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「二月の勝者」17冊一気読みを経て到達した地点。

久しぶりの投稿です。新年度に入ってから仕事が忙しく、ゴールデンウィーク後半に至ってようやく自宅でPCに向き合う時間がつくれました。

この間、長女と長男の受験に対してはちょこちょこと向き合ってきたつもりです。

長女に対しては新中1生としての進学塾入塾があり、長男に対しては新小3生とまだ受験には早いので向き合い方に悩みつつも、ひとまず6月にある日能研全国テストに申し込んだり、早稲田アカデミーの早実クラスの資料請求をしたりなど。(それぞれ、いずれ記事にしてみたいと思います。)

そんな中、いちばん時間をかけていたのが関連書籍を読むことで、中でもコミック「二月の勝者 絶対合格の教室」にハマってしまいました。自分のみならず、妻や長女、長男も含めて!

まさか、ここまでハマるとは思いませんでした。

物語として大人の鑑賞に耐え得る良質な作りだと思いますし、中学受験業界のことが(デフォルメされた描写があるにしても)自然と学ぶことができるつくりになっていると思います。また、作品としてのインパクトをしっかり読者に刻み込むヤマタニもところどころ設けられてもおり、退屈せずに感情移入して読んでしまいました。

特にΩクラスからJG(女子学院)を目指す柴田まるみちゃんの成長ぶりに心を奪われてしまっています。(読んだことのある方じゃないとわからないと思いますが)

本作品はまだ完結していませんが、現時点で刊行されている全17冊を読んでみての感想(到達した自分なりの境地)は「(作中の言葉を借りて表現すると)中学受験って親と子と塾との三位一体で突き進む大冒険みたいだな」というものでした。

そして、「こんな冒険、我が家でもやってみることで得られるもの、到達できる地点があるんじゃないか?いや、やってみたいし、到達してみたいかも」という読後感でした。

私自身は中学受験の経験がありませんし、どちらかというと否定的で、「高校から本人がその気になって頑張れば、上位校でも現役で行ける」という自身の体験のみに基づいた考え方みたいなものにとらわれていたのですが、「こういう挑戦、冒険の機会・時間を小学生や中学生時代に持つことも悪くないんじゃないか?」と思わせてくれた作品でした。

最後に一番響いた場面。某ツイッターで発見したものです。


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