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【日本酒】日本酒チャートについて~醇酒編~

【ベン図】日本酒解説

【醇酒】コクのあるタイプ

4月ももう終わりですね。今日からGWに突入した方も多いのではないでしょうか。今年のGWは緊急事態宣言の最中でどこもお休みなので、家でまったりお酒を楽しむ予定です。

さて、今回は日本酒チャートの右下に位置する「醇酒」についてご紹介します。「ふくよかな香り」「厚みのある」コクのある飲み口が特徴となっています。
長年、お酒を嗜まれている年上の方々は、こういったお酒を好まれる方は多いのではないでしょうか。

日本酒の中では最も濃醇な香味特性を持っています。「リッチな」「ふくよかな」などと表現されることが多いです。
「フルボディーな」とよく言われますが、私は「ごっつい」と表現します。

該当する日本酒としては、純米酒系、生酛系の日本酒などです。
米、米麹の使用割合が多いものなどが該当すると言われています。


飲用温度

【適した温度:18〜20℃、40〜45℃】

基本的には冷たすぎず、暑すぎない温度が合っているかと思います。

香りの表現

「栗の皮」「綿飴」「炊飯」「カスタードクリーム」等

相性の良い料理

「コクがあり」「旨味成分が感じられる」このタイプのお酒は、栄養を蓄えるために食欲が増し、体を温めることで冬を迎える準備をする秋の季節にもってこいなのではないでしょうか。

秋の味覚であるきのこを使った、鶏とキノコの照り焼き、キノコのリゾット

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ホワイトソース、デミグラスソース等の味濃い目のソースは相性抜群です。

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ホクホクのふろふき大根に辛子味噌を添えると、一気にお酒のあてになります。

スイーツだと、さつまいものタルト等コクのあるもの同士で相性がいいのではないでしょうか。

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寒くてお外に出たくない日など、夕方の早い時間からこたつに入って芋のタルトと日本酒をまったり飲む日なんて、幸せですよね。

40〜45℃くらいのぬる燗でいただくと、体もポカポカしてお料理と最高の同調(相乗効果)を感じられます。


醇酒の例

・純米酒 生酛 男山(北海道)
・純米生酛 大七(福島県) ←大好きで家に常備しています
・純米酒 神亀(埼玉県)


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本日は以上です。次回は日本酒チャートの回ラスト、熟酒についてご紹介します。

ぷらずまいこ

参考:NPO法人FBO『日本酒の基』

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