今、起きている人間関係の問題

今回のコロナウィルスで
家にいる時間が増えたり、
逆に毎日当たり前にしていた
顔を合わせてのコミュニケーションができなかったりが重なると、

今まで見ないようにしてきた
人間関係の問題が表面化してきているように思います。

私たちは
家族や子どもやパートナー
仕事関係や友人関係など

人との関係では
ついつい
相手が自分の思いや期待に
どこまで応えてくれるか、

自分が相手の期待や希望に
どこまで応えられるか、にあると
思いこみがちになります。

けれどもそれをしている限りは
絶対に私たちの心は
満たされることはありませんし、

今回、多くの人が向き合わされている問題の
ひとつだと感じています。

人との関係とは
相手に自分の期待通りの
動きをしてもらって
自分を満たしてもらうことではなく

まずは、自分自身が
本来の自分を生き
本来の自分の声にこたえることが大前提で

その上で
それを丸ごと分かちえる相手を持つこと
なんだと思います。

意識的にしろ
無意識的にしろ
自分の期待通りに動くよう
相手をコントロールしようとしても

相手もどこかの時点で気づいて、
本来の自分を生きたくなるもので、

結果的に
その関係は続かないものに
なってしまいます。

だとしたら
人間関係で大切なことは

相手や他者について考えて
イライラしたり、
モヤモヤしたり、
心をわずらわせることではなく、

ただただ
自分について考えて
自分を知っていくことだけが
大切であることに気づきます。

やはり、
「自分は何者であるか」
そこを知ることに尽きます。

 

相手について考えることは
相手を思いやっているようでいて、
相手に執着していることになり、

結局はそれが
人間関係の失敗につながる、という
ことなんだと思いますね。

近しい人との関係ほど
難しいのも
やはりそこに執着が生まれるからなんだと思いますね。

今、日本だけでなく
世界全体が大きく変化しています。

こんな時こそ、
相手や周りではなく、
自分をしっかり見つめることが求められていると思います。

そして、起きていることに
怖がり過ぎず、
恐怖からの行動ではなく
愛からの行動をしていきたいですね。

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