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つつがなく、というわけではなくとも
当初は一人で周るつもりはなかったけれどその予感はありつつみたいな微妙な想定のなか、北海道に行く予定を立て、結局のところ3日ほど一人旅をした。
街を歩いていた時に羽毛のようなものが道路にひらひらと落ちていくのを見る。不思議に思った。誰かのダウンが破けたのかと思った。
けれどそれが二度ほどあったので気になっていた。
あとで調べるとポプラの綿毛のようだった。
初めて見たように思う。
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カネコ
反省、反省、みたいな気持ちを一旦置いておく
自分を責める気持ちとか他人を責める気持ちがそれぞれ強いなこの人は、と思うことがあったりした。どっちも強い、ということもあるんだな。
今の職場に何年か前に働いていた人が久しぶりに来ていて、私は初めましての挨拶をする。
この人がいたらいいのに、と思うくらい陽気そうな、他の人には影響されないような独自の空気感を持っている人だった。一緒に仕事をしていたらどんな感じかは知らないけれど、
あ〜こんなにコミュ
行き止まりの先の路地裏、水たまりの花びら
久々に電車を乗り過ごした。
ほとんど電車を乗り過ごすことはないけれど、この前行ったライブで聞いて好きになった曲をヘッドホンで聞きながら本を読んでいたら集中していたらしく、気づいたら降りるべき駅を過ぎていた。
次の駅に着くまでのどうすることもできない時間は、どこかすごく遠いところまで来てしまったような気分にさせる。
前に電車に乗り過ごしたときを思い出していた。
当時バイトをしていたパン屋さんから
20歳の頃の私のことも一緒に祝福する
私は成人式に行かなかった、
ということをたまに思い出す。
成人式が行われる一年以上前から、成人式のことを想像すると憂鬱で行きたくなかった。
留学に行きたいと思っていて時期もちょうど被りそうだったので、行かなくて済むし行かなくても変じゃない、と思って安堵していた。
結局、自分の代の成人式の時期はまだ情勢が混乱していて、成人式を開催したところもあったし中止や延期になったところもあったと思う。
自分
ミモザ、切り取られた欠片を貼り合わせること
ミモザの苗を買った。
通り道にある花屋さんでミモザの苗が置いてあるのを見て、ほしい、と思った。自分でミモザを育てられたらすごくいい感じなのではないかと思った。でも、前にハーブを育ててベランダに放りっぱなしで枯らしてしまったことや、サボテンを枯らしてしまったことが頭によぎり、枯らさずにいられるんだろうか、と自信がなく、花屋さんの前を通り過ぎた。
それから2、3週間くらい、その花屋さんの前を通るた