失敗しても大丈夫?セルフ・ハンディキャッピングの正しい使い方とは

皆さんは失敗が怖いと思ったことはありませんか?
多くの人が「失敗しないように」とがんばって、予防策を立てたり、気をつけていたりしているかと思います。

実はこのときにちょっぴり人には良くない癖が出てきます。
それは「失敗しても言い訳できるようにする」という癖です。

これは自分を不利な状況へおいておくことで
「あれがあったから失敗した」
「あれがなければこうなっていた」
と言えるように、自ら失敗したときの傷を浅くするようにしておくのです。
これを心理学用語では「セルフ・ハンディキャッピング」という言い方をします。

このセルフ・ハンディキャッピングは、何も言い訳の口実のための悪いことだけではありません。
不利な状況でも結果が残せた場合
「あれがあっても自分は成果が残せた」
と言えるので、自分自身のセルフイメージを上げることもできます。

なので、このセルフ・ハンディキャッピングは使い方次第で毒にも薬にもなります。
この癖を良い方向で使っていくためには、まずはできない理由を考えるのではなく、うまくいく理由を常に探していくことがいいと思います。

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