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HSP、生きづらい人が幸せにいきる時代

今日はとても長くなってしまいましたので(笑)
ご興味のある方だけ
読んでいただけたら嬉しいです。

最近、
よく聞くようになりましたが
HSPってご存じでしょうか?

HSPとは、
Highly Sensitive Personの略で、
「とても敏感な人」という意味。

アメリカの心理学者、
エレイン・N・アーロン博士が提唱した概念。

研究の結果、
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、
先天的な気質、
持って生まれた性質・特質のひとつといわれています。

このHSP
全人口の20%
5人に1人は当てはまるといわれています。

裏を返せば、
人口の80%、
5人に4人は刺激に対して敏感ではないということになります。

良い意味で
80%の人は鈍感、
今の社会で生きやすい人、ということ。

そのため、HSPの人は
今の社会で生活をしていくために
一般的な敏感ではない特質の人たちに
合わせようと無理がかかるので、
とても大きなストレスを抱えたり、

敏感すぎる自分に自己嫌悪になり、
それが自己否定につながり、
とても生きづらさを感じてしまいます。


HSPの人は、
HSPの人でない人からすれば
想像できないくらい繊細で敏感で感受性が高くなります。

本当に想像つかないレベルで繊細で敏感で、
とても苦しんでいたりします。


ですから、
もし身近にHSPの方や子どもがいたら

「神経質すぎる」とか
「繊細過ぎる」
「精神的に弱すぎる」
などという言葉をかけないであげてください。


またHSPは
心理学の分野になりますので、
病気や発達障害や精神疾患と
いうことではありません。

ご興味のある方は
HSP関連のHPはたくさんあるので、
調べてみてくださいね。


HSPはあくまで、
その人の本来持ってうまれた性質・特質、
個性のひとつになります。


では、なぜ病気でもないのに、
HSPがここ数年注目されはじめたのかというと、
HSPの人はとても敏感で繊細で、感受性が強いため、

しっかりと自分の性質を理解し
自分の内側を客観的に観察し
自分を調えていかないと、

社会で生きることの違和感や生きづらさを感じて
とても悩みながら生きてしまうケースが
多いからです。

引きこもりや鬱の方の中にも
HSPは多くいる、と私は思っています


HSP診断はこちらで受けられますので、
https://hsptest.jp/

自分やご家族や、お子様がそうかな、
身近な方がそうかも、と
思う方はぜひ、チェックされてみるとよいと思います。
https://hsptest.jp/

またHSPの人は以下の
4つの特徴(DOES)を
すべて持つ人だといわれています。

D(Depth of processing)
ものごとを深く処理する
微妙なことにも気づく
思考が止まらず、まとまらず、頭の中が忙しいため、
疲れやすいなどの傾向があります
O(Overstimulating)
過剰に刺激を受けやすい
音や人ごみに刺激を受けやすい
E(being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular)
全体的に感情の反応が強く、共感力が高い
感情のふり幅が大きく、
他者の喜びや悲しみ痛みも自分の中に入ってきて
自分のことのように感じます。
たとえば、機嫌の悪い人と同じ空間にいると
なんとなく気分が悪くなったり、
自分が怒られているわけではないのに、
人が怒られているのを見るだけでつらくなったり、など。
S(being aware of Subtle Stimuli)
ささいな刺激を察知します
五感が敏感で、小さな変化に気づきます


実は私も

「大勢の中にいるととても疲れる」
「争いを見ると心臓が痛くなる」
「他人の気持ちが流れ込んでくる感覚がある」
「他人の身体の不調な場所が伝わってくる」

という感覚が小さなころからありました。

ほかにも
静かな環境が好きで、
うるさいところは苦手でしたし、
大勢よりも少人数が好きでした。

競争は嫌いで、
ひとりで静かにアートや自然に触れていることが
好きでしたし、

その場かぎりの世間話は
あまり興味はなく
生き方や哲学的なことに興味があり、
本ばかり読んでいました。

とはいえ、
一応普通の女の子をしていましたので(笑)
違和感を感じながらも、

「私が変なのかも」と思いながら
周りにそれなりに合わせていました。


人の考えていることや感情や
身体の不調なところが感覚的に
伝わってくるため、
その受け止め方がわからないうちは
とっても苦労しました。

なんでもない普段の生活でも
刺激に圧倒されて、
人と会うのが苦痛だったり、
相手の心の内や嘘を感じて
勝手につらくなることもありました。


誰もがそうですが、
自分の感覚が「ふつう」と
思っているものですから(笑)、

そんなことですぐに疲れてしまったりする自分に
「みんなは頑張れているのに、
なんで私はこんなに疲れやすいんだろう
いったい私はなんなんだろう」と
自分に嫌気がさしたりもしていました。


その克服のために、
どれだけ努力をしてきたかわかりません。

いったい私は誰なのか
そんな答えを探すために
世界中を旅して、
勉強してきたようにも思います


でも20年前に
アーユルヴェーダや瞑想に出会い、
インドをはじめ世界中を旅して
グルやいろいろな人に出会い、
自分を調えることの大切さを知り、

数年前にHSPを知り、
自分の性質、特質がよくわかり
自分が誰かがわかるようになってからは
とても生きやすくなりました。


HSPは
人とのエネルギーの境界線が
あいまいになりがちになる性質です。

そもそも宇宙に存在するものはすべて
エネルギー
(五大元素:風・火・水・空・土)でできていて、
それぞれの振動数をもっていて共鳴しあって
いるものですが、

その共鳴が一般的な人よりも
とても強く起きて
自分を保ちづらくなってしまうのが
HSPなんだと思います。

だからこそ、
相手の感じていることや身体の不調を
自分のことのように感じてしまったり、
大勢の中にいると、
そのエネルギーに圧倒されて疲れてしまいます。

逆に
アートや自然や子どもや動物など
ナチュラルで穏やかなエネルギーに触れることが
とても心地よかったりします。


だからこそ、
相手のエネルギーを受け取らないこと、
自分を常に調えて
しっかりと自分をニュートラルな状態に
キープしておくことが大切です。


それさえできれば、
HSPの感じる生きづらさは軽くなりますし、

逆に自分に起きるすべての出来事や
出会いを繊細に感じ
感動と感謝の多い素晴らしい人生になります。


今までの
経済中心、競争中心、物質主義の世界で
生きていくために
自分の感受性を抑え込んで無理をして
鈍感になろうとしていたHSPも

これからの世界では
HSP本来の自分で生きていくことができるように
なっていきます。

HSPは繊細で感受性が強く
平和主義で、
人の痛みや世界の痛み、地球の痛みがわかる性質を
持った人たちです。

ですから自分がHSPかなと思う方も
決して自分を弱い人間、疲れやすい人間と、
否定をしないようにしてください。


その素晴らしい性質・特質を持った自分が
本来の自分ですし、
そんな自分を深く理解することで、
生きやすくなっていきます。

そのためにも
いつも自分を調えていてください。

アーユルヴェーダの習慣、ヨガや瞑想の習慣は
とっても役にたってくれます。


私が自分がHSPであることを
今回書いたのは、
少しでもHSPの方の苦しみや生きづらさが
解消されたらよいな、と感じたからです


HSPの生きづらさよくわかります、

でも大丈夫です、
その性質・特質は
自慢できる素晴らしい個性であり、才能です♪


HSPがより幸せに健康に生きるための
アーユルヴェーダやヨガ、瞑想の
日常生活への取入れ方についても
また書きたいとおもいます。
明日もどうぞ穏やかで素敵な1日を。

アーユルヴェーダ専門サロンMyCocoon
https://my-cocoon.biz/

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