2歳息子が粘土で作った衝撃のもの
2歳の息子は、私のパートの時間だけ保育所に行っています。
ある日、保育所からの連絡帳を見ていたら、
「今日は粘土遊びをしました。
つよちくんは一生懸命こねたりちぎったりして粘土の感触を楽しみ、(中略)
"びようさん"作った〜!!と笑顔でみんなに見せてくれました。」
と書いてあって、私は目を疑いました。
"びようさん"とは、正しく書くと「美容 sun」。
…我が家が長年お世話になっている美容院の名前です。
(※もちろん仮名です)
両親の行きつけの店を保育所でバラすな!!!!!(笑)
ていうか、そもそも何で粘土で美容院を作るんだ、とか、
数ヶ月に一度しか行ってないのに、何で粘土で作りたくなるほど覚えているんだ、とか、
いろんなことを考えて、私は笑いが止まらなくなりました。
すると息子が興味を示して近づいてきたので、「ねぇねぇ、粘土で"びようさん"の何を作ったの?」と聞いたのですが
「"びようさん"つくった」としか言ってくれませんでした。
作ったのは建物なのかシャンプー台なのか、それともクセの強い店長なのか(笑)、そこが知りたかったんですけど…(^◇^;)
ちなみに息子は少し前に、「"びようさん"ごっこする」と言って、ソファをシャンプー台に見立ててパパの髪を洗う真似をしていました。
息子は生まれた時から髪が多いので、0歳の時から"びようさん"で定期的にカットしてもらっています。
しかし、ごっこ遊びの対象にしたくなるほど記憶に残るとも思えないし、幼児を魅了する店ではないと思うのですが…
やはり、店長なのかなぁ(笑)
"びようさん"の店長は、例えると八百屋か魚屋みたいな雰囲気の人です。
簡単に言うと声がでかい、威勢がいい。
声だけ聞いてると、「ここ、八百屋か魚屋だっけ」と錯覚します(個人の感想ですが)。
でも、髪型とか服装をよく見るとオシャレだから、「あっ、この人は美容師なんだな」と思うんです…(笑)
余談ですが、なんと「美容 sun」の隣には本物の八百屋か魚屋(こちらも個人店なので、ぼかします)があります。
そこの店主も、あまり八百屋や魚屋みたいな雰囲気ではありません…
むしろ、一見そっちのほうが美容師っぽい。
逆じゃね?って、いつも思ってます(笑)
(でも、そこもとても良い店)
話を戻しますが、息子は"びようさん"の店長を見て、最初はビビってました。
まぁ、私も夫も威勢のいい人がそんなに得意ではないので、血を分けた息子も同じような反応になるのはわかります(笑)
しかも、そういう人がハサミを持って自分に近づいてくるわけだから、息子は一時期、店長を見ただけで半泣きになっていたことがありました(笑)
でも、最後に行ってから3ヶ月以上経っているのに突然「"びようさん"ごっこする」と言い出し、ついには粘土で作る(?)ようになったということは、何かが息子の心に響いているんでしょうね。
不思議です。
しかし、私も夫も「威勢のいい人が苦手」と言いつつ、実はもう10年以上"びようさん"にお世話になっています。
それは店長がただ野菜や魚を売りたいだけの人ではなく、人情のある人だからなのかなぁ〜と思います。
(※念のため確認ですが、今は美容院の店長の話をしています)
"びようさん"のお客さんを見ていると、年代の偏りはなく、本当に老若男女が利用しています。
しかも、家族で利用しているとか、小さかった子が大人になっても通い続けているっていうパターンも結構多いみたいです。
まさに地域に密着してる感じ。
だから店内は、ものすごい大雨や大雪が降ったとかでない限りは賑わっています。
我が家も結局、私と夫が付き合う前から各自で通っていて、そのうち付き合い出し、結婚して息子が生まれ…と、相当なライフステージの変化を見られているわけです。
(※たまたま行きつけの美容院が同じだっただけで、店長は私たちの馴れ初めに一切関わっておりません)
でも"びようさん"は、同じようにいろんな家族の成長を何十年と見守って来ているようなので、地味にすごいなと思います。
息子はそろそろ、髪を切ったほうがいい状態になってきました。
(毎朝寝ぐせがひどい)
今度"びようさん"に行ったら、息子が家で「びようさんごっこ」をしていたこと、そして保育所で粘土を使って「びようさん」を作った(?)ことを話してみます。
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