている。

小学1年生か2年生の時に、遠足で芋ほりに行って、自分で掘った芋を持ち帰り、そのさつまいもの絵を図工の時間で描く、というものだった。

なぜその時のことを今でもはっきりと覚えているかというと、
初めて居残りというか、教室に絵が描き終わっていない私ともう一人の子だけ残された、ということがあったからだと思う。

でもその居残りは、嫌だったこと

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聞けなかった曲とか

これ今聞くのちょっとしんどいな〜という曲とか、

聞いてた時に同じタイミングで起きてたことを思い出してしまうから、この曲は聞けないな〜というのも、

あるとき聞けるようになったりする。

その時の自分はちょっとだけ新しい。

新しい考え、色、景色が少し付け加わって、
前より少し新しい自分になれた気がする。