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最も近しい事を私達は遠ざけた

先日、職場の朝礼でボスが言った。
「社員各自、明朝の朝礼で今後この部署をより円滑に回せるようにどうした方が良いか、どうして欲しいかを教えてくれ。」
との事。

明朝、僕も含め社員数人が「こうしたい、こうして欲しい、これやめて欲しい」などの要望を言った。
あくまで朝礼。時間は限られているため、全ての項目をボスは手短にまとめた。
ボスは「今更みんな付き合いも長いから、言い合って溝ができることもないだろう」
と言って、全ての項目を自分なりに「要するに」という枕詞を用いてまとめ、
「各自気をつけましょう」で終わった。
僕が思い描いていたディスカッションでもなんでもなかったのだ。
先ほど記したボスが言った「溝」に関しては、お互いの意見を細かく議論する時間もなかったので、僕から見た社員全員の顔色や場の空気は「嫌悪感」の様なものを残しつつ終わったのだった。

だからと言って、会社の愚痴をここで書き記したい訳でもなく
あくまでこれは話の例題として書き記したまでだが、僕はこの話題に少し前から考えていた、信頼関係について関連性を感じた。
なので、今回は上記の通り

信頼関係

にスポットを当てて話をしていきたいと思います。
さて行ってみましょう。

信頼関係って人と人とが繋がる上で絶対にすぐそばにいるんですよね。
しかし人と人とが付き合うためのやり方や価値観って各々違うんです。
自身で例えるならば僕は友人関係と言うものに対しては限りなく優先度の低い事柄という認識があります。この話は脱線してしまうので今は割愛させて頂きますが、僕とは真逆で友人関係を最重要と考える人も存在します。どちらかというと僕の考えの方が少数派なんじゃないかなと感じております。
かといって友達がいないのか?って疑問をお持ちでしたら答えはNOです。
ちゃんと友達はいます。笑

この友人関係。
対人関係の例題にするとすごく伝えやすいと思い選びました。
例えば

◯昔からの長い付き合いの幼馴染
◯付き合いは短いけど意気投合した職場の同僚


上記2点の関係性だけでなく、どんな関係性でも良いのですが
人間誰しもが一度はこの一言に思出会ったことがあるのではないでしょうか。

「あーあいつだから待ち合わせに5分遅れても問題ないか」

僕は最近この一言から対人関係について深く考える様になりました。

人によって信頼の定義も細かい事を言えば違う認識なのかなと思いますが
うまく説明できませんが、それぞれが持っている根本的な信条みたいなものは万国共通なんじゃないのかなと感じております。

僕にとって信頼関係というのは対人で作り上げた合同貯金の様なものなのかなって感じで、上記の一言に対しても、目には見えませんがその貯金から少し切り崩せば容認してもらえますよね。だってまた築き上げれば良い話ですし…
それをも容認してもらえるという点が信頼関係であやかれるメリットなのかなとも感じますね。
しかし就職の面接など初対面で行われるやり取りに関して言えば、遅刻なんてのはもってのほかで、1秒でも遅れたら除外されるなんてことは当然の様にも感じます。
その通りです。お互いで築き上げたものなんて一つもないのですから。

「人を軽んじてはいけない」
ちょっと脱線しそうなワードですが、ちょいと挟まさせて頂きます。
さて、上記した「5分遅れても問題ないか」発言ですが、信頼関係があれば軽視しても良いのか。だって他人の時間を5分も盗むわけですよ。小馬鹿にしてますよね。

細かく行ってしまえばもちろん良くありませんが、お互いが築き上げた貯金があるからこその冗談みたいな様にも感じます。

ここで僕思うんです。
当たり前かも知れないけど、信頼関係って許し合うことではなく

裏切らないこと

だと思うんです。

冒頭に話した職場の朝礼の話の内容も、決して大袈裟な内容じゃないんです。
かいつまんでいうと
◯お客さん相手の仕事なので優先順位考えて行動してください。
◯今一度墓所のルール等を思い返して行動してください。
◯使ったものは元に戻してください。

こんなレベルなんです。笑
どれもこれもボスが「じゃあ気をつけましょう」でまとめれる事項ですし、どれもこれもが全て社員各々が怠慢で起こしたことでもあるんです。
上記3点の◯事項をかいつまんでいうのであれば

◯「お客さんいるけど他の社員いるから無視していいや」
◯「本当はダメだけど少しくらいズルしたっていいよね?」
◯「これあとで片付けよう。もし忘れても誰かやってくれるっしょ!」


こんな感じだと思います。笑

しかしあの空気感。
僕は「ああここに信頼関係はあまりないんだなぁ」と思ってしまったわけです。

しかし会社組織規模の信頼関係となると対人であって対人でないような印象もあるのでなんとも言えませんが、僕の部署はどうやら社員それぞれよりもボスを中心とした信頼関係で成り立っている様です。
しかしこれも会社それぞれですし、人それぞれなので、あくまで僕の見解です。

さて、職場の朝礼から始まったこの話題ですが、やはり友人関係などのプライベートな部分にも関連していきます。

「あいつなんか最近付き合い悪いな」
「あいつなんか最近感じ悪いな」

当然の様に許してもらえるであろう相手に少し変化が見えたのならば
自身を改めるチャンスかも知れません。もしかしたらその人と築き上げたものは一方的にあなたが使い果たしてしまったのかも知れません。

付き合ってやってるではなく→付き合ってもらってる
感じ良く接してくれるのではなく→自分が好き勝手言ってる


少し見方の角度を変えただけで客観視というのは世界を広げます。

もし、その関係を切り捨てるのであればそれでも良いし
修復したいのであれば今までの倍以上努力が必要です。

誰だって嫌われるのは嫌なものです。
そこに関しても僕は少数派ですがね…笑

久しぶりの記事はこの辺にしときたいと思います。
この記事の中でも、さらに深掘りしたいワードが何点かあったので後日やっていきたいです。

⭐︎最後までお読み頂きありがとうございます。

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