いつか来た道、ロックダウン(自粛)生活
考えてみたら自粛生活って私にとっては二回目だったんだって思い出しました。子供たちがまだ小さかった頃、やっと引っ越しができたものの、それまでフルタイムで働いていた事務職を辞めざるを得なくなり、やや孤独に子育てしていた時期があった事を思い返しました。当時は、経済的にかなり大変な7年間だったけれど、今では痛くない思い出になったかな。
あの7年間、生活費を稼ぐべくパート職を探し続けたものの、外国人という事で断られ続けてさすがに心折れたっけ。思い込みで資格を2つとって履歴書を送り続けた日々、、、。せっかく面接までたどり着けたカフェや工場での単純作業でさえも経験がないからと断られたりして、何なのそれ!って沈みました。昨今だったら国からの子育て支援が増えたから仕事も続けられたかもしれない、と思います。
保守的な郊外に越して来て、もちろん良い人たちにも出会えたけど、好奇の目で差別される事が続いて引きこもりがちになっちゃった。ただ、小さな土地を借りて植物を育てる趣味を見つけたのもあの頃。東京にそのままいたら、知らずにいたかもしれない楽しみ。当時の苦労話が子供たちとの貴重な思い出になった今につなげてくれた趣味です。
日本でもゴールデンウイーク中、自粛強化週間になったそうで、初めて両国(というか全世界だけど)がシンクロしてる、、。これまでは日本で起きた現象が何年か後にこっちにやって来る印象があったのだけれど。その昔ひとりよがりに自粛しちゃった時とは違って、今回は皆同じ状況、それも世界中。今週は、自宅から半径5キロの近所までお出かけしても良くなりました。食料品の買い出しなどは隣町まで行けてます。
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